庭のニゲラ、細い葉を茂らせ、花冠のシベの構造が、ニョキニョキ何ともユニークで、賑やかなたたずまい。
4?5cmの花冠、白、桃、紫、青の八重咲きの花で、一寸変わった花姿。
細い葉は細かく裂け、糸状になって茂らせ、長いトゲ状の羽状複葉で、小葉は糸状に細裂します。
細い草茎の頭頂の花冠が、風に吹かれて、ゆ?らゆら、この季節にお似合いの花です。
この花は、花姿、葉に特徴があり、少し変わった形をしており、ミステリアスな花姿です。
ニゲラとは「黒い」という意味、種子が熟すと、光沢の有る黒い種が生り、黒い種から和名を黒種草と言います。
科 名 | 金鳳花(きんぽうげ)科 |
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属 名 | ニゲラ属 | |
原 産 地 | 地中海沿岸 | |
植物分類 | 耐寒性一年草 | |
開花時期 | 5月?6月 | |
樹高・草丈 | 40cm?80cm | |
花序・花径 | 4cm?5cm | |
花 色 | 青、白、桃色など | |
花 言 葉 | とまどい、困惑、 不屈の精神 |
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撮影月日 | 2009.5.30 | |
撮影場所 | 宗像市内 |
和名 瑠璃萵苣(るりちしゃ)で知られているポリジ、
ハーブの仲間で、花が美しく魅力がある花で、Max70cm程、葉や茎全体が白い毛に覆われており、
花弁の青紫が、遠くからでも良く目立ちます。
ブルーの五弁の花が、下向きに咲き、咲き始めはピンクですが、しだいにブルーに変化していきます。
花の個体は、大変小さな花ですが、密に咲きますので大変きれい。
瑠璃萵苣(るりちしゃ)から、取れる、ルリジサ油(ボリジ油)は、γ?リノレン酸を多く含み、
最近は、サプリメントから、美容にと、幅広く人気が高い花です。
科 名 | 紫(むらさき)科 |
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属 名 | ボラゴ属 | |
原 産 地 | 地中海沿岸 | |
植物分類 | 一年草、耐寒性 | |
開花時期 | 5月?7月 | |
樹高・草丈 | 30cm?70cm | |
花序・花径 | 約 2cm | |
花 色 | 青、ピンク、白 | |
花 言 葉 | 心変わり | |
撮影月日 | 2009.5.24 | |
撮影場所 | 宗像市内 |
ミツバチが、集団で密を集めています、一寸近寄りがたい。
ハーブ園のポリジ、他のハーブの木に比べ、毛むくじゃらの産毛のため、白っぽくベールを被っているみたい。
予約投稿しています。
ご近所のTさん宅玄関前の、花壇のサルビアが大変綺麗な花を咲かせています、
サルビアには園芸品種が多く、その中でも白色と紅色のスッキリした花姿の、ホットリップス。
紅色と白色の取り合わせが美しく、見栄えのするサルビアです、
この紅い部分と白い部分の割合は、固定的な物でなく、同じ時期で有ればほぼ同じ紋様ですが、
時期がずれたり、高温時期には、赤系に傾向が現れると言われ、混合している場面も見掛けます。
科 名 | 紫蘇(しそ)科 |
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属 名 | サルビア属 | |
原 産 地 | メキシコ原産 | |
植物分類 | 半耐寒性宿根草 | |
開花時期 | 5月?11月 | |
樹高・草丈 | 50cm?60cm | |
花序・花径 | 20mm前後 | |
花 色 | 赤色、白色 | |
花 言 葉 | 家庭の徳・尊敬 | |
撮影月日 | 2009.5.24 | |
撮影場所 | 宗像市内 |
春から秋まで、夏場の暑い時期はずらし、何時も花を咲かせているように見える、開花期が大変長い花です。
近所のアルミサッシ加工工場の、隣の空き地の畑に、更紗空木の白い花が目立ち、撮影に立ち寄った折り、
木陰に、雪の下の群落を見つけ、撮ってきました。
和風庭園に、お似合いの代表的な雪の下です。
初夏に白い花を咲かせ、可憐な風情を漂わせます。
花は一見地味ですが、良く見ると、その花姿は、メルヘンチックでユニークな花姿です。
この初夏の時期に雪の下?と、思い名前の由来を調べてみました、
葉の上に白い花が咲くのを雪にみえたことから、
冬に雪の下にあっても葉が枯れないところからユキノシタといわれた、
と、名前の由来も諸説有るようで、色々の書かれ方がされており、名前の由来を知るだけで結構楽しいです。
かっては、この雪の下の葉を揉んで、切り傷などの貼り薬にしていた様で、
フラボノイド、カリウム、タンニン、精油などを含有している事から、生薬として利用されたり、
