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Blog Community:花の写真 - 写真 | 四季の花 | COMMENT:2 | TRACKBACK:0| edit

里山から、山間、登山道に掛け、山野草が道まではみ出して来ています、
中でも塔花(トウバナ)は、何処でも見掛ける山野草で、紫蘇(しそ)科、トウバナ属の多年草です、
花株は決して小さくはありませんが、花は仏の座と比較しても格段に小さく、米粒の1/3以下、
一寸見でもピンクの点々としか見えず、多分お線香の断面より小さいかも知れません、

花株は3層4層と多段に段咲きし、この姿を、お寺の仏塔に見立てた様です、
茎は基部が這い、株立ち、葉は対生、卵形、花茎が塔状、数段に淡紅色の小花を数個ずつ輪生します。

塔花(とうばな)(53858 byte)

 科   名  紫蘇(しそ)科
  • 茎の下部は地面を這って株立ち
  • 茎は四角形で産毛、束生
  • 葉は葉柄を有し、狭卵形または 卵形で浅い鋸歯、対生
  • 葉は長さは3cm位、幅は2cm程
  • 花茎に塔状に数段の花穂、疎らに輪生
  • 花は淡紅色の花冠端5裂の筒状合弁花、上唇弁は2裂、下唇弁は3裂
  • 萼には長い軟毛・腺毛を持ち、やや赤味を帯びる
  • 雄しべ 4本、長短 2本、両性花
  • 4分果を付ける
  • 段咲きする花姿を、お寺の仏塔に見立てた
 属   名  トウバナ属
 原 産 地  本州以南の日本各地
 朝鮮、中国
 植物分類  多年草
 樹高・草丈  10cm~30cm
 開花時期  6月~9月
 花   色  薄ピンク
 花径・花序  2mm以下
 花長 約 4mm
 花   型  唇形筒状合弁花
 花冠端五裂
 生育場所  山野
 花 言 葉  私を閉じ込めないで
 撮影月日  2012.5.27
 撮影場所  宗像市 
      

下は、茎上から見る、輪生している花穂の一部です、
花穂から花柄を伸ばし小花を輪生、花柄、萼、花の外側には微毛が密生しています。

塔花(とうばな)(44477 byte)

疎らに付く花は、淡紅色の花冠端5裂の筒状合弁花、
上唇弁は2裂、下唇弁は3裂した唇形筒状花です、
花冠径 実測 約 2mm以下、お線香の断面以下くらいで小さな花です、花長 約 5mm。

塔花(とうばな)(36184 byte)

少し引いてみます、登山道の少し開けた半日陰の場所を好むようで、群生しています、
付近は、野草がびっしり所狭しと生えています、
花株は仏の座を小型にした感じ、目立ちませんが群生しているとは言え、振り向いてもらえる花ではないようです。

塔花(とうばな)(100089 byte)

撮影 コンパクトデジカメ

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里山から山間に掛かる草むらの斜面に、思いも掛けない靫草(ウツボグサ)の群生を発見です、
周辺を見回すと、今まで見つけられなかったことが、不思議なくらい点在しています、
ただ雑草が嫌と言うほど生えており、近くで蛇を見掛けたこともあり、足を踏み込むのを躊躇します、
加えて足場が悪い、

不気味な思いが拭いきれない上に、靫草(うつぼぐさ)とは、名前から何とも気が重い思いです、
まさか海の生き物のウツボではないでしょうに、
不気味な思いが故に、嫌な思いを連想しますが、果たして、この「靫」がどういう物か調べてみると、

  • 「矢を納めて射手の腰や背につける細長い筒」
  • 「ふつう竹製で漆塗り、上に毛皮や鳥毛・毛氈(もうせん)の類を張ったものもある」

との解説が有りますが、経験のない私には、さっぱり???、
どうも、弓矢の矢を収納する携帯用の竹製の筒を「靫」と言うらしいです、
蛇と関連付け、気味悪がったり、いやはや早合点も、お粗末すぎました。

靫草(うつぼぐさ)は、紫蘇(しそ)科、ウツボグサ属の宿根草です、
葉は対生、四角い茎にラベンダーに似た、毛ば立った青紫の唇形型花冠の花穂を咲かせます。
シソ科の花に共通した花株、花姿です、
草丈は30cm程、ランナーを伸ばして繁殖することから、群生している傾向があります、
花の時期が終わると、花穂が褐色に枯れることから「夏枯草(かこそう)」と呼ばれ、
花穂を乾燥させたものを、生薬の夏枯草(利尿・消炎薬)として利用されます。

靫草(うつぼぐさ)(103161 byte)

 科   名  紫蘇(しそ)科
  • 日当たりのよい山野の草地に生える
  • 草丈は30cmほどの小ぶりな宿根草
  • 茎は直立、断面は4稜(四角形)
  • 葉は長楕円状披針形、対生、浅い鋸歯が有る
  • 茎、葉には白い短毛を持つ
  • 茎頂に肉穂花序、ラベンダーに似た青紫の花穂
  • 花は、唇形花冠
  • 上唇弁は兜のような形状
  • 下唇弁は3裂、真ん中の裂片は細かく切れ込む
  • 萼片は5枚、先端が鋭く尖る
  • 名前は、花序の姿を、矢を入れる靭(うつぼ)に見立てた事が語源
  • 花の後の枯れた穂を乾燥、生薬の夏枯草と言い、利尿、消炎薬として利用
  • 別名 夏枯草(かこそう)
 属   名  ウツボグサ属
 原 産 地  東アジア
 植物分類  宿根草
 樹高・草丈  10cm~30cm
 開花時期  6月~8月
 花   色  青紫
 花径・花序  10mm
 花   型  唇形花冠
 生育場所  山野の草むら
 花 言 葉  協調性
 優しく癒す
 撮影月日  2012.5.27
 撮影場所  宗像市 
      

茎、葉、花に白い短毛を持ち、花穂の下の方から上へ咲き上がる傾向があるようです。

靫草(うつぼぐさ)(64551 byte)

靫草(うつぼぐさ)(69053 byte)

ぐっと引いてみると、こんな感じ、
靫草(うつぼぐさ)は、花も疎らで、色合いからか、レースラベンダーに似た花に見えます。
丁度、薊の花の咲くタイミングに重なり、花姿は全く違いますが、色合い的に、てっきり薊と見間違えた程です。

靫草(うつぼぐさ)(104852 byte)

撮影 コンパクトデジカメ

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里山の竹藪の中から、吸葛(すいかずら)が蔓を伸ばし花を咲かせています、
咲き始めは白い花で、次第に黄色の色に変化し、あたかも2色の花が咲いている様に見える山野草です、
花は唇状に大きく2裂し、上唇弁は上側に反り返り先が四裂、下唇弁は下側に反り返る、二唇弁の独特の花形です。

花には芳香が有り、長いシベが花冠前面に付きだし、軽やかな花姿です。
金銀花(キンギンカ)と言う別名を持ち、
花が開花直後は白色で、徐々に黄色くなる過程を、金色と銀色の花に例えた事に語源がある様です、
花は2個ずつ並んで咲き、同じ仲間にハニーサックルやツキヌキニンドウがあります。

吸葛(すいかずら)(101536 byte)

 科   名  吸葛科
(すいかずら)
  • 北半球に2千種程分布、わが国には、その内 25種が自生
  • わが国では普通の山野に自生
  • 葉は楕円形、その一部が落葉する半落葉性の蔓性植物
  • 葉は楕円形から長楕円形、対生
  • 蔓は右巻きに近くの樹木に巻き付いて生長する
  • つぼみは薄く紅色を帯びている
  • 枝先の葉腋に2個ずつ花を咲かす、花には甘い芳香有り
  • 花弁は細長い筒状、唇形花で上下に2深裂の長い花筒
  • 上唇弁は先が浅く四裂し上側に反り立つ
  • 下唇弁の1枚は下側に曲がり込む
  • 雄しべ5本、花柱1本、先端の柱頭は太い
  • 咲き始めは白色か淡紅色、後に黄色に変色
  • 果実は秋に2個並び、黒く熟し液果で直径5~6mm
  • 花や葉は、お茶や忍冬酒、漢方に使用
  • 皮膚病や、解熱、消炎、利尿に薬効があるとされます
  • 別名 金銀花(きんぎんか)、忍冬(ニンドウ)
 属   名  スイカズラ属
 原 産 地  日本、中国
 植物分類  耐寒性半落葉蔓性低木
 樹高・草丈  つる性
 開花時期  5月~6月
 花   色  白、黄色
 花径・花序  約 3cm
 花   型  唇状花冠
 生育場所  山野
 花 言 葉  愛の絆、献身的な愛
 友愛
 撮影月日  2012.5.26
 撮影場所  宗像市 
      

