フクシアの花は、イヤリングに例えられるように、可愛らしい花を、垂れ下げて咲かせます、
花数が多く、大株につくると、とても豪華な雰囲気を作り出します、
花は、外弁と内弁のカラーが異なる色合いが魅力的な花で、園芸品種も多く、花色や花姿には事欠かず、
フラワーライフを楽しめる花です。
数年前、名古屋市の親戚に行った際、桑名市長島町の『なばなの里』に案内され、
大温室の通路以外は、天井も右も左も、空間全てフクシアで埋め尽くされている、別世界の様な体験をしました、
自然の宝飾品とでも言える、見事な造形美の花は目を惹き、魅力ある花で、
今でも脳裏に焼き付けられています。
原種として流通している種類は無く、ほとんどが園芸品種で、その種類も数千種類に及ぶと言われています、
下の写真は、何時も利用している食事処の中庭のフクシアで、鉢植えで、他の植物と寄せ植えされています、
矮性タイプの種類と思われ、樹高 30cm前後の大変小型の種類で、種類名は不明です。
科 名 | 赤花(あかばな)科 | |
属 名 | フクシア属 | |
原 産 地 | 中南米 | |
植物分類 | 半耐寒性常緑低木 | |
樹高・草丈 | Max 2m | |
開花時期 | 5月~8月 | |
花 色 | 紫、桃色、赤、白など | |
花径・花序 | 2cm~6cm | |
花 言 葉 | 激しい心、交友 恋の予感、上品な趣味 信頼した愛 |
|
撮影月日 | 2011.6.12 | |
撮影場所 | 宗像市 |
花は外側の萼片は4深裂、花弁4枚、長いシベ、ベルのように下向きに釣り下がった花姿が可愛らしい、
下向きに釣り下がる花姿を、イヤリングに例えられ、「貴婦人の耳飾り」とも呼ばれる花で、
フラワーライフを楽しめる花です。
細い葉を茂らせ、花冠のシベが、ニョキニョキ何ともユニークで、フアンシーな佇まいのニゲラ、
金鳳花(きんぽうげ)科、ニゲラ属の花は、花冠径 4~5cmの一見ミステリアスな花姿です。
細い葉は細かく裂け、糸状になって茂らせ、長いトゲ状の羽状複葉で、小葉は糸状に細裂します。
細い草茎の頭頂の花冠が、風に吹かれて、ゆ~らゆら、この季節にお似合いの花です。
この花は、花姿、葉に特徴があり、少し変わった形をしており、ミステリアスな花姿です。
ニゲラとは「黒い」という意味、種子が熟すと、光沢の有る黒い種が生り、黒い種から和名を黒種草と言います。
科 名 | 金鳳花(きんぽうげ)科 |
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属 名 | ニゲラ属 | |
原 産 地 | 地中海沿岸 | |
植物分類 | 耐寒性一年草 | |
樹高・草丈 | 40cm~80cm | |
開花時期 | 5月~6月 | |
花 色 | 青、白、桃色など | |
花径・花序 | 4cm~5cm | |
花 言 葉 | とまどい、困惑 不屈の精神 |
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撮影月日 | 2011.6.5 | |
撮影場所 | 宗像市 |
長いトゲ状の羽状複葉は、糸状に細裂した小葉で、花冠の雌しべの幻想感はエキゾチックな花です。
雌しべが花冠上をクニャクニャ、雄しべの花糸が花冠上に広がる、ファンシーで繊細な草姿にも興味津々です、
この花姿を、ブロ友の『東村デジフォト日記帳』のCHIBIさんは、「魔界から来た魔女」と例えてくれました、
確かに、変則的な花冠上のシベのしなりは、ミステリアスな魔女かも知れません、
松葉状の小葉、花冠上の賑やかな、踊り出しているようなシベのアクションは、
同時にフアンシーな繊細な花姿です。
最近は、携帯電話でのカメラ撮影には、とんとご無沙汰でした、
ショップから携帯の周波数割り当ての変更に伴い、機種変更の案内を戴き、勧められるまま機種変更をしました、
新製品の機種だけに、思い掛けない目新しい機能に、興味津々・・・期待一杯の機能が目白押しです。
新しい機能は、マスターするのに時間は掛かりそうなので、ゆっくり体験することとし、
当面の、カメラ機能だけ旧製品との違いを体験しました、
携帯でも最近は、1000万画素クラスの機種は珍しくもないのですね、
microSDカードの容量の関係もあるし、WEB向けですので、フルサイズの必要もないので、
今回の分は、2Mサイズで撮り、リサイズしています。
操作も怪しい中、安易な撮影で、細かなことは端折っていますので、了承の上ご笑納下さい。
また、メーカー名、機種名等、特定名は伏せさせていただいています。
銀梅花(ぎんばいか) カメラ任せで一発目の画像。
紫陽花(あじさい)