葉から抽出した成分で、化粧水、スキンケアーに利用される記事が目に留まります。
思いの外、民間薬としての利用がされているのに驚きです。
科 名 | 雪の下(ゆきのした)科 |
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属 名 | ユキノシタ属 | |
原 産 地 | 日本(本州以西)、 朝鮮半島、中国 |
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植物分類 | 半常緑性宿根草 | |
開花時期 | 5月?6月 | |
樹高・草丈 | 20cm?50cm | |
花序・花径 | 凡そ 30mm | |
花 色 | 白 | |
花 言 葉 | 愛情、好感、切実な愛情 軽口、無駄 |
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撮影月日 | 2009.5.24 | |
撮影場所 | 宗像市内 |
下は、八所宮境内、本殿横の池の周辺で群生している雪ノ下、
花茎は細長く、短い赤褐色の腺毛を持ち、白色の小花を沢山付けます。
葉は、根生し長い花柄、腎円形で縁が浅く裂け、暗緑色で脈に沿って白い斑が入っっています。
下は、以前撮影した大文字草です、花の形が雪の下にそっくり、まさに、同族の花ですね。
公園の草地には、初夏の雑草が所狭しと生い茂っております。
その中でも特別目立つのが米粒詰め草、花が小さいながら、他の雑草を凌ぐ繁殖力で他の雑草を圧倒しています。
米粒詰め草の花は、その名前の通り、米粒以下で非常に小さく、黄色い点々くらいにしか見えません。
裸眼ではとても判別できません、撮影後モニターで見て初めて細部が判るくらい撮影には根性がいります。
花は、マメ科の植物特有の蝶型、花は鮮やかな黄色、小さな黄色の蝶形花が密生して球状に咲きます。
葉は三小葉、丸い形で真ん中から折り畳めるような深い葉脈が見え茎が横に這って広がります。
名前の米粒とはとても小さいという意味らしく、白詰草の仲間です。
科 名 | 豆(まめ)科 |
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属 名 | シャジクソウ属 | |
原 産 地 | ヨーロッパ | |
植物分類 | 1年草 | |
開花時期 | 5月?7月 | |
樹高・草丈 | Max 15cm | |
花序・花径 | 2mm?3mm | |
花 色 | ヨーロッパ | |
花 言 葉 | ||
撮影月日 | 2009.5.16 | |
撮影場所 | 宗像市内 |
草地から縁石を乗り越え、アスファルト上に伸びようとしている、繁殖力旺盛。
草地は、米粒詰め草の繁殖で他を圧倒、一面覆われている。
追記
2009.5.27 米粒詰め草の名称が舞3汰さんのご指摘で、「ウマゴヤシ」と判明しました、
一部修正が発生するかと思われますが、名前を「ウマゴヤシ」と読替お願います。
成田山不動寺参道途中の公園内で、庭石菖の群生を目にします。
この場所は、アメリカフウロ、米粒詰め草、庭石菖が一面に、足を踏み込むのを躊躇うくらい群生しております。
庭石菖は、道端や芝生等の、日当たりの良い、草地に生える、草丈20cm位、5?6mmにも満たない小さな花です、
名前は、庭に咲く「石菖」の事で、サトイモ科の「石菖」の葉に似ている事から名付けられた様です。
「菖」の文字が付いている通り、アヤメ科の仲間で、花は一日で萎む一日花です。
科 名 | 文目(あやめ)科 |
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属 名 | ニワゼキショウ属 | |
原 産 地 | 北アメリカ | |
植物分類 | 多年草(宿根草) 耐寒性、野草 |
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開花時期 | 5月?6月 | |
樹高・草丈 | 10cm?20cm | |
花序・花径 | 約 5mm?6mm | |
花 色 | 白紫色、紅紫色 青紫色など |
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花 言 葉 | 繁栄、豊かな感情 豊富 |
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撮影月日 | 2009.5.6 | |
撮影場所 | 宗像市内 |
横から見た立ち姿、すらっとしたプロポーション。
蕾?で有れば真っ直ぐに伸びているはずですが、実のようにも見えます。
果実は球形の朔果、紫褐色、直径凡そ3mm、熟すにつれて下を向き、3裂して細かな種子を散布します。
道ばたや空き地、河原、畑などに普通に見られる雑草です。