吸葛(すいかずら)(52196 byte)

花は開花後は白色、花の外側は、淡小豆色。

吸葛(すいかずら)(43390 byte)

枝先の葉腋に2個ずつ花を咲かし、甘い芳香を放ちます、
花弁は細長い筒状唇形花で上下に2深裂の長い花筒を持ちます、
花冠の、上唇弁は先が浅く四裂し上側に反り立ち、下唇弁の1枚は下側に曲がり込みます、
雄しべ5本、花柱1本、先端の柱頭は太いです、
下の純白の2輪は開花間もない花、その下に、開花後数日が経つ花が、黄色に変色しています。

吸葛(すいかずら)(43630 byte)

撮影 コンパクトデジカメ

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5月も下旬に差し掛かると、
山中では、可憐な風情を漂わせる、雪ノ下がメルヘンチックな花姿を見せ始めました、
和風庭園お似合いの代表的な雪の下ですが、愛らしい風情から、個人の花壇でも人気の花です。

この時期に雪の下とは時期的に不釣り合いですが、
濃い緑の葉っぱの間から伸びた花茎に、びっしり付く白い花を、雪に見立てたとも、
又、冬期の降った雪の下にあっても、葉が枯れないところからと、名前の由来も諸説有るようです。

かっては、この雪の下の葉を揉んで、切り傷などの貼り薬に利用されたり、
フラボノイド、カリウム、タンニン、精油などを含有している事から、生薬として利用されたり、
葉から抽出した成分で、化粧水、スキンケアー等にも利用され、民間薬として利用も盛んな花です。

雪ノ下(ゆきのした)(39310 byte)

 科   名  雪の下科
(ゆきのした)
  • 草丈 20cm~50cm
  • 根本から匍匐枝(ランナー)を伸ばして繁殖する
  • 葉は根生で叢生(そうせい)でロゼット状、長い柄、腎円形
  • 葉脈に沿って白い斑、裏面 暗紫色を帯びる
  • 茎や葉には産毛
  • 花期 5月~6月、葉の間から、花茎を伸ばし上部に円錐花序
  • 花色 白
  • 花弁 五枚 上側の3弁は卵形、薄紅色で濃い赤紫色と黄色の斑紋
  • 下側の2弁は花弁に斑は無く純白、長さが不同で大きい
  • 雄しべ 10本、葯は小豆色
  • 雄ずいは、成熟すると、すぐに落ちて花糸だけが残る
  • 雌しべ 2本、子房の周りを黄色の花盤が半円形に囲む
  • 果実は朔果で広卵形、種子は楕円形
  • 花の形は、近縁種の同族の大文字草に似て、「大」の字に見える
  • 葉は精進料理など、天ぷらにして食用可
  • 葉を乾燥させ虎耳草(こじそう)という生薬として利用
  • 葉から抽出した成分は、化粧水、スキンケアーに利用される
 属   名  ユキノシタ属
 原 産 地  日本(本州以西)
 朝鮮半島、中国
 植物分類  半常緑性宿根草
 樹高・草丈  20cm~50cm
 開花時期  5月~6月
 花   色  白
 花径・花序  凡そ 30mm
 花   型  五弁花
 上側の3弁は卵形、
 下側の2弁は、
 長さ不同で大きい
 生育場所  山野
 花 言 葉  愛情、好感、
 切実な愛情
 撮影月日  2012.5.26
 撮影場所  宗像市 
      

花茎は細長く、短い赤褐色の腺毛を持ち、白色の小花を沢山付けます、
花弁は5枚 花色は白色、上部の3枚は卵形、薄紅色で濃い赤紫色と黄色の斑紋、
下側の2枚は花弁に斑は無く純白、上部の花弁に比べると長大で、長さが左右不揃いです。

雪ノ下(ゆきのした)(41298 byte)

長い雄しべ 10本、葯は小豆色、雌しべ 2本、子房の周りを黄色の花盤が半円形に囲みます、
成熟した雄ずいは、すぐに落ちて、花糸だけが残ります。

雪ノ下(ゆきのした)(45974 byte)

山中の開けた半日陰の場所に密生している場所、こういった場所を点々と見掛けます、
葉は、根生し長い花柄が有り、腎円形で縁が浅く裂け、暗緑色で脈に沿って白い斑が入っています、
根本から伸ばす、匍匐枝(ランナー)で繁殖する為、群生する傾向がある花です。

山中の開けた半日陰の場所に密生している雪ノ下(ゆきのした)(107171 byte)

里山の石垣に密生している、こんな場所もあります。

石垣に密生している雪ノ下(ゆきのした)(109723 byte)

撮影 コンパクトデジカメ

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この時期の香りの花の代表格、羽衣(はごろも)ジャスミンの花が終盤期を迎える頃になると、
代わって匂番茉莉(においばんまつり)が、花を咲かせ、ジャスミンの花に負けない良い香りを発散させます、
この花は、開花直後は紫色で、次第に藤色、そして日にちが数日経つに連れ、
徐々に、色が減色して、白色になる特性があります。
名前の「匂い」とは花の芳香を指し、
「番」は外国を表し、
「茉莉」はマツリカ、つまりジャスミンを指しています。

バンマツリ属には、30種ほど有りますが、中でも匂い番茉莉が、代表的品種です。
花も美しく、その芳香は、東洋のジャスミンに匹敵すると言われ、
花径 4cm程、一本の木に、紫と白の花が混在して咲き、コントラストがとても映えて見える花です。

茄子(なす)科、バンマツリ属の仲間では、大別して、蕃茉莉、大蕃茉莉、匂い蕃茉莉と有りますが、
外見で見分けるのは、なかなか至難で、おおよそ次のように記述されています。

  • 「番茉莉」は、凡そ 花経 40mm~50mm、匂番茉莉より香りが劣る、
  • 「大番茉莉」は、葉も、花も、蕃茉莉より一回り大型で、匂いも強い品種です、
  • 「匂い番茉莉」は、凡そ 花経 30mm~40mm、代表品種でジャスミンの香りに似た芳香を持ちます、
下は、フエンス越しに、市道の方に下垂している匂い番茉莉。

匂い蕃茉莉(においばんまつり)(47110 byte)

 科   名  茄子(なす)科
  • 初夏から夏に開花
  • よく分枝して、Max 3m前後
  • 葉は楕円形、対生し、先端が尖る
  • 花がジャスミン属の茉莉花(まつりか)に似ている
  • 花の色は開花時は紫、しだいに藤色、数日後に減色して白くなる
  • 花は花筒が長く花冠が皿状に開いている、高杯形
  • 花冠は平開、径4cm
  • 春から夏にかけて、芳香のある花を咲かせます
  • 別名 ブルンフェルシア、マツリカ
 属   名  バンマツリ属
 原 産 地  南アメリカ
 植物分類  常緑低木、半耐寒性
 樹高・草丈  2m~3m
 開花時期  5月~8月
 花   色  紫→しだいに藤色→
 数日後に白
 花径・花序  30mm~40mm
 花   型  高坏形、花冠平開
 生育場所  家庭園芸、公園
 花 言 葉  浮気な人、熱心
 撮影月日  2012.5.26
 撮影場所  宗像市 
      

花は、ナス科の花だけにイメージはありますが、特徴的なシベの存在感が遠慮っぽく見えます、
匂いは木犀科の羽衣ジャスミンと良く似て、区別つかないくらい同じ香りで、
とっても良い香りがしています、鼻を近づけるとクラクラっとする強い香りです。