林下の木陰の中、割に明るい場所の紫陽花の花、色合いも自然で、アップでもそこそこ。
大部操作に慣れてきました、マクロ撮影、設定はカメラ任せで撮っています、
カメラ設定等は、ほとんどコンデジ並の必要な機能は組み込まれています、
ただ、設定アクションの階層が多く、タッチ段数が多いのが気になります、
未だ操作に慣れていない所為もあり、慣れてしまえば気にならないかも知れません。
ズームアップ、露出補正は頻繁に使うので、↑↓→←Keyで簡単に設定可能、
設定値の数字、バーグラフがとても小さく見え難くく気になりますが、
シャープさ、分解能もコンデジ並、当然の事ながら、被写界深度はシステム上深く、F値=8位と言ったところ。
大葉擬宝珠(おおばぎぼうし)
ここは山中の林下の薄暗い場所、ニュートラルグレーの緑の画面に、小さな白の花が存在します、
カメラ任せで撮っていますが、やはり予想通り、薄日が差している感じになり、白い花が白飛びしています。
上の白飛びしている、大葉擬宝珠の花をマクロで(-)補正で撮っています、
陰も出来ない薄暗い場所ですが、薄日が差している感じで、もう(-)0.5段補正が必要みたい、
こんな薄暗い場所でも手ブレも気にならず大丈夫でした。
宗像市 鎮国寺境内、
木陰の中から、陽が当たっている方向に向け撮ってみました、
このアングルでは、屋根瓦の乱反射は気になるものの、これもシステム上仕方ありません、
順光、斜光では何とかなっても、角度によってはハレーションを起こしたり、
ホワイトバランスが乱れ、乱反射光下では質感を落としたりします、やはり癖は見抜き、
このカメラの特性を活かす撮り方をする限り、おおむねコンデジ並のカメラとして使えそうです。
今更ながらの事と笑われますが、胸ポケットに入る携帯の利便性をすっかり忘れていました、
機種交換した当日ですが、日曜日で梅雨の中休み、天気も良いし、台風の影響も今のところないし、
操作も怪しい中ですが、とりあえずカメラ機能だけ試すこととしました、
まだまだ場数不足ですが、操作は高機能なだけ、慣れるまで暫く掛かりますが、
思っていた以上のカメラ機能で、このカメラの特性を活かす撮り方を練習してみたいと思います、
私は車に、コンパクトデジカメを何時も載せており、通勤途中の撮影に利用しますが、
携帯カメラも使う価値がありそうです。
撮影場所は、宗像市内の住宅地の民家の庭の仙人掌(サボテン)、
珍しい仙人掌(サボテン)収集家の方を、教えて貰い尋ねてみましたが、不在で面会できず、
市道沿いの、格子フエンスの間から撮らせていただきました。
紹介いただいたときは、庭の一角にサボテンを栽培している程度としか認識有りませんでしたが、
尋ねてみると、とんでも無く本格的な収集です、ざーっと見て5~60種位は有りそうです、
庭には、各種の仙人掌(サボテン)を栽培されており、見回してみましたが、サボテン以外は見られません、
サボテン園を参考にした造りで、鉢植えは数鉢見られますがほとんどが地植です、
個人の庭としては、割に広い庭に9割方この様な、ミニサボテン園みたいな造りの庭園でした、
後日、又尋ねてみたいと思います。
撮影 コンパクトデジカメ
黄輪草(きりんそう)/(麒麟草)
我が国を原産とする黄輪草(きりんそう)、
山地や林縁、岩場や海岸の乾いた岩の上、砂礫地などに自生し、麒麟草とも書く様で、
弁慶草(べんけいそう)科、マンネングサ属の耐寒性多年草です。
株は、よく叢生して群落を形成します、太い地下茎を持ち、草丈 Max 30cmくらい、
茎をたくさん直立させて伸ばし、葉は多肉質で広倒卵形から広倒披針形、葉は中央部より先の方に浅い鋸歯が有り、
多肉質の、丸く幅広い葉っぱから、乾燥に強そうな花姿です、
6月~8月頃、茎の先端に直径5cm程度の平らな円錐花序を造り、鮮黄色の小さな花を沢山咲かせます、
花径 10mm位の小さな花は、5弁で花弁の先端は鋭く尖り、
星形の黄色い花を咲かせ、果実は袋果で、赤褐色に熟します。
科 名 | 弁慶草(べんけいそう)科 |
- 民間薬 - |
属 名 | マンネングサ属 | |
原 産 地 | 日本 | |
植物分類 | 耐寒性多年草 | |
樹高・草丈 | Max 30cm | |
開花時期 | 6月~8月 | |
花 色 | 黄色 | |
花径・花序 | 10mm | |
花 言 葉 | 警戒 | |
撮影月日 | 2011.6.12 | |
撮影場所 | 宗像市 |
上記 黄輪草(きりんそう)の仲間に万年草があり、万年草の帰化植物がメキシコ万年草です、
弁慶草(べんけいそう)科、マンネングサ属、常緑多年草、
草丈 Max 20cm程、茎は直立し、松葉ボタン風の細い葉が密につき、