花は薄い紅紫で大変小型の花です、茎の先端に散房状に付き、雑草扱いの小さくて目立たない植物、
一年草で、葉柄は長く葉は掌状に3裂?5裂、それぞれの裂片はさらに分かれた構造をしており、
茎は良く枝分かれし、全体に軟毛や細かい毛がたくさん生え柔らかい印象です、
白山風露や、現の証拠と同じ風露草科の植物です。
科 名 | 風露草(ふうろそう)科 |
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属 名 | フウロソウ属 | |
原 産 地 | 北アメリカ | |
植物分類 | 一年草 | |
開花時期 | 5月?9月 | |
樹高・草丈 | 10cm?60cm | |
花序・花径 | 凡そ 5mm?8mm | |
花 色 | 淡紅色、白色、5弁花 | |
花 言 葉 | ||
撮影月日 | 2009.5.5 | |
撮影場所 | 宗像市内 |
同じフウロソウ属の現の証拠の場合だと、花の直径は1cm?1.5cmほどありますが、
アメリカフウロは、かなり小さく、花弁の幅も狭く直径5mm程度。
公園の傾斜地の山肌に、群生している現場です。
下は別の場所の、アメリカフウロの種。
子房の種子は、花柱が裂けるに連れ、花床部の台座から、写真の様に持ち上げられ、このバネの力で跳ね飛ばされ、
種の拡散を計っていくようです。
露草、紫露草の仲間で名前のように、一年を通して、葉の緑を保ち続ける常緑種です。
道端や、山地の湿った林縁などに生え、茎は地面を這って広がります。
葉は、卵状楕円形から楕円形で互生し、縁は波打ち、茎頂の葉腋から、花柄を伸ばし、
エレガントな白い花を、数個咲かせます。
植物に関して常磐とは、木々の葉っぱの色が一年中変わらず、常に緑色を保つ事を指します。
科 名 | 露草(つゆくさ)科 |
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属 名 | ムラサキツユクサ属 | |
原 産 地 | 南アメリカ | |
植物分類 | 常緑の多年草 | |
開花時期 | 6月?10月 | |
樹高・草丈 | Max 50cm | |
花序・花径 | 15mm前後 | |
花 色 | 白 | |
花 言 葉 | ||
撮影月日 | 2009.5.17 | |
撮影場所 | 宗像市内 |
雄しべの数が多く見えますが、2個並んでいるため多く見えます。
初夏を彩る、金宝樹の花が、ご近所さんの庭で咲き始めました。
花は光沢があり、花が、ビンを洗う洗浄ブラシに似ており、この事からブラシの木とも呼ばれます。
遠くからでも大変目立つ、個性的な雰囲気の庭木で、ワンポイントとして良く映え、縁起の良い名前の木に見えます。
オーストラリア原産の金宝樹の花は、日本的な花のイメージとは、随分かけ離れた姿で目を引きます。
紅色の金宝樹ですが、白い花の咲く、品種もある様です。
科 名 | フトモモ科 |
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属 名 | カリステモン属 | |
原 産 地 | オーストラリア | |
植物分類 | 耐寒性常緑小高木 | |
開花時期 | 5月?7月 | |
樹高・草丈 | 1m?4m | |
花序・花径 | 10cm?15cm | |
花 色 | 赤、白 | |
花 言 葉 | 素直な気持ち | |
撮影月日 | 2009.5.16 | |
撮影場所 | 宗像市内 |
キンポウジュ(金宝樹)の、枝先にびっしり付いた花芽、先端部から咲き始め、花びらはありません。
花には、花柄はなく、花托が直接枝に付いており、
枝の周囲に花托が五個付き長い雄しべ、雌しべが伸びて、
多数の花糸、花柱は濃赤色、金色の柱頭、赤色の葯、襟巻き状に花房を形成しております、
この花の特徴は、この花房の先端から、又枝が伸びてきます、あまり見かけない性質に見えます。
撮影時は咲き始めで、花芽は沢山付いていますが、豪勢に咲いた状態ではありません、
一週間もすれば、樹幹一杯に、真っ赤なブラシの花を、賑やかに咲いてくれるでしょう楽しみです。
この花の名前には、鎌倉時代に承久の乱で北条氏に敗れ、佐渡へと流罪になった順徳天皇に、纏わる伝説があり、
名前の由来になっている様です。
この花は、山野に自生している、ミヤマヨメナを園芸用に改良したもので、
派手さはありませんが、日本人好みの清楚な控えめな、とても美しい花です。
科 名 | 菊(きく)科 |
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属 名 | ミヤマヨメナ属 | |
原 産 地 | 日本 | |
植物分類 | 耐寒性多年草 | |
開花時期 | 5月?6月 | |