花は花冠筒が長く、花冠が皿状に平開する高坏形、花冠は凡そ径4cm、
花の色は、最初は紫、次第に青っぽく、後に白くなります、花期 4月~5月、樹高 1.5m、
羽衣ジャスミンの花の終盤期頃から、匂い番茉莉の花がこれに代わり開花し、
道路を歩いていても、どこからとなくジャスミンの香りが漂って来ます。
開花間もない時期は、下の花のように紫色。

匂い蕃茉莉(においばんまつり)(25889 byte)

花の色は開花後、しだいに藤色、数日後に減色して白くなります、下の写真は僅かに薄く紫色が残っています。

匂い蕃茉莉(においばんまつり)(25010 byte)

蕾が沢山見られ、まだまだ暫くこの空気感は続きそうです。

匂い蕃茉莉(においばんまつり)(88283 byte)

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椨の木(たぶのき)

山頂の、山の神の社の前の、大きな椨の木(たぶのき)が花を付け始めています、
楠(くすのき)科、タブノキ属の常緑高木、「しい」や「かし」に並び、わが国の暖帯林を代表する花木です、
本州から四国、九州、朝鮮半島南部に分布し、
樹高10m~20m、花期4~5月、果期7~8月、
葉は倒卵状長楕円形で互生、全縁で艶があり、
5~6月頃に、円錐花序に黄緑色の小花を付け、
7月頃に、球形の緑色の液果が生り、熟すに伴い黒紫色の実に成長します。
葉と樹皮に含まれる粘質物は、お線香の粘結剤として用いられ、
また、樹皮に含まれるタンニンが、八丈島では黄八丈の染料に用いられているそうです。
別名 イヌグス、タマグス。

椨の木(たぶのき)(109848 byte)

春先に花芽と葉芽が混在した混芽を枝先につけ、随分前から確認できていましたが、
膨らんだ冬芽から、一気に花と葉が吹き出し、漸く開花です。

椨の木(たぶのき)(79333 byte)

木は樹高10m以上と大きく、花のUPは撮れませんが、幸いに社の前の傾斜地が役立ちそうで、
傾斜地の上から手を伸ばして撮っています、窮屈な姿勢のため、手ブレばかり、これ一枚が辛うじて使えそうです、
花は両性花、花被片は6枚、花冠径凡そ10mm。

椨の木(たぶのき)(29987 byte)

撮影 コンパクトデジカメ


立浪草(たつなみそう)

里山から山間に掛ける林縁に、碧紫色の印象的な立浪草(たつなみそう)が見られます、
本州から九州に至る、明るい草原や林の縁に自生している立浪草(たつなみそう)
紫蘇(しそ)科の多年草、茎は短く四角で、地下茎から立ち上がって、高さ20~30cm、
初夏になると茎頂に5~8cmの花序、碧紫色または白色の唇形花を一方向に向け花を咲かせます、
花の下唇片は広く、中央に紫の斑点模様があり、
花姿が特徴的で、基部で曲がって立ち上がり、咲き方が、泡立つ波頭を思わせ、名前の由来になっています、
浮世絵に描かれる波を連想させると言うことのようです、
また漢方では、根を強壮剤として利用されています。

立浪草(たつなみそう)(38432 byte)

立浪草(たつなみそう)(44375 byte)

立浪草(たつなみそう)(46251 byte)

白花種

立浪草(たつなみそう)(58553 byte)

立浪草(たつなみそう)(35477 byte)

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海桐(トベラ)

公園、道路の緑化帯などで、良く見掛ける海桐(トベラ)の花が満開です、
ここは、ふれあいの森運動公園内、見晴らしの丘展望台につながる周遊道路脇で10数本が点在しています、
トベラ科トベラ属の常緑広葉小高木、樹高は2~3mくらいの木です。

幹は灰色で、葉は枝先に密生し互生、楕円状倒卵形で、葉先は丸みを帯びヘラ状、凡そ長さ10cm、幅3cm、
葉質は革質で光沢があり、全縁、表面は濃緑色、裏面は灰色を帯びています、
花の開花は5~6月、雌雄異株、枝先に5弁の白い花を集散花序に付け、良い匂いを漂わせます、
花の時期が終盤に近づくと、花の色は、白から黄色に色が変化します。

トベラの葉には、サポニンの一種の殺菌性ヘデラゲニン、収斂作用があるタンニンを含有し、
乾燥した葉を水洗いし、日干し乾燥させたものを煎じ、寄生性皮膚病に民間薬として利用された様です。

海桐(とべら)(106555 byte)

海桐(とべら)(57543 byte)

海桐(とべら)(41561 byte)

上3枚撮影 コンパクトデジカメ

参考 下は2009年11月に撮影分を流用。
革質で厚い葉は、乾燥すると外側に巻き込み、果実は球形で10月ころ黄色く結実し、後に完熟に伴い、
3裂開し、中の種子は朱く、粘り気のある物質に包まれた種子が見られるようになります、
この果実には独特に匂いがあり、除夜に、これを門扉に挟み、魔除けとする風習があったらしく、
別名、扉の木(トビラノキ)とも言い、トビラが訛ってトベラになったとも言われます。

海桐(とべら)の果実(38406 byte)


伊豆千両(いずせんりょう)

伊豆千両(イズセンリョウ)はヤブコウジ科イズセンリョウ属の常緑低木です、
本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、湿った常緑樹林の中に生え、樹高は1m~1.5mです、
葉は、長楕円形で先端が鋭く尖り互生、葉縁には不規則な鋸歯が有り無毛です、
花は、4~5月頃、葉腋に白色の5mmくらいの筒状花を総状花序に付け、黄白色の花を咲かせます、
果実は、艶のないクリーム色、晩秋から翌年春まで乳白色に熟します。
花の名前は、千両に似て伊豆半島地方で多く見られると言うところが語源です、
葉は生薬で杜茎山(とけいざん)と言い、解毒、消腫などの薬効があります。

伊豆千両(いずせんりょう)(115747 byte)

伊豆千両(いずせんりょう )(62485 byte)

伊豆千両(いずせんりょう )(49065 byte)

撮影 コンパクトデジカメ

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真弓(まゆみ)

登山道脇の竹藪の中に、小さな蕾が密集している箇所に気が付き、確認すると真弓(まゆみ)の蕾でした、
花の開花は見られず、藪の中の枝を追って確認すると、数輪の花が開いています、
錦木(にしきぎ)科、ニシキギ属の落葉高木、
丘陵から山地の林縁などに生え、樹高は3~5mになります、
葉は楕円形で対生し、葉の先は尖り、縁には細かい鋸歯があります、
花は、5月~6月頃、1cmくらいの薄緑色の小さな4弁花を咲かせます、
真弓(まゆみ)の花は、色合い的に地味な感じで、秋に出来る果実の方が花と勘違いするほどです、
果実には4稜があり、熟すと紅朱色の仮種皮が裂け、紅色の種子が散布される果で、
この果実は、遠くからでも良く目立ち、まるで花が咲いたように見える勘違いを起こします。
秋には、真っ赤に紅葉し楽しませてくれます。

この木の材質は、強い上に良く撓り、弓の材料として好まれるようです、
昔は和紙の材料に利用されましたが、近年は、桑科の楮(コウゾ)にとって代わられた様で、
現在では印鑑や櫛(くし)の材料に使われているようです。

真弓(まゆみ)(81482 byte)

花は、緑色系の花なので、あまり目立たず、花径10mm前後の淡黄緑色の4弁花、
雄しべ4本、雌しべは緑色の花盤の上に付き、萼片4枚、
枝先に、1~7個の花を集散花序に付け、5cm前後の花序を形成します。

真弓(まゆみ)(31486 byte)

2週間後の別の場所の真弓(まゆみ)の花、ほぼ満開状態になりました。

真弓(まゆみ)(80774 byte)

真弓(まゆみ)(31593 byte)

真弓(まゆみ)(34266 byte)