6月~7月頃、小さな黄色い花をいっぱいに咲かせます。
花の大きさは上記の黄輪草(きりんそう)よりずっと小型ですが、花姿はそっくりです。
2010/07/25 投稿分流用。
梅雨真っ最中の当地ですが、前線が北上に従い、梅雨寒から一転、梅雨の中休みで30度越えの毎日です、
梅雨が明けたわけでもないのに、こんなに暑くなっては今年の夏も、どうなる事やら思いやられます、
暑さもこれからですね、皆様には、体調崩さない様、ご自愛願っています。
白丁花(はくちょうげ)は、初夏に、白または淡紅色色の、小花を沢山付ける、
茜(あかね)科ハクチョウゲ属の常緑広葉低木の花木です、
株元からよく分枝し、あまり大きくならない事からと、刈り込みに強いことから、
球造りや、生け垣などに仕立てられることが多い様です。
花は、通常、一重ですが、
園芸品種には、紫色の紫白丁花、八重の八重白丁花、葉の縁に斑が入った、斑入り白丁花などがあります、
花径 1cm前後の淡紅色の花は、葉っぱに隠れるように、散らばって咲いています、
小さな花ですが、意外と愛らしい花です。
科 名 | 茜(あかね)科 |
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属 名 | ハクチョウゲ属 | |
原 産 地 | 中国 | |
植物分類 | 耐寒性常緑低木 | |
樹高・草丈 | 0.5m~1m | |
開花時期 | 5月~6月 | |
花 色 | 白、淡紅色 | |
花径・花序 | 約 1cm | |
花 言 葉 | 純愛 | |
撮影月日 | 2011.6.11 | |
撮影場所 | 宗像市 |
この場所の白丁花(はくちょうげ)の花のタイプは、雌しべが短く、雄しべが長いタイプでした。
香りの良い淡紅色の星形の花は、直径 1cm程度、漏斗型 花冠端は五深裂、
花冠全面に短い繊毛を持ち、花芯部ほど長い繊毛が目立ちます、雄しべ 5本、雌しべ 1本。
葉の縁に疎らですが、斑が入っていますので、写真の種類は、斑入り白丁花の様です。
此方は、別の場所の白丁花、撮影 2009.10.22
市内のホテルの中庭に、洗浄ブラシ状の紅い花が目立ってきました。
花の主は、金宝樹(キンポウジュ)、花は光沢があり、ビンを洗う、洗浄ブラシに似ています。
遠くからでも大変目立つ、個性的な、雰囲気の庭木で、
ワンポイントの庭木として良く映え、縁起の良い名前の木です。
オーストラリア原産の金宝樹の花は、日本的な花のイメージとは、随分かけ離れた姿で目を引きます、
フトモモ科の常緑広葉低木、オーストラリアの原産で、
ブラシの毛に相当するのは、雄しべと雌しべで、淡い緑色の花びらや、萼は、開花後すぐに落ちてしまいます、
この木は、花序の先端から、また新しい枝を伸ばすという珍しい特徴を持っています、
花後の果実は、枝全体を取り巻く昆虫の白っぽい卵のような姿をしており、
原産地のオーストラリアでは、良く見掛ける森林火災の熱で、種が弾けて放り出され拡散していきます、
紅色の金宝樹が主ですが、白い花の品種もある様です。
科 名 | フトモモ科 |
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属 名 | カリステモン属 | |
原 産 地 | オーストラリア | |
植物分類 | 常緑広葉低木 | |
樹高・草丈 | 2m~4m | |
開花時期 | 春 : 5月~6月 秋 : 9月~10月 |
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花 色 | 赤、白 | |
花径・花序 | 10cm~20cm | |
花 言 葉 | はかない恋 | |
撮影月日 | 2011.6.5 | |
撮影場所 | 宗像市 |
花には、花柄はなく、花托が直接枝に付いており、
枝の周囲に花托が直接付き萼片の先に長いシベが伸びて、襟巻き状に花房を形成しております。
写真は、この花の特徴で、この花房の先端から、右下へ枝が伸びて来ている様子で、あまり見かけない性質です。
一個の花穂は、枝先の全周に50~60個以上の、沢山の蕾を付け、穂状花序を形成します、
写真は花序全体が開花直前の状態で、まず、それぞれの蕾から雌しべが飛び出します、
この段階では、雄しべは蕾の中でたたまれた状態で、次いで、雄しべが伸びて来ます、
花びらと、萼の様子が確認出来ます。
この場所は、ホテルの駐車場に面した一角、2階の窓くらいまでの樹高で、花一杯で割に大きな木でした。
源平下野(げんぺいしもつけ)は、バラ科の落葉低木、下野(しもつけ)の園芸品種です。
枝先に付けた散房花序は、ピンク色と、白色の小花と、ピンクと白色の小花を混在して咲かせます。
