--御礼--
平成25年の大晦日を迎え、この一年、大変お世話になり、有り難う御座いました、
来る新年も、本年同様、宜しくお願いいたします。
皆様、どうぞ良い年をお迎え下さい。
初冬の頃から、林道脇で良く見掛ける赤い実、
一両、十両、百両、千両、万両は、共にお正月の縁起物として飾られる、縁起物植物の一つです。
「○両」の名は、お金に関わりが有り、商売繁盛と密接に関係しているように思えます。
春には、白い花を咲かせ、
晩秋から新年明けても、冬の期間中、赤い実をつけている、樹高30cm~1mの常緑の小低木です。
一両/アリドオシ (茜(あかね)科、アリドオシ属)、
十両/ヤブコウジ (薮柑子(やぶこうじ)科、ヤブコウジ属)、
百両/カラタチバナ (薮柑子(やぶこうじ)科、ヤブコウジ属)、
千両/センリョウ (千両(せんりょう)科、センリョウ属)、
万両/マンリョウ (薮柑子(やぶこうじ)科、ヤブコウジ属)、
一両(イチリョウ)/蟻通し(ありどおし)。
下の一両の花は、昨年5月撮影分です。
一両(イチリョウ)/大蟻通し(おおありどおし)の実
一両/大蟻通し(おおありどおし)の花、
蟻通し種の大型判、花姿、樹姿は全く良く似た、大蟻通し(おおありどおし)、違いは、
樹高が遙かに大きく、1m近くなり、
葉っぱが幅25mm×長さ35mmと、大きく細長いです、撮影は、本年5月撮影分です。
十両/薮柑子(やぶこうじ)の実、
百両、千両、万両よりも、更に小柄な十両、樹高20~30cm、赤い実を2~3個付けた姿は愛いらしい。
百両/唐橘(からたちばな)の実、
高さが30cm~70cmの百両は、万両や千両よりもやや小型です。
千両(せんりょう)の実、
お正月が近づくと、千両、万両などの縁起木を、ホームセンターや、フラワーショップで、見かける様になります。
万両が果実を葉っぱの下側に垂れ下がるのに対し、千両の果実は、葉っぱの上部に上向きにつけます。
万両(まんりょう)の実、
赤い果実を、たわわに垂れ下げた姿が、千両よりも豪華であるとして、その名が定着しました。
園芸品種も多く、黄色の果実をつける黄実の万両(キミノマンリョウ)、
白色の果実をつける白実の万両(シロミノマンリョウ)などがあります。
少し出し遅れましたが、山間にはいると、初冬の山野草が目に付きます、
山地の、林縁や道端などで見掛ける、野大角豆(ノササゲ)の鮮やかな果実を見掛けます。
野大角豆(ノササゲ)は、ツルマメや ヤブマメ の花に似た淡黄色の花を咲かせ、
豆科、ノササゲ属の蔓性多年草、中央アフリカ原産、山地や丘陵地の林縁や道端などに生え、
茎は周りの低木に絡み付き、3m位い蔓を伸ばし、
葉は互生、3小葉からなる3出複葉、頂小葉は長卵形、
花は、9~10月頃、葉腋から出る長さ5cm位の総状花序、長さ2cm程の淡黄色の蝶形花を咲かせます。
花の後の豆果は、10~11月、長さ2~5cmで倒披針形、莢隠元(さやいんげん)に似た豆果で無毛、
熟すと艶のある鮮やかな紫色になり、豆果の方が花より、知られているかも知れません。
豆果は、最初は莢隠元(さやいんげん)みたいに緑色、
熟すと、艶のある鮮やかな紫色になり、中に3~5個の5mm位の球形の種子が入っています、
実が完熟し、莢(さや)が割れると、白い粉を吹いた黒紫色の種子が、細い糸状のものにぶら下がります。
下は、野大角豆(のささげ)の花、10月10日前後に開花します。
石膠(イシミカワ)は、全国各地~東アジアに分布する、蓼(たで)科イヌタデ属の一年草です。
林下や、河岸や田んぼの畔など、やや湿り気のある所に生える蔓性植物、
茎には鋭い下向きの棘があり、うっかり触ると痛い目に遭うのは必至、手で触るのは流石に憚られます、
他の草や樹木などに絡みつき、蔓を1m~3m伸ばします、
葉は三角形の矛型で互生、托葉鞘は円形の葉状です、
花期は、8月~10月頃、枝先に総状花序を付け、小さな淡緑色の花を咲かせます、
果実は球形の痩果で、多肉質の萼が包み、青藍色に色づきます。
茎には下向きの小さな刺が有り、
葉柄の基部(葉腋)に円形の托葉(托葉鞘)がついて茎を抱き、真ん中を茎が突き抜けたように見えています、
葉や托葉には鋸歯がなく全縁、
中には、葉縁に細かい棘状のものがある葉も見掛け、丸い托葉と、三角形の葉と、鋭い棘が特徴です。
花後は、緑色の萼が多肉化し膨らみ、直径は3-5mm、
実の色は最初 緑→赤紫→青藍色と変わっていきます、
この青藍色の実は、実を包んでいる萼で、本来の実は、この中にあり熟すと黒色の痩果に育ちます。
下は、石膠(いしみかわ)の葉っぱ、三角形の矛型。
下は、石膠(いしみかわ)の花、9月末頃から10月に掛け開花します、
花は、円形の葉状の托葉鞘の上に、1~5cmの短い穂状花序を伸ばし、
薄い緑色の花を密集して付けます、花は目立たず、花弁のように見えるのは萼片です、
小花の花柄は1~2mm、花径3mm~5mm、花弁端で5深裂、各裂片は広楕円形、
淡緑白色の山野に溶け込んだ色合いから、見落としそうな花で、蕾なのか実なのか迷うくらい地味です。
公園の遊歩道脇の斜面に咲く、細葉沙参(サイヨウシャジン)、残り花が幾つか見られます、
桔梗(ききょう)科の花ですが、花は小さく7~8mm、釣鐘状の花は、茎に段状に輪生します、
細葉沙参(サイヨウシャジン)は、沙参(シャジン)の細葉形の種類で、釣鐘人参に近縁の仲間