撮影 コンパクトデジカメ


柊南天(ひいらぎなんてん)の果実

3月~4月に開花していた、柊南天(ひいらぎなんてん)の実が生長してきました、
目木(めぎ)科、ヒイラギナンテン属、常緑低木、
木は1mほど、葉は奇数羽状複葉、革質で無毛、葉の縁に鋭い葉鋸歯状の刺を持ち、柊に似た葉です、
茎頂から総状花序を数個だし黄色い花を咲かせます、
花後の果実は液果で、6月~7月に黒紫色に熟し、白い粉を帯びたような、葡萄に似た果実を成長させます、
撮った写真は、熟す前の緑っぽい色をしています。

柊南天(ひいらぎなんてん)の果実(58357 byte)

撮影 コンパクトデジカメ

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朴の木(ほおのき)

木蓮(もくれん)科、モクレン属、丘陵や山地に生え、樹高30メートル近くになる、日本特産の落葉高木です、
花は5~6月頃、葉の展開後に、花径15cm程度の、芳香ある白色または淡い黄白色の花を咲かせます。
花は、モクレンに似た、花弁8~9枚の大輪の花を、上向きにつけます、
葉は互生、葉身は倒卵状楕円形で、長さは40cm程で大型、基部は楔形で先端は鈍く尖ります、
葉縁は全縁で波打ち、側脈は直線的、裏面には短毛が散生し白っぽく見えます。
別名 ホオ、オオガシワ、ホオガシワ。
公園のこの木は大きく、木の下からは、花が葉の陰になり撮れず、
近くの斜面の上の市道から撮ったもので、花のUP写真は撮れませんでした。

朴の木(ほおのき)(102347 byte)

朴の木(ほおのき)(72188 byte)

撮影 コンパクトデジカメ


白だも/シロタブ の若葉

山地で見掛ける花姿、写真を撮ったものの、名前が判らず、お蔵入りと思っていましたが、
Net上で、良く似た写真を見つけたのが、白だも/シロタブの若葉です、
撮影時は、てっきり何かの花と思っていましたが、全くのお粗末で、ひどい見当違いでした、
ただ若干写真が違うため、早合点しているかも知れず、怪しいです、

白だもの木と言えば10m以上に生長する木だし、その幼木のようです。

白だも(若葉)(114896 byte)

花にしては、構成部品が足りないし、繊毛に少し期待したのですが!確かに葉脈らしきが見えています。

白だも(若葉)(35327 byte)

下の葉っぱの対比から、若葉には結び付きませんでした。

白だも(若葉)(72110 byte)

撮影 コンパクトデジカメ

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唐種招霊(からたねおがたま)

庄助ふるさと村園内では、春の花が花盛りです、
ショップにんじん横の通りの唐種招霊(からたねおがたま)
随分通い慣れた場所とは言え、未だに、この花の撮影が出来た試しがない花でしたが、
今回初めて撮影が出来ました。

木蓮(もくれん)科オガタマノキ属の常緑低木、中国南部原産で、樹高2~5mになる木です、
葉は4~8cmの長い楕円形、葉の先端は丸みを帯び、縁は全縁、革質で堅く表面は光沢、互生します、
開花時期は5~6月、葉脇に花径3cmくらいの6弁花を付け、
花被片は6枚、全開せず、お椀状に開き、縁は薄い紅色を帯びています、
花芯の、雄しべ群は多く、雌しべとの間に柄があるのがオガタマノキ属の特徴で、本種は紅花の品種の様です。
この花は良い匂いがするらしいのですが、当日は風が強かった所為か、匂いは感じませんでした。

唐種招霊(からたねおがたま)(120352 byte)

唐種招霊(からたねおがたま)(51985 byte)

唐種招霊(からたねおがたま)(51694 byte)

上3枚撮影 コンパクトデジカメ


ジギタリス

ジギタリス(88830 byte)


ポピー

ポピー(82761 byte)


都忘れ(みやこわすれ)

都忘れ(みやこわすれ)(96564 byte)


クレマチス

クレマチス(56449 byte)

クレマチス(29807 byte)

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虫取撫子(むしとりなでしこ)

虫を捕るようなイメージで、食虫植物かと勘違いする名前ですが、花は大変綺麗な花です、
撫子(なでしこ)科、マンテマ属、ヨーロッパ中南部原産の一年草です、
空き地や、山野で一般に良く見られる花で今が一番の見頃です。

虫取撫子(むしとりなでしこ)(62156 byte)

 科   名  撫子(なでしこ)科
  • 葉は卵形で白粉を帯びる
  • 茎頂に集散花序
  • 鮮やかなピンク色の五弁の花
  • 花の下の茎の節の間から粘液を分泌、
    これに虫が付くことから名前の由来となる
  • 粘液で小昆虫を捕獲しても昆虫を消化吸収する事が無く
    食虫植物ではありません
  • 萼は花弁と同じ紅色
  • 長さ約15mm程の筒状花
 属   名  マンテマ属
 原 産 地  ヨーロッパ中南部
 植物分類  耐寒性一年草
 樹高・草丈  Max 60cm
 開花時期  5月~7月
 花   色  ピンク色
 稀に白色有り
 花径・花序  凡そ10mm
 花   型  筒状花
 生育場所  山野
 花 言 葉  青春の愛、裏切り、
 未練、しつこさ、罠
 撮影月日  2012.5.19
 撮影場所  宗像市 
      

写真の花の下部に、茎の節の間に、皮が剥がれたように見え、茶色になっている部分が有ります、
この茶色い部分が粘液を分泌する部分で、この花の特徴です、
折角綺麗な花を咲かせても、昆虫から食い荒らされる事を嫌ってか、
茎を登ってくる小昆虫を、蠅取り紙みたいに粘液で、ベタッとくっつき、
頭頂の花に登って来て、食い荒らされないように、登って来れなくする自己防衛機能を備えています、
小昆虫を捕獲するものと、推量して名前が付けられていますが、
捕虫する花と勘違いしますが、そうではなく、自己防衛しているだけの、食虫植物ではありません、
粘液の部分を手で触ってみましたが、確かにベタッとくっつきますが、匂いはありませんでした、

虫取撫子(むしとりなでしこ)(54986 byte)

下は別の場所の虫取撫子(むしとりなでしこ)

虫取撫子(むしとりなでしこ)(92993 byte)


石竹(せきちく)

石竹(せきちく)(44264 byte)

石竹(せきちく)(41021 byte)

石竹(せきちく)(43367 byte)

石竹(せきちく)(122247 byte)

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蜜柑(みかん)

昨年11月下旬に、里山のミカン園で蜜柑の撮影をさせて戴いた、同じミカン園に立ち寄ってみました、
園には誰もおらず、入り口の施錠も掛かっていなかったので、無断で入らせていただきました。
丁度ミカンの花が開花し始めたばかりで、タイミングが良く、撮らせていただきました。

甘い蜜の香りに誘われてか、蜜蜂が盛んに密を集めに、花の回りを飛び回っておりました。

蜜柑(みかん)(122664 byte)

蜜柑(みかん)(58420 byte)

蜜柑(みかん)(35062 byte)

蜜柑(みかん)(31779 byte)

蜜柑畑(みかんばたけ)(107954 byte)

上5枚、撮影 コンパクトデジカメ


晩白柚(ばんぺいゆ)

近くのWさんの庭に、今年も晩白柚(ばんぺいゆ)の花が咲き始めました、
昨年、ご主人から、何の木か教えて貰い、珍しい木故に、継続してマークしていた花です。

晩白柚(ばんぺいゆ)は、熊本県八代地方の特産で、ザボンの一品種で、
現地では、30cmを越す大きな果実に育つ事があるそうですが、此方のお宅では20cm位迄は育つそうです、
巨大な果実は2Kg以上あり、皮が分厚く、白っぽい果肉は、かなり充実した感じで、
味は伊予柑と夏みかんの中間と言い、糖度が可成り高く甘いとの事です、
果肉は夏みかんを想像してもらえば良く、一袋10数cmで、一口ではとても、ほおばれない大きさとのこと、
八代では、ゼリー、ジャム等に加工したり、厚い皮を、ザボン同様、砂糖で煮てザボン漬けに仕上げたり、
皮を乾燥させ、お風呂の入浴剤の代用に利用されているらしいです、
爽やかな晩白柚の香りと、美容効果を楽しんだり、
捨てる部分がない果物だと、教えて戴いたのを思い出しながら、撮らせていただきました。