源平桜や、キメラ咲きの源平桃など、源平と名がつく花と同じように、
紅白のカラーの配色に、一定の法則は無く、1本の木でピンクと白の花を混在させて咲き分けます。
源平の名前の由来は、
源氏の白旗、
平家の赤旗からきたもので、
白色と赤色が、混在して咲かす植物を、源平桃とか、本種の源平下野と、名前に良く使われております。
良く見てみると、白地の場所のシベは白色、
ピンク地の場所のシベはピンク色と、上手に咲き分けています、桜の場合、桃の場合と同じように、
白色、赤色の混在の花も魅力です。
科 名 | 薔薇(ばら)科 |
|
属 名 | シモツケ属 | |
原 産 地 | 園芸種 | |
植物分類 | 耐寒性落葉低木 | |
樹高・草丈 | Max 1.5m | |
開花時期 | 5月~7月 | |
花 色 | ピンク+白 | |
花径・花序 | 3mm~6mm | |
花 言 葉 | ||
撮影月日 | 2011.6.12 | |
撮影場所 | 宗像市 |
大きな花序の中に一輪の紅花。
右下の花は、花の左右が、紅白に分かれています、
源平下野の花の、長いシベは、下野に比べると少なく、15本から20本くらいです。
こんな感じの株です、花数が未だ少なく、暫くすると花数も増え、華やかさも出てきます。
下野(しもつけ)の花は、薔薇(ばら)科、シモツケ属、耐寒性落葉低木で、
本州から九州にかけて分布し、里山や山地の草地や林の中に生え、庭木としてもお馴染みの花木です、
初夏に咲く五弁の花は、半球状の複散房を作り、 長いシベが目立つ、独特の色合が美しい花です、
この花の、名前は、下野国(栃木県)で、最初に発見されたことから、「下野」と名付けられたと言い、
雄しべの先端の葯が、キラキラした様子が、霜に濡れてキラキラしている風情に見え、
本当は「霜付け」ではないかとの、説もあるようです、
一方、蕾に霜のような、白い粉が掛かっているように見えることから、「霜付け」とする諸説紛々です、
確かに、キラキラした様子は、露に濡れて、輝いてるように見え、遠目でもアピールしている花です。
公園周回道路沿いの花は、どの株も、鮮やかな鮮紅色ですが、株が違うと色の違いが有る様です、
下野(しもつけ)の花は、それ程大きくならず、生垣にも良く利用されます、
花はピンク色で、雄しべが長く、花冠から長く伸びて見え、こんもりしたドーム状の花姿に成り、
開花した状態では、結構見栄えのする花です。
科 名 | 薔薇(ばら)科 |
|
属 名 | シモツケ属 | |
原 産 地 | 中国、日本 | |
植物分類 | 耐寒性落葉低木 | |
樹高・草丈 | Max 1.5m | |
開花時期 | 5月~7月 | |
花 色 | ピンク | |
花径・花序 | 3mm~6mm | |
花 言 葉 | 自由、気まま | |
撮影月日 | 2011.6.12 | |
撮影場所 | 宗像市 |
単独の花を探しましたが見つかりません、花径は凡そ 5mm前後の5弁花で、
イメージ通り、長い雄しべが踊っているような雰囲気が見られます、
キラキラ感は、写真では、花粉を噴出している葯が少なく残念ですが、
紅黒い葯に、白色の花粉が噴出し、不規則に付着している様子が、キラキラ感をもたらしている様です。
この時期、ヒベリカムの仲間の花が、華やかになって参りました、
夏を前に、山吹色をした弟切草(おとぎりそう)科、オトギリソウ属の、
同じ属の似たもの同士の花、各々特徴を持った花です。
ヒベリカムカリシナム | ヒペリカム・アンドロサエマム | 未央柳(びょうやなぎ) | 金糸梅(きんしばい) |
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弟切草(おとぎりそう)科 | 弟切草(おとぎりそう)科 | 弟切草(おとぎりそう)科 | 弟切草(おとぎりそう)科 |
オトギリソウ属 | オトギリソウ属 | オトギリソウ属 | オトギリソウ属 |
原産地 ヨーロッパ南部 | 原産地 南ヨーロッパ | 原産地 中国 | 原産地 中国 |
耐寒性常緑低木 | 半常緑小低木 | 半落葉低木 | 耐寒性常緑低木 |
樹高 30cm~60cm | 樹高 50cm~90cm | 樹高 Max 1.5m | 樹高 1m~1.5m |
開花時期 6月~7月 | 開花時期 6月~7月 | 開花時期 5月~6月 | 開花時期 6月~7月 |
花 色 黄色(山吹色) | 花 色 黄色(山吹色) | 花 色 黄色(山吹色) | 花 色 黄色(山吹色) |
花径 4cm~6cm | 花径 2cm~3cm | 花径 5cm~6cm | 花径 3cm~4cm ヒドコート種 6cm前後 |