樹高・草丈 | 15cm?40cm | |
花序・花径 | 2cm?4cm | |
花 色 | 紫青、青、白、ピンクなど多種 | |
花 言 葉 | 別れ、しばしの憩い | |
撮影月日 | 2009.5.6 | |
撮影場所 | 宗像市内 |
宗像市宗生寺境内では、勿忘草が綺麗に咲いていました、
この花には、有名な伝説がある様ですが、知られている割には地味な花に見えます、
水色、ピンク、コバルトブルー等の、10mmにも満たない小さな可憐な花を沢山咲かせます。
科 名 | 紫(むらさき)科 |
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属 名 | ワスレナグサ属 | |
原 産 地 | ヨーロッパ | |
植物分類 | 耐寒性一年草(本来は多年草) | |
開花時期 | 4月?6月 | |
樹高・草丈 | 20cm?30cm | |
花序・花径 | 凡そ 8mm | |
花 色 | 白、桃色、青 | |
花 言 葉 | 私を忘れないで | |
撮影月日 | 2009.5.5 | |
撮影場所 | 宗像市内 |
バス通りに面した民家の庭に、濃紅紫色の派手な色の、ケストルム・エレガンスが咲いています、
花は、壺形花冠で、花冠の先端が壺状にくびれ、小さな五裂片が開出し、濃紅紫色で艶々した花が咲きます、
長さ25mm前後の、壺形花冠の花が、総状にたくさんの花を付け、下垂している状態に見えます。
ドウダンツツジもしくは、アセビの花を少し大型にした感じの愛らしい花です。
科 名 | 茄子(なす)科 |
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属 名 | キチョウジ属 | |
原 産 地 | メキシコ | |
植物分類 | 常緑低木 | |
開花時期 | 2月?5月 | |
樹高・草丈 | 1m?2m | |
花序・花径 | 花冠 凡そ 10mm 長さ 3cm?5cm |
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花 色 | 濃紅紫色 | |
花 言 葉 | ||
撮影月日 | 2009.4.19 | |
撮影場所 | 宗像市内 |
木犀科、ジャスミナム属の、この羽衣ジャスミンが開花を始めております。
この花が咲くと、周りにジャスミンの大変良い香りを漂わせますので、直ぐに発見できます。
甘?いジャスミンの香りの様な、白粉の様な、良い香りです、
中国南部原産のつる性常緑樹木、公園だとか、民家のフエンスで、この時期、良い香りを発散しているのは、
決まって、羽衣ジャスミンか、匂い番茉莉が代表の花でしょう。
ジャスミンと名の付く植物は数種あり、ジャスミナム属に属する園芸品種では、羽衣ジャスミンが一般的です。
なお、ジャスミンティーは茉莉花の花が使われているようです。
蔓はよく分枝し数m伸ばし、蔓の先端に、30輪から40輪の花をまとめて咲かせます。
花色はツボミのときはピンク色ですが、開花時は白色になります。
花芯部には、雌しべが花冠より先に長く飛び出し、雄しべは遠慮がちに少し顔を見せているだけです。
科 名 | 木犀(もくせい)科 |
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属 名 | ジャスミナム属 | |
原 産 地 | 中国 | |
植物分類 | 耐寒性常緑つる性低木 | |
開花時期 | 4月?5月 | |
樹高・草丈 | つる性 | |
花序・花径 | 約 1cm | |
花 色 | 白 | |
花 言 葉 | 愛らしさ、優美、 清純、喜び、素直 |
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撮影月日 | 2009.5.16 | |
撮影場所 | 宗像市内 |
例年コスモスの咲く時期に決まって顔を見せていた、紫露草(むらさきつゆくさ)がいち早く咲いています。
名前から分かる通り露草の仲間で、違いは草背が高く多年草、くっきりした花弁を3枚持っています。
茎は直立、線形の葉が互生、茎頂に数個の花を散形状に咲かせます。
花色は、淡青色から赤紫色、ピンク色、 白色など、露草と同じ、その日の午後には、萎む一日花です。
科 名 | 露草(つゆくさ)科 |
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属 名 | ムラサキツユクサ属 | |
原 産 地 | 北米 | |
植物分類 | 耐寒性多年草 | |
開花時期 | 6月?10月 | |
樹高・草丈 | 50cm?80cm | |
花序・花径 | 2cm?3cm | |
花 色 | 紫色、淡青色、 赤紫色、ピンク、白色 |