写真の骨組みは、果実が実ると、一玉が2Kg以上に成る重量に耐えるための、鉄骨の櫓です。

晩白柚(ばんぺいゆ)(84906 byte)

晩白柚(ばんぺいゆ)の花は、果実が20cmを越すのが普通サイズと言う、大きな果実なだけに、
桃の花よりも、格段に大きく、肉厚でフルーツの良い香りを、辺りに漂わせています。

晩白柚(ばんぺいゆ)(34784 byte)

参考 下は昨年 12月27日撮影分を流用しています。
小さい玉が実測で17cm、大きい玉が22cmあり、ミカンのネットで包んで、ぶら下がっているのも見られます。

晩白柚(ばんぺいゆ)(87698 byte)

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庄助ふるさと村園内、市民農園エリアの畦道では、春の野草が賑やかに咲き誇っています、
普通は余りにも小さな花で見つけるのも大変な花、胡瓜草(きゅうりぐさ)の、群生の場所があります、
取り立てて綺麗な花でなく、普通は目にも入らない小さな花ですが、意外に可愛い。

野原や草地などに、普通に群生していますが、気をつけて観察しないと、小さいので見落としてしまいます。
良く似た花に、同じ仲間の勿忘草、葉内花(ハナイバナ)があり、小さな5弁の合弁花を咲かせます。

胡瓜草(きゅうりぐさ)(30342 byte)

 科   名  紫科
  • 野原や道ばたにふつうに生える
  • 茎の基部で分枝し直立する
  • 葉や茎には細毛
  • 根葉は卵円形で長い柄を持つ
  • 茎葉は長楕円形、互生、長さ1~3cm、幅6~15mmで細毛
  • 茎頂に総状花序、花序の先が曲がる
  • 同じ仲間の勿忘草、葉内花(ハナイバナ)に似た小さな花
  • 花は淡い青紫色~空色の5弁の合弁花、極小 実測 2mm
  • 蕾はピンク、花は淡青色、花芯部は薄黄色の環状副花冠
  • 茎や葉を揉むと胡瓜の匂い
  • 別名 胡瓜菜(きゅうりな)
 属   名  キュウリグサ属
 原 産 地  日本、朝鮮半島、中国
 植物分類  二年草
 樹高・草丈  15cm~30cm
 開花時期  3月~5月
 花   色  淡青色
 花径・花序  実測 2mm
 花   型  サソリ型花序
 5弁の合弁花
 生育場所  山野、畑の畦
 花 言 葉  愛しい人へ真実の愛
 撮影月日  2012.5.12
 撮影場所  宗像市 
      

花は、実測 2mm、花芯部は薄黄色の環状副花冠を持ち、薄いブルーの清々しい花ですが、
花は、余りにも小さく、単独の場合は、見つけるだけでも大変な花です。

胡瓜草(きゅうりぐさ)(34414 byte)

近くでは、姫踊り子草、狐の牡丹、米粒詰草、ナズナ、ハコベ等々の、群落に混じると、
存在さえも認知できないほどの小さな胡瓜草ですが、この場所は生存競争に負けまいと群生していますので、
見落とすことはありません。
茎や葉を、こするか、揉むと、キュウリの匂いがすると言われていますので、
念のために葉っぱを揉んで見ましたが、草ぽい匂いはある物の、
キュウリっぽい匂いが、こんな匂いだったかどうか?、特別な匂いは感じませんでした。
花茎が低く、茎が少し太いために、風の影響は受けにくいですが、反面極小のため、手ブレが無視できません。

胡瓜草(きゅうりぐさ)(115650 byte)

撮影 上3枚コンパクトデジカメ


参考 下は、勿忘草(わすれなぐさ)、
草丈  20cm~30cm、開花時期4月~6月、花色 白、桃色、青、花径5mm~8mm、
花の大きさの違いと、花芯部に薄黄色の環状副花冠を持ち、星形マークが付いている点に、違いがあります。

勿忘草(わすれなぐさ)(38075 byte)

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蟻通し(ありどおし)

常緑樹林下に自生する小低木、
樹高は30~40cm、葉は卵形で対生、葉の腋に托葉が変化した鋭い刺があり、
刺はほぼ葉身に近くmax20mm以下、
一目見ると、とげとげしい刺を持った木だと感じる木です、
細い枝に、葉は対生、この葉腋に、表裏一対の細長い刺があり、刺だらけの木に見えます、
この細長い刺が、蟻をも貫き通すほど細く鋭い、と言うことが名前の語源のようです、
実際の刺の長さは、葉っぱより遙かに長く18mm、
撮った、この蟻通しは、樹高が30cm、葉っぱ長が10mm前後、葉先が尖っていて丸形、若しくは卵形、
葉質は光沢があり革質、
5月に入ると、葉腋に一輪~2輪の、漏斗型の筒状花、花冠端を四浅裂した、白い花を2輪ずつ咲かせます。
果実は、球形5mmほどの真っ赤な果実を、翌年の春まで長い間付けています。
蟻通し(ありどおし)は、別名の一両の方が通りが良いかも知れません。

千両・万両と共に、お正月の縁起を担ぐ飾りに用いられ、
 万両 → マンリョウ
 千両 → センリョウ
 百両 → カラタチバナ
 十両 → ヤブコウジ
 一両 → アリドオシ  と呼ばれます。

蟻通し(ありどおし)(107090 byte)

蟻通し(ありどおし)(38141 byte)

蟻通し(ありどおし)(32230 byte)

花は純白、花冠筒内部に繊毛がびっしり、雄しべ四本、雌しべは雄しべより長く、柱頭が四裂。

蟻通し(ありどおし)(43051 byte)

蟻通し(ありどおし)(87839 byte)

撮影 コンパクトデジカメ


   蟻通し(ありどおし)  大蟻通し(おおありどおし)
 科   名  茜(あかね)科  茜(あかね)科
 属   名  アリドオシ属  アリドオシ属
 原 産 地  日本、東アジア  
 植物分類  常緑小低木  常緑小低木
 樹高・草丈  低い Max 40cm  高い Max 90cm
 開花時期  5月  5月
 花   色  純白  白色 花冠端内面 淡緑
 花径・花序  5mm~7mm  5mm~7mm
 花の形状  筒状花 花冠筒花喉部繊毛多数  筒状花 花冠筒花喉部繊毛多数
 葉身寸法・形状  幅10mm×長さ10mm
 対生、全縁、丸形から卵形、
 先端尖がる
 幅25mm×長さ35mm
 対生、全縁、楕円形、
 先端尖る
 刺の長さ  15mm~18mm  10mm~15mm
 生息場所  常緑樹林床、林縁  常緑樹林床、林縁
 撮影月日  2012.5.12  2012.5.5
 撮影場所  宗像市   宗像市 
 MEMO   
  • 名前の由来は、鋭いトゲが蟻をも刺し通すと言うことが、名前の語源
  • 樹高1m弱の大型の種類を大蟻通し、30cm前後の小型の種類を蟻通し
  • 葉は対生、全縁、大蟻通しの葉身はやや細長く、蟻通しより長く大きい
  • 葉の形状大きさ、
    蟻通し-->幅10mm×長さ10mm 丸形から卵形 先端尖がる、
    大蟻通し-->幅25mm×長さ35mm 楕円形 先端尖る。