花言葉 元気 | 花言葉 悲しみは続かない きらめき |
花言葉 きらめき | 花言葉 秘密 |
撮影月日 2010.6.5 | 撮影月日 2011.6.4 | 撮影月日 2010.6.5 | 撮影月日 2011.5.29 |
撮影場所 宗像市内 | 撮影場所 宗像市内 | 撮影場所 宗像市内 | 撮影場所 宗像市内 |
公園周回道路沿いやグリーンベルト地帯で良く見掛ける、ヒベリカムカリシナムが一段と映えてきています。
花が株全面に咲き、花期は長く、地下茎で広がり、山吹色の大きな花が、特徴で、夏の高温時にもよく咲きます。
ヒベリカム種には、似た花が多く、色は濃く、山吹色で、雄しべが長いところなどが特徴です。
地下茎を伸ばして地面を覆うヒペリカム・カリシナム、
ヒベリカムの中でも、「未央柳」に似ていますが、雄しべが格段に多く、一段と長いシベを持っています、
緑化に良く使われる「ヒペリカム・ヒデコート」に比べても、繊細な花に独特の魅力があります。
雄しべの数は、おとぎり草科特有の、五体雄しべの構造を持ち、凡そ84本×5体 400本近く持ちます、
シベの色が山吹色、葯は紅茶色、葯隔の一点で花糸につながるT字着形、葯室が縦に二裂するタイプです。
この花の雌しべは、シベ全体に同化して大変見分け難くいです、
膨らんだ子房と、少し太く先端が五裂した柱頭で薄橙色に見えます。
ヒペリカムの仲間は比較的に株立ちしますが、このカリシナムは、草丈 30cm~60cm位で、
もっぱら横に伸びる背の低い品種で、グランドカバーとして利用が主で、葉っぱは十字型対生します。
ヒペリカムの仲間では、小型の花を咲かすヒペリカム・アンドロサエマム、
花芯の、雌しべの丸い子房が特徴で、花後の黄色い実は、やがて赤い実となり、熟して黒い実になります、
写真の、花の周辺に見えている、黄色の丸いのが果実で、
この実がとっても可愛く、黄色から赤く色付き、超小型の桃みたいな実の形になり、
花と実の両方を撮られた写真の投稿を良く見掛けます。
この時期、ヒベリカムの仲間の花の中でも、一際シベの華やかさで知られている、
未央柳(びょうやなぎ)の花が、華やいでいます、
中国の楊貴妃の宮殿、未央宮に因んだと言われ、葉が柳に似ていることに例えられた、未央柳、
花が華やかで美しく、株立ちし枝先に弓なりに数個の花を付け垂れ下がり、遠目でも優雅な花です。
垣根等によく使われており、樹高1.5mくらい、
放射状に伸びた、雄しべの花糸は大変多く、凡そ200本(凡そ40本×5体)、大変長く30mm近くあります、
花芯部の大きな子房、花柱は雄しべより先端に突出し、柱頭は五裂しています、
巴状に平開した花弁は5~6cmと大きく、花糸と共に鮮やかな山吹色をしており、初夏を彩ります。
五枚の花弁、放射状に上へ伸ばす雄しべ群、花芯より長く伸ばした雌しべ、華やかさと優雅さを見せます。
おとぎり草科特有の五体雄しべの構造、雄しべの数、凡そ40本×5体で200本と多いです。
ふっくらとした黄金色の花、金糸梅(きんしばい)の花が花盛りです、
金糸梅の多くは、園芸品種で厳密には、ヒペリカム・ヒドコート種が大半です、
原種の金糸梅の花は、花径 3cm位で花は平開せず、お椀型に開くのに対し、
ヒドコート種は6cm前後で、花はほとんど平開します。
一般には、原種の金糸梅、及び、ヒドコート種を総称して、両者を金糸梅(きんしばい)と、
呼んでも差し支えない様です。
金糸梅の名は、雄しべを金の糸に、5弁の花を梅の花に見立てられて付けられた様で、
この時期、未央柳と人気を2分する花で、生け垣等によく見掛けます。
写真の花は、花径 6cmくらい有り、金糸梅の園芸品種で、ヒペリカム・ヒドコート種の様です。
花芯のパゴダ状に盛り上がった子房、花柱部より五裂した雌しべ、
おとぎり草科特有の、五体雄しべの構造、花糸は五組合着、特有の雄しべ、雌しべの構造が特徴です。
山野の林縁、深山に自生、良い香りを漂わせ、生垣や公園樹として人気の、西洋水蝋の木が満開です、
木犀(もくせい)科、イボタノキ属の半落葉樹、樹高はMax 4mくらい、
花冠は、筒状漏斗型で、先端は4深裂の、5mmほどの非常に小さな花を、樹幹一杯に咲かせます。
この木の材質は、硬質なのが特徴で、楊枝や箸、農具の柄等に利用されます、
一方、イボタロウという白蝋を採種し、家具や家屋の艶出し、戸滑り等に利用されたり、
医療用にも利用され、古くから重宝されてきた木です。
科 名 | 木犀(もくせい)科 |
|
属 名 | イボタノキ属 | |
原 産 地 | 日本、台湾 | |
植物分類 | 落葉低木 | |
樹高・草丈 | 2m~4m | |