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花 言 葉 | 快活、尊厳、尊び ひとときの幸せ |
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撮影月日 | 2009.5.16 | |
撮影場所 | 宗像市内 |
露草の園芸品種は、露草 紫御殿 常盤露草、トラデスカンティア・シラモンタナと、いくつか有りますが、
野性の露草から来る印象よりも、何れも想像している花より、遙かに美しい花を咲かせます。
ぐっと寄ってみます、
この花の特徴の一つ、花糸の柄の部分を覆う紫色の繊毛、
この繊毛は線状でなく、細胞が鎖のように繋がり、あたかもビーズが繋がっているような見える造りです、
この繊毛が、中学校の理科の細胞分裂の観察の時間に、顕微鏡の観察の教材に利用され、使われる題材です。
紫色の花弁、花糸、花柱共に濃紫、柱頭は純白、雄しべの葯は黄色、なんともシックで、お洒落な感じの花です。
この花は、開花直後は、紫で、日にちが2?3日経つに連れ、徐々に色が減色して白くなる性質があります。
名前の匂いと付くのは花の芳香を指し、番は外国を表し、茉莉はジャスミンを指している様です。
香りは、ジャスミンの様な、甘?い、白粉のような良い香りを、辺り一面に漂わせます。
満開になると、一本の木に、紫と白の花が混在して咲き、コントラストがとても映えて見えます。
茄子(なす)科、バンマツリ属の仲間では、蕃茉莉、匂い蕃茉莉、大蕃茉莉と有りますが、
外見で見分けるのは、なかなか至難ですが、おおよそ次のように記述されています。
近所の民家の、石垣の上のブロック越しに、下垂している匂い番茉莉
花の色は、最初は紫、次第に青っぽくそして白くなります、花径は3cm前後、花期 4月?5月、樹高 1.5m。
このあたりの純白の花が、開花が早く数日立っている花です。
この新緑の季節になると我が家の箱根空木の花が樹幹一杯に花を咲かせるのですが、
今年は業者に剪定をお願いする時期が遅れ、未だ花を咲かせる気配がなく、悪い事したなと反省しきりです。
気にしていると気になる物で、外出すると箱根空木、紅空木だとか目に入ってきます。
ご近所さんの紅空木、
濃紅色の花が枝にびっしりと咲きますのでとても綺麗、
紅空木の花は濃紅色で、谷空木の花の色の特に赤いものから改良した園芸品種と言われています、
名前の由来は、幹が中空である事からと言われ、自宅の箱根空木の剪定した切り口で確認してみました。
株別れしている、幹に相当する部分は、
幹の大きい部分で5cm、中空部分1cm
枝の細い部分で15mm、中空部分8mm
さすがに幹部分は中空部分の比率は低く、凡そ20%
枝部分は、中空部分の比率が高く、凡そ50%が中空となっていました。
科 名 | 吸葛(すいかずら)科 |
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属 名 | タニウツギ属 | |
原 産 地 | 朝鮮、中国、日本 | |
植物分類 | 落葉広葉低木 | |
開花時期 | 4月?5月 | |
樹高・草丈 | 2m?3m | |
花序・花径 | 3cm前後 | |
花 色 | 淡紅色?濃紅色 | |
花 言 葉 | ||
撮影月日 | 2009.5.5 | |
撮影場所 | 宗像市内 |
過日、夏茱萸の記事を投稿しましたが、別の茱萸の木に実が生っていました。
子供の頃の記憶より随分大きな実で30mmくらい有りそうです、一個だけ無断で頂戴しました。
頂戴した茱萸の実、タオルの上で実測、直径18mm、長さ30mm、案外大きな実でした。
白く清楚な手まりのような花を咲かせた小手毬が、終盤を迎えましたが、代わってお目見えがこの大手毬の花です。
アジサイを少し小型にしたような、7?8cmのボール型の花を、枝にたくさん咲かせます。
手毬(てまり)のように、丸っこく形造る花は白い花房になり、初夏の訪れを告げる定番の花です、
咲き始めは淡いグリーンに近い花は、次第に純白に変わっていきます、
また、アジサイと同じ装飾花なので、雄しべや、雌しべが退化して結実はしません。
大きな丸っぽい葉は、葉脈が極端に目立ち、彫りの深いイメージです、
科 名 | 吸葛(すいかずら)科 |
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属 名 | ガマズミ属 | |
原 産 地 | 日本 | |
植物分類 | 耐寒性落葉低木 | |
開花時期 | 5月?6月 | |
樹高・草丈 | 2m?3m | |
花序・花径 | 凡そ 8cm?10cm | |
花 色 | 白 | |
花 言 葉 | 約束を守って、天国 | |
撮影月日 | 2009.5.6 | |
撮影場所 | 宗像市内 |