  • 葉の両面とも無毛、葉柄は短く、裏側は薄緑色、葉脈が隆起して見え、
    軽く裏面に反っている、鋸歯は無く全縁、葉の先端が尖っている
  • 実は球形で表面がつるつるしている
  • 大蟻通しの刺の長さは、葉っぱの長さの1/3位と短く、
    葉っぱの大きさの大きい種類を、大蟻通し(おおありどおし)
  • 刺の長さが、葉っぱの長さに相当、若しくは長い種類を、蟻通し
  • 刺の長さは、どちらも大差なく、葉の寸法が小さいだけに蟻通しの方が長く見えます
大蟻通し/蟻通しの過去記事は此方、▼ Click here ▼

大蟻通し(おおありどおし)

上記、蟻通しに対し、花姿、樹姿は全く良く似た、大蟻通し(おおありどおし)
違いは、樹高が遙かに大きく、1m近くなり、葉っぱが大きく細長いです、
千両、万両等と共に、お正月の縁起物として飾られる、縁起物植物の一つで知られる蟻通し(ありどおし)、
山地の林下などに生育する、アカネ科、アリドオシ属の常緑小低木、
春には、白い花を咲かせ、
秋には、赤く熟した果実を付け、冬の間中、赤い実をつけています。

細い枝に、葉は対生、この葉腋に、表裏一対の細長い刺があり、
撮った、この大蟻通しは、樹高が90cmと大きく、葉っぱ長が30mm前後、葉先が尖っていて大きく、
葉っぱが大きい分、刺の長さが、より短く見えます、実測では上記蟻通しと同じか、僅かに短い程度でした、
漏斗型の筒状花は、花冠端を四浅裂(五浅裂が混じる)、白い花を2個ずつ咲かせます。

大蟻通し(おおありどおし)(103652 byte)

大蟻通し(おおありどおし)(40587 byte)

花は白色、花冠筒内面に繊毛を持ち、花冠端内面は、ごく薄い緑色、
筒状花の花冠端 四浅裂の場合、雄しべ4本、五浅裂の場合5本、雌しべ柱頭2裂。

大蟻通し(おおありどおし)(36836 byte)

大蟻通し(おおありどおし)(41308 byte)

撮影 コンパクトデジカメ

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山中では、春から初夏の草花の芽吹きが見られます。

花茗荷(はなみょうが)

関東~九州の林内に生える、常緑多年草の花茗荷(はなみょうが)
ショウガ科、ハナミョウガ属、草丈40~60cm、
葉は、15~40cmの広披針形、光沢はなく裏面にビロードのような軟毛があります、
花の花時期期は、5~6月、花茎の先に10~15cmの穂状花序を付け、
花は唇形花で、白色の唇弁に紅色の斑紋が入り、朔果は朱橙色の1.5cmくらいの広楕円形です、
蕾の頃から花穂は赤くなっています。

花茗荷(はなみょうが)(100809 byte)

花茗荷(はなみょうが)(43618 byte)

撮影 コンパクトデジカメ


采配蘭(さいはいらん)

北海道~九州の山地の木陰に生える采配蘭(さいはいらん)は、
蘭科、サイハイラン属、日本、朝鮮半島、~中国に分布し、林下の木陰などに生育する多年草、
葉は長楕円形、長さ20~35cm、一枚の葉(稀に2枚)を根生し、葉先は尖り、深緑色、時に淡黄色の斑点、
葉は開花すると夏には枯れ、初秋に新葉は出て来ます、
花の開花は5~6月、花茎は高さ30~50cm、一方向に10~20輪の花を総状に付けます、
花は細長く、淡緑褐色で紅紫色を帯び、初めは真横に花を突き出しますが、次第に下向きに垂れ下がります、
この一方向に垂れ下がる花の格好が、戦国武将が使った采配に似ている事が、花の名に由来します。

采配蘭(さいはいらん)(116132 byte)

采配蘭(さいはいらん)(69465 byte)

撮影 コンパクトデジカメ


蔓人参(つるにんじん)

ふっくらした釣鐘形の花を下向きに咲かせる、蔓人参(つるにんじん)
登山道から少し奥まったところに、細い竹を組み合わせた櫓が組まれているのに気が付きました、
足を踏み込みチェックしてみると、蔓人参(つるにんじん)の蔓を絡ませる為の櫓でした、
何と殊勝な、お方が居るのですね、その方の期待に応えて、蔓をぐんぐん伸ばしていました。

蔓人参(つるにんじん)は、桔梗科、蔓人参属の、つる性多年草です、
北海道~九州の山麓や平地の林の中に生え、蔓は2mほどに伸び、近くの草木に絡みつきます、
葉は互生、枝の先では3~4枚輪生、3~10cmの長卵形の葉は、裏面は粉っぽく白色を帯びます、
花の開花は、8~10月、側枝の先に下向きにぶら下がる、釣鐘形花冠です、
花は、長さ2.5~3.5cm、淡緑の広鐘形花冠、内側に紫褐色の斑点があります、
柱頭は3~5裂し、花冠基部には蜜源である5つの距を持つ特徴があります、
朔果は直径2~2.5cm、種子は淡褐色で翼があります。

蔓人参(つるにんじん)(121465 byte)

蔓人参(つるにんじん)(52525 byte)

その他に栃葉人参、立浪草、エビネ蘭、野茨、箱根空木等、沢山の花が見られ始めました。

撮影 コンパクトデジカメ

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夏茱萸(なつぐみ)

夏茱萸(なつぐみ)(123521 byte)

夏茱萸(なつぐみ)(36810 byte)

夏茱萸(なつぐみ)(34682 byte)

撮影 コンパクトデジカメ


苗代茱萸(ナワシログミ)の実

苗代茱萸(ナワシログミ)(51322 byte)


姫榊(ひさかき)

姫榊(ひさかき)(43764 byte)

姫榊(ひさかき)(81999 byte)

撮影 コンパクトデジカメ

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道種漬花(みちたねつけばな)

ここは、市内 ふれあいの森総合公園、
総面積49haの広大な運動公園+ワンパク子供公園+スポーツゾーン、
標高max200m位までの、針葉樹林+広葉樹林を抱える複合公園です、
公園といえども園内は、山あり谷あり、川も湖も三つも有る、低い山の登山コース並みで侮れません、
今日は6kmのCコースの散策です、春の草花には沢山出会えますが、
写真の道種漬花(みちたねつけばな)は、標高90mの見晴らしの丘展望台広場で、群生しているのを見られます。

道種漬花(みちたねつけばな)は、小枝(実)が上を向いていて途中で途切れた様になっていて変な感じです、
種が細い鞘の中に出来ます、
茎の高さは、10~30cm、多数の枝を分岐して、暗紫色から緑色を帯び、短毛があります、
葉は互生、羽状複葉、小葉は7~15枚、長楕円形~卵形、
花は4月~6月頃、花茎の茎頂に白色十字花の小さな花を多数つけます、
果実は長角果で細長く、実が熟すと種子を覆っていた皮が、勢い良く反転し、種子を四方に跳ね飛ばし繁殖します。

道種漬花(みちたねつけばな)(50515 byte)

 科   名  油菜科
(あぶらな)
  • 北半球に広く分布、温帯から暖帯に分布、越年草
  • 水田の畦、水辺の湿地に生える
  • 葉は互生し、羽状に分裂
  • 茎は下部からよく枝分かれをする
  • 茎の下部は暗い紫色を帯び、短い毛が生える
  • 葉は羽状の複葉、頂小葉がもっとも大きい
  • 10月頃に発芽し、根際から生える葉はロゼットで越冬し、春に花を咲かせる
  • 根出葉は数が少なく開花期には枯れ始めていることが多い
  • 茎・葉・葉柄に細かい毛を疎らに付ける
  • 花は白色で総状花序、2~3mmの小形の十字状花を5~6個咲かせる
  • 花弁は4枚の十字花
  • 雄しべ6本の内、2本は短い
  • 萼片は4枚で長い楕円形をしており、花弁よりも短い
  • 実は長さ2cm位の細長い円柱形で、棒のようになって上向きにつく
  • 名前は、苗代を造る前後、種籾を水に漬けるころに花が咲くことから
  • 若い芽、茎、葉は、お浸しや、天ぷら等として、古くは食用にされた
  • 噛むと辛い
  • 漢方では胃痛や整腸薬に利用される
  • 別名 米薺(こめなずな)、田芥子(たがらし)
 属   名  タネツケバナ属
 原 産 地  北半球
 植物分類  二年草草本
 樹高・草丈  10cm~30cm
 開花時期  3月~6月
 花   色  白
 花径・花序  5mm前後
 花   型  十字形花
 生育場所  山野
 花 言 葉  勝利、情熱、
 熱意、不屈の心
 撮影月日  2012.4.21
 撮影場所  宗像市 