開花時期 | 5月~6月 | |
花 色 | 白 | |
花径・花序 | 5mm~6mm | |
花 言 葉 | 禁止 | |
撮影月日 | 2011.6.4 | |
撮影場所 | 福岡県 宗像市 |
=== イボタ蝋 ===
カイガラムシの仲間のイボタロウムシという昆虫が樹皮に寄生し、分泌した白いロウ状物質を、イボタ蝋と言います。
秋~初秋に蝋を採取して、加熱溶解して布で濾過して精製、常温で固めたものを、
生薬名で虫白蝋(ちゅうはくろう)/いぼた蝋と呼びます。
採種した白い蝋状物質は、家具の艶出しや、織物の艶付け、薬品にも使われます。
花は5~6月頃、新枝の先に固まった10cmくらいの総状花序を形成、白い小花を多数つけます、
花冠は、5mm前後の、筒状漏斗形、花冠先端は4深裂、
長い雄しべ 2本、葯の色 淡小豆色、花冠面より長く突き出します、
雌しべ 1本、純白、花は微香が有ります
小さい花ですが、こんな花姿で良い香りの匂いを漂わせます、
花弁は純白、2本の葯が淡小豆色で、花冠面より長く突き出していますので、遠目ではクリーム色の花に見えます。
宗像市 ホタルの里公園 周回道路沿いの斜面に、10本くらいの全手葉椎(まてばしい)の木が、
満開、ほのかな甘い匂いを発散しています。
全手葉椎(まてばしい)は、栗と同じブナ科の植物で、公園樹として良く見られる木です、
ぶな科、マテバシイ属の常緑樹、実はあの「どんぐり」に為ります、
葉っぱは、光沢を持ち広卵形から楕円形、先端は尖り全縁、葉質は分厚いです、
栗とは、マテバシイ属、クリ属の違いはありますが、
同じ科に当たる木だけに、良く似た花を咲かせ、ぶな科の花に共通した、ほのかな匂いを発散します、
全手葉椎(まてばしい)は、雌雄同株の花を咲かせ、
雄花は、クリーム色の長いシベを、ピーンと伸ばし、花枝にびっしり付けて良く目立ちます、
雌花は、花枝に小さな雌しべの柱頭だけを、花枝に沢山付けますが、存在すら解らないくらい全く目立ちません、
この小さな、つぶつぶが受粉後、成長してドングリとなります。
全手葉椎(まてばしい)の雄花。
栗と同様の多科性の花は、風で花粉を撒き散らしています、カメラ、バッグにも降りかかり、いち早く退散です。
全手葉椎(まてばしい)の雌花。
5mmにも満たない小さな柱頭が、花枝全周に一杯付いていますが、注意して見ないと見落としそうな花です。
花水木の花に似た、同じ水木科の花、山法師の花を、見掛けるようになってきました、
ミズキ科の落葉高木で、本州から九州まで広く自生しています。
4枚の花びらに見えるものは、花を包む葉の変形したもので、総苞と呼ばれます、
その中心に、20~30個のツブツブの球状の花序が有り、小さな花が集まっています、
このツブツブの花は、花びらは四枚、花の色は淡い黄緑色、初夏に開花します、
この丸っこいツブツブの花序を僧の頭に、
総苞を白い頭巾の、山法師に見立てて、名前の由来になっているようです。
花水木の花に、一見大変よく似た花は、
山法師の花びららの先が尖っているのに対して、
花水木は花びららは先端がくびれて丸く切れ込んでいます、
又、花水木は葉が出る前に花を咲かせ、山法師の開花は葉が出た後の違いがあります。
秋には、イチゴに似た赤い実が生り甘く食べられます。
科 名 | 水木(みずき)科 |
|
属 名 | ヤマボウシ属 | |
原 産 地 | 日本、朝鮮、台湾 | |
植物分類 | 落葉広葉中高木 | |
樹高・草丈 | Max 10m | |
開花時期 | 6月~7月 | |
花 色 | 白、淡ピンク | |
花径・花序 | 7cm~10cm | |
花 言 葉 | 友情 | |
撮影月日 | 2011.5.22 | |
撮影場所 | 福岡県 |
この木は、樹高凡そ3m位でそれ程大きくありません、しかも花弁の色が黄色味が掛っております。
中国原産の常緑種、陽光と言う種類は、樹高2m~4m、花は黄色と言いますので、ひょっとしたらと思いましたが、
木の名札には、山法師 (やまぼうし)と書かれていました。
花の花芯部、中央部のつぶつぶの一つずつが花です。
写真は、蕾の状態、開花時はこのつぶつぶが開いて、小さな黄緑色の四弁花で雄しべが四本突出します。
春の花水木は、日本TVの「火曜サスペンス劇場」のテーマ曲で、一青 窈さんが歌っていましたので、
人気が高く良く知られていますが、仲間のこの山法師はそれ程人気が有るようには思えません、
花弁の先端が、くびれて丸い花水木に対し、先端が尖っている違いはありますが、
花水木に負けないくらい、街路樹でも多く植樹されています。
夾竹桃(きょうちくとう)科テイカカズラ属の常緑蔓性木本、