花を、もっと接写すべきでしたが、雄しべの数が判別しずらいです、
雄しべが6本の場合は、種漬花(たねつけばな)で、
4本の場合は、道種漬花(みちたねつけばな)となりますが、撮り方が配慮不足で相違点がはっきりしません。

道種漬花(みちたねつけばな)(39945 byte)

この場所は、野球場、サッカー場が4面有るスポーツエリアの南側の、
標高90mの見晴らしの丘展望台の、5000坪の芝生広場の一角に、群生しているのが見られます。

種漬花(たねつけばな)の仲間には代表的に、
秋の種漬花(稲刈り後の田んぼや畦に咲く)、
立種漬花(茎が細く直立、花期にも根生葉が残る、毛が多い)、
大葉種漬花(葉が大きい、無毛)、
道種漬花(雄しべ4本、花期にも根生葉が残る、無毛)、
等々が何処ででも見られる野草ですが、何れも手強い雑草として余り好まれている花ではないようです、
写真の花は、開花時期、雄しべの数が4本に見え、無毛から道種漬花(みちたねつけばな)としておきます。

道種漬花(みちたねつけばな)(87059 byte)

撮影 コンパクトデジカメ


猫の目草(ねこのめそう)

猫の目草(ねこのめそう)(54619 byte)

猫の目草(ねこのめそう)(51300 byte)

猫の目草(ねこのめそう)(93463 byte)

撮影 コンパクトデジカメ

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花梨(かりん)

ダム湖周辺の自然公園の一角の花梨の木に、ピンクの花が開花始めました、
花梨の木は8m近く迄大きくなり、この時期、高い場所に位置した花ばかりで、
低い位置での花を撮るのは、なかなか至難です。

春にはピンクの可憐な花、秋に長円形で黄橙色をした果実が成熟する薔薇科カリン属の落葉小高木です。
果実は固くて、酸味が強く、生食には向きませんが、
芳香の果実は良く知られており、カリン酒や砂糖漬け、ジャムとして利用されるほか、
漢方としても利用されます。

花梨(かりん)(55554 byte)

 科   名  薔薇(ばら)科
  • わが国へは薬用植物として渡来
  • 葉は倒卵形から楕円形、互生、基部は円く先端は尖り、縁に細鋸歯
  • 成木の樹皮は、鱗片状に剥がれる
  • 短枝の先に、直径3㎝ほどの淡い紅色の5弁花を一輪ずつ付ける
  • 花は、両性花と、雄花が混生する
  • 花柱は5個
  • 果実は長円形か倒卵形、黄色く熟し、芳香、黄色い梨の様な実を付け、
    果糖、ビタミンC、リンゴ酸、クエン酸、タンニン、アミグダリン等を含む
  • 黄色い果実は、苦くて食用には向かない
  • 熟した果実を部屋にひとつ置いておくだけで、とてもいい香り
  • 熟した果実はホワイトリカーに漬けてカリン酒に人気
  • 砂糖漬け、ジャムにも利用
  • 材は緻密で堅く、器具材などにも利用
  • 漢方の世界では咳止めの薬として利用
  • 別名 唐梨(からなし)、喰わず梨(クワズナシ)、カラボケ
 属   名  ボケ属
 原 産 地  中国
 植物分類  落葉高木
 樹高・草丈  6m~10m
 開花時期  4月~5月
 果期 10月~11月
 花   色  ピンク
 花径・花序  3cm
 花   型  バラ形花冠
 離弁・放射相称花冠
 車形、ほぼ円形花弁
 生育場所  公園
 花 言 葉  豊麗、優雅
 唯一の恋、誘惑
 撮影月日  2012.4.30
 撮影場所  宗像市 
      

花梨(かりん)(32015 byte)

短枝の先に、直径3㎝ほどの淡い紅色の5弁花を一輪ずつ付け、花は、両性花と、雄花が混生します。

花梨(かりん)(29936 byte)

樹皮は緑褐色で鱗片状に剥がれ、こんな質感の雲紋状肌になります、
若葉の裏面には産毛が生えており、徐々に脱落して無毛になり硬い葉に成長します、
有柄で倒卵形から楕円形で互生、鋸歯が葉縁全周に有ります。

花梨(かりん)(39499 byte)


紅花常盤満作(べにばなときわまんさく)

中国原産の満作(まんさく)科、トキワマンサク属の常緑小高木の紅花常盤満作(べにばなときわまんさく)は、
黄色の花を咲かせる常盤満作に対し、
こちらは、花弁が赤色やピンク色の、花が咲く常盤満作の変種です、
4~5月頃、リボン状の花弁の花を咲かせます、一見、花びらの多い花に見えますが、
花弁の数は4枚、枝先にたくさん花をつけますので、多弁の花に見えます。
一般の満作は、マンサク属の落葉樹ですが、
常盤満作は、名前のとおり常緑で、トキワマンサク属に属しています。

紅花常盤満作(べにばなときわまんさく)(77537 byte)

紅花常盤満作(べにばなときわまんさく)(36122 byte)

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この時期、山中の草地では、女郎花、男郎花に似た、鹿子草(かのこそう)を沢山見掛けます、
花は、女郎花(おみなえし)科、カノコソウ属の多年草、淡い紅色、及び白色の小花を多数密着して咲かせます、
5月から7月に掛け、草丈 Max80cm、
茎頂に散房花序、小さな淡い紅色、白色の花を咲かせます、
名前は白い蕾と淡紅色の花が、子鹿の鹿子(かのこ)模様に見えることに由来し、
春の山野草の中でも、一段と背丈も高く、愛らしい花が目に付きます、
鹿子草(かのこそう)の、根や根茎は、生薬で吉草根と呼ばれ、鎮静・鎮痙薬として利用されます。

鹿子草(かのこそう)(65690 byte)

 科   名  女郎花科
(おみなえし)
  • 日本、サハリン、南千島、朝鮮半島や中国東北部に分布
  • 山地の谷の、明るくやや湿った草地に生える
  • 根元から匐枝(ふくし)を出して繁殖します
  • 花茎は直立する
  • 茎葉は対生、羽状に3~7全裂した奇数羽状複葉、小葉は2~4対からなり、
    長楕円形で先端は尖り、基部は楔形、葉の縁には粗い鋸歯がある
  • 花は、5~7月ころ、茎頂に実測6~7cm散房花序を付ける
  • 花は、淡紅色、及び白色の合弁花、花冠は5裂、直径実測3~4mm、長さ7~8mm、
    雄しべ 3本、雄しべは花冠面より先に、長く突出している
  • 萼は果実期になると冠毛状になる
  • 若い茎は山菜として利用される
  • 和名の由来は、ピンクと白の花模様が子鹿の鹿子模様の斑点に似ている事に由来
  • 別名 春女郎花(ハルオミナエシ)と言われ、秋の七草の女郎花に良く似ている

--- 生薬 ---
秋に地上部が枯れ葉色に色ずいたら、掘り上げて根茎と、ひげ根を選り分け、
水洗い後、天日乾燥させます。
根茎及び根部に、8%の精油が含まれ、
薬用効果(精神的に鎮める鎮静作用の効果)があり、これが生薬の吉草根(きっそうこん)です。
吉草根は、多くの漢方薬に鎮静薬として配合され、安全で中毒性が無いのが特徴です。

 属   名  カノコソウ属
 原 産 地  日本、韓国
 中国
 植物分類  多年草
 樹高・草丈  30cm~80cm
 開花時期  5月~7月
 花   色  淡い紅色
 白色
 花径・花序  3mm
 花   型  合弁花
 花冠五裂
 生育場所  山地の
 やや湿った草地
 花 言 葉  適応力
 真実の愛情
 親切
 撮影月日  2012.5.12
 撮影場所  宗像市 
      

花は、茎頂に実測6~7cmの散房花序を付ける、下の写真は、花数が未だ少なく5cmくらいの花序。

鹿子草(かのこそう)(44209 byte)

花は、淡紅色、及び白色の花冠が5裂した合弁花です、
花は実測、直径3~4mm、長さ7~8mm、雄しべ 3本、雄しべは大変長く花冠面より先に突出しています。

鹿子草(かのこそう)(33686 byte)

鹿子草(かのこそう)(36122 byte)

鹿子草(かのこそう)(48671 byte)

鹿子草(かのこそう)(119011 byte)

茎葉は対生し、羽状に3~7全裂した奇数羽状複葉、小葉は2~4対からなり、
長楕円形で先端は尖り、基部は楔形、葉の縁には粗い鋸歯があり、葉の形に変異が多い様です。

鹿子草(かのこそう)(61637 byte)

白花種。

鹿子草(かのこそう)(32632 byte)

鹿子草(かのこそう)(47559 byte)

撮影 コンパクトデジカメ

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羽衣(はごろも)ジャスミン

この季節の代表的、香りの花木、羽衣ジャスミンの花が開花し始めました、
歩いていても、何処からともなく良い香りが匂ってきます、
匂いに誘われ、行き着く先には、羽衣ジャスミンか、匂い蕃茉莉(においばんまつり)に辿り着きます、
木犀科、ジャスミナム属の、羽衣(はごろも)ジャスミンは、
なんと言っても、素晴らしいジャスミンの香りで、知られています。

この花が咲くと、周りにジャスミンの、大変良い香りを漂わせますので、直ぐに存在を確認できます。
甘~いジャスミンの良い香り、
中国南部原産のつる性常緑樹木、公園だとか、民家のフエンスで、この時期、良い香りを発散しているのは、
決まって、この羽衣(はごろも)ジャスミンか、匂い番茉莉と言えるでしょう。

ジャスミンと名の付く植物は数種あり、
ジャスミナム・ポリアンサム(羽衣ジャスミンもこの仲間)、ペルシャソケイ、マツリカなどを指し、
ジャスミナム属に属する園芸品種の中でも、この羽衣ジャスミンが代表的な花になります。
なお、ジャスミンティーは、茉莉花の花が、使われているのはご存知の通りです。

蔓は、よく分枝し数m伸ばします、蔓の先端に、30輪から40輪の花をまとめて咲かせ、
花色は、ツボミのときは赤紫色ですが、開花時は乳白色になり、
花芯部には、雌しべが花冠面より先に長く突出し、雄しべは遠慮がちに、少し顔を見せているだけです。

羽衣(はごろも)ジャスミン(104813 byte)

 科   名  木犀(もくせい)科
  • 葉は小葉が5~7枚
  • 奇数羽状複葉で対生
  • 小葉の先は尖る
  • 葉に斑が入る品種も有る
  • つぼみはピンク色、開いた花は乳白色
  • 伸ばしたつるの先端に30~40輪の花
  • 筒状花の花冠は五裂、五弁花ではなく平開する高坏形
  • 細長い花冠筒、花床部ほど濃赤紫色、花冠端は乳白色
  • 花冠面より先に長く飛出した雌しべ
  • 雄しべは遠慮がちに少し顔を見せているだけ
  • 満開時は周辺に強烈なジャスミンの香り
  • 甘い白粉の香りを辺り一面に漂わせる
  • 繁殖力が強く挿し木で簡単に増やせる
 属   名  ジャスミナム属
 原 産 地  中国
 植物分類  耐寒性常緑つる性低木
 樹高・草丈  つる性
 開花時期  4月~5月
 花   色  乳白色
 花径・花序  約 1.5cm
 花   型  高坏形
 生育場所  庭
 花 言 葉  愛らしさ、優美
 清純、喜び、素直
 撮影月日  2012.5.12
 撮影場所  宗像市 
      

花冠はウグイス神楽の花みたいに平開し、花弁端は五深裂、撮っている最中も、うっとりするような良い香り。
花径実測 18mm、長さ30mm、ジャスミンの良い香りの花です。
ジャスミンと名の付く植物は数種あり、ジャスミナム属に属する園芸品種では、羽衣ジャスミンが代表的です。

羽衣(はごろも)ジャスミン(40430 byte)

花は超ロングの細長い花冠筒を持ち、花冠は平開する高坏形、
漏斗管部は花床部ほど濃赤紫色、花冠端に向かって薄くなり花冠は乳白色。

羽衣(はごろも)ジャスミン(33281 byte)

開花始めたばかりでジャスミンの芳香が、道路まで漂っています、
撮影中、道行く人との挨拶にも、「いい香りですね・・・」と言う挨拶が自然に出て来る良い香りです。

羽衣(はごろも)ジャスミン(55308 byte)

撮影 コンパクトデジカメ


カロライナジャスミン

上記と同じ、ジャスミンの良い香りで知られている、カロライナジャスミンの花、
このカロライナジャスミンは、フジウツギ科の蔓性常緑樹、鮮黄色でジャスミンの良い香りの花を咲かせます、
ジャスミナム属の羽衣ジャスミンとは別属の種類の花です。

出し遅れましたが、羽衣(はごろも)ジャスミンより半月ほど開花が早く、
香りは、ジャスミンの一種で、ジャスミンの芳香を漂わせながら、香りを楽しませてくれます、
春に、よく伸びた枝に、香りよい鮮やかな黄色の花をたくさん付ける、蔓性の花木です。
通常ジャスミナム属の植物をジャスミンと言いますが、
カロライナジャスミンは、フジウツギ科の蔓性常緑樹で、香りがジャスミンのような香りがする事から、
原産地+ジャスミンの名が付けられた様です、
花はジャスミンよりずっと大きく、鮮黄色だけに大変良く目立つ花です。

カロライナジャスミン(94197 byte)

 科   名  藤空木科
(ふじうつぎ)
  • 蔓性植物で茎を絡ませて伸び、長さ3~6mになります
  • 葉は卵形、対生、葉には柄が有り全縁、葉は革質、両面とも濃い緑色
  • 葉は常緑であるが秋には紅葉する
  • 葉腋に着く花は、花径2cm~2.5cmの黄色い漏斗形、花冠端が5裂
  • 萼片は5枚、雄しべは5本
  • 匂いがジャスミンに似るが、羽衣ジャスミンやソケイ等の、
    ジャスミンの仲間はモクセイ科で、ジャスミンの仲間では有りません
  • 鮮黄色のラッパ状筒状花、花冠は五裂
  • 春にジャスミンのような大変良い香りを漂わせる
  • 一重咲、八重咲き有り
  • 全草有毒で毒性も強く、皮膚炎や呼吸麻痺を起こす危険があるので注意が必要
  • 頭痛、睡眠障害、不眠症などの鎮痛、安定剤の薬草としても利用される
 属   名  ゲルセミウム属
 原 産 地  アメリカ
 ノースカロライナ州
 植物分類  常緑蔓性低木
 樹高・草丈  つる性、3m
 開花時期  3月~4月
 花   色  鮮黄色
 花径・花序  2cm~2.5cm
 花   型  筒状花
 花冠は五裂
 生育場所  庭
 花 言 葉  誘惑
 撮影月日  2012.4.29
 撮影場所  宗像市 
      

鮮黄色とジャスミンの香りの花は、アメリカ・カロライナ州近辺原産、
アメリカからメキシコ等の中南米に掛け多く見掛け、原産地に因んだ名前が、命名されている様です、
花は花径2cm~2.5cmくらいの、鮮黄色のラッパ形筒状花、花冠端は5裂、雄しべ 5本、萼片 5枚、
ジャスミンの名前と、良く似た良い香りですが、モクセイ科の羽衣ジャスミンやソケイ等の仲間では有りません。

カロライナジャスミン(34042 byte)

カロライナジャスミン(47432 byte)

撮影 コンパクトデジカメ

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