我が国の本州から四国・九州、それに朝鮮半島に分布しています、
茎から付着根を出して、他の樹木や岩に絡みつき10m以上よじ登りますが、樹木に巻き付くことは有りません、
茎の随所から出ている気根は、水分や栄養分を吸収しますので、茎の太さは、葉の量に比べて大変細いです。
葉は卵状皮針形で光沢があり、対生します、
林床や、幹などを這う蔓の葉は、小さくて波状の浅い鋸歯があり、脈沿いに白っぽい斑が入ります、
5月~6月頃、枝先や葉腋から集散花序を出し、花径2cmほどの芳香のある花を咲かせますが、毒性があります。
科 名 | 夾竹桃(きょうちくとう)科 |
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属 名 | テイカカズラ属 | |
原 産 地 | 本州から四国・九州 朝鮮半島 |
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植物分類 | 常緑蔓性木本 | |
樹高・草丈 | 蔓性 | |
開花時期 | 5月~6月 | |
花 色 | 白→薄黄色 | |
花径・花序 | 2cm前後 | |
花 言 葉 | 優雅 | |
撮影月日 | 2011.6.5 | |
撮影場所 | 福岡県 |
花びらの、裂片は捻れて平開し、一見スクリューの様なイメージを持たせ、綺麗な花を咲かせますが、
花は夾竹桃科の花なので、同様に毒性が有りますので注意が必要です、
夾竹桃と似た花は、花びらの旋回方向は逆方向の捻れがあり、
花冠筒の基部は細目で、先がやや膨らんだ形状をしています。
当地の公園の奥の林の中です、大きな木によじ登り、蔓を伸ばしていきます。
初夏のこの時期、エゴノキが、白色、淡紅色の芳香のある、小花を沢山咲かせています、
枝から鈴なりに下向きに花を付ける耐寒性落葉小高木です。
小枝の先端の葉腋に総状花序を付け、数多くの白い清楚な花を下垂させます、
長い花柄で、ぶらさがって咲く特徴的な花姿で、良く目立ちます、
葉は小さく互生、長楕円形で先端は尖り、葉縁は浅い鋸歯を持っています、
7月頃に灰白色の卵形をした果実が実り、秋には種皮が茶色に変色し、裂けて中の種が見え始めます。
結実した果皮には「えぐみ」があることから、「エゴノキ」と名が付いています、
その、えぐみの元は、サポニンと言う成分で、
未熟の果実は有毒で、昔はこれを擂りつぶして川に流し、魚を捕ったりしましたが、現在では禁止されています、
また、発泡性があるので、石鹸の代用にされた時代もあったようです、
果実は熟すと、ヤマガラなどの小鳥が良く啄む様子を見掛けます、
また、秋には鮮やかな黄葉となり、花の時期とは、また違った表情を見せてくれます。
科 名 | エゴノキ科 |
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属 名 | エゴノキ属 | |
原 産 地 | 日本 | |
植物分類 | 落葉小高木 | |
樹高・草丈 | Max 10m | |
開花時期 | 5月~6月 | |
花 色 | 白、紅 | |
花径・花序 | 1.5cm~3cm | |
花 言 葉 | 壮大 | |
撮影月日 | 2011.5.21 | |
撮影場所 | 福岡県 宗像市 |
紅花エゴノキ
エゴノキの実 2010.8投稿分
花の並び通りに、ずらーっと実がぶら下がっています、結実率が高い木の様です。
空木(うつぎ)は、雪の下(ゆきのした)科、ウツギ属の落葉低木です、
枝先に円錐花序を出し、5弁の小さな白い花を多数つけるお馴染みの花木です。
別名が卯の花(うのはな)で、
小学生唱歌「夏は来ぬ」で、「卯の花の匂う垣根に・・・」と歌われている、あの卯の花(うのはな)です。
空木(うつぎ)の、茎や枝の髄が中空になっているのが特徴で、夏の訪れを知らせてくれる花です、
空木の仲間の種類は多く、林縁や公園樹や生垣としても多く見掛け、花付きが良く、樹姿も良く似ています、
微香の花には、蜂など沢山の昆虫が群がっているのを見掛けます。
科 名 | 雪の下(ゆきのした)科 |
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属 名 | ウツギ属 | |
原 産 地 | 日本、中国 | |
植物分類 | 耐寒性落葉低木 | |
樹高・草丈 | 1m~2m | |
開花時期 | 5月~6月 | |
花 色 | 白、ピンク | |
花径・花序 | 約 1cm | |
花 言 葉 | 謙虚 | |
撮影月日 | 2011.6.4 | |
撮影場所 | 宗像市 |
枝先に円錐花序を付け、芳香の白い花を咲かせます、花は5弁花、雄しべ 10本、雌しべ 3~4本、
雄しべの花糸が特徴で、花糸柱に翼片が付いています、
一般的には、黄色の葯を支える花糸は、細い花糸ですが、
空木の場合、下の写真のように、花糸が横広の翼片状で、
その翼片上部の肩部が、花床部下部より大きく、張り出しているのが、空木(うつぎ)の特徴です、
また、雌しべも3本見えます。
更紗空木(さらさうつぎ)は、雪の下(ゆきのした)科、ウツギ属の落葉低木で、空木の近縁品種です、
5月~6月頃、花びらの内側が純白、裏側が紅紫色の、愛らしい花を咲かせます、
花は、八重咲きの甘い香りを漂わせ、枝先が垂れ下がるほど、重弁の花を多数咲かせます、
空木の仲間は、ほとんどが白色の花を咲かせますが、
本種は、花びらの内側は白色、裏側は淡い紅紫色で、そのコンビネーションが大変愛らしい花です。
科 名 | 雪の下(ゆきのした)科 |
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属 名 | ウツギ属 | |
原 産 地 | 日本 | |
植物分類 | 落葉低木 | |
樹高・草丈 | Max 2m | |
開花時期 | 5月~6月 | |
花 色 | 純白、 花弁裏側 紅紫色 |
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花径・花序 | 約 1cm | |
花 言 葉 | ||
撮影月日 | 2011.6.4 | |
撮影場所 | 宗像市 |
花は芳香の八重咲き、色は純白、枝先から俯き加減に花を咲かせます。
枝先に円錐花序を着け、花を下向きに咲かす、
花は八重咲き(重弁)、この色合いが更紗模様に見えることから、更紗空木と名付けられている様です。
初夏の頃、額紫陽花に似た、額空木の花が咲いています、
空木(うつぎ)の茎葉に似た、雪の下科、アジサイ属の落葉低木です。
花姿は、白い装飾花と、中央に淡黄緑色の小さな両性花を持ち、額紫陽花に見間違います、
幹は、良く枝分かれし、それぞれの枝先に散房花序を出し、
各小花は、中央に淡黄緑色の小さな両性花を咲かせ、
中央の両性花を取り囲むように周辺部に装飾花が囲みます。
科 名 | 雪の下(ゆきのした)科 |
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属 名 | アジサイ属 | |
原 産 地 | 日本(東海以西) | |
植物分類 | 落葉低木 | |
樹高・草丈 | 1.5m~2m | |
開花時期 | 5月~6月 | |
花 色 | 淡黄緑色 萼片 白 |
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花径・花序 | 7mm~8mm | |
花 言 葉 | 明日の幸福 古風、風情、秘密 |
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撮影月日 | 2011.5.22 | |
撮影場所 | 福岡県 |
姫空木(ひめうつぎ)は、空木(ウツギ)の近縁種、日本原産の植物で、関東以西、沖縄を除き見られます、
空木(うつぎ)等と共に、小型の白い花が可愛いく、古くから庭園樹として利用されて来ました、
花のサイズが、空木より少し小さいところから、姫空木(ひめうつぎ)と呼ばれます、
仲間に、コゴメウツギ 、 タニウツギ 、 コツクバネウツギ等が有り、
名前の通り、樹高が比較的小型で、花の大きさは他の空木より僅かに小振りな点が、観賞用に人気のようです。
科 名 | 雪の下(ゆきのした)科 |
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属 名 | ウツギ属 | |
原 産 地 | 関東以西 | |
植物分類 | 落葉低木 | |
樹高・草丈 | Max 1.5m | |
開花時期 | 5月~6月 | |
花 色 | 白 | |
花径・花序 | 10mm~15mm | |
花 言 葉 | 秘密 | |
撮影月日 | 2011.5.15 | |
撮影場所 | 福岡県 |
枝先に円錐花序を付け、芳香の白い花を咲かせます、花は5弁花、雄しべ 10本、雌しべ 3~4本、
雄しべの花糸が特徴で、花糸柱に翼片が付いています、
一般的には、黄色の葯を支える花糸は、細い花糸ですが、
姫空木(ひめうつぎ)の場合、下の写真のように、花糸が横広の翼片状で、
その翼片上部の肩部が、花床部下部より大きく、張り出しているのが、姫空木(ひめうつぎ)の特徴です、
また、雌しべも3本見えます。
花の数は未だ少ないですが、小型の樹形、純白の花が何とも清々しい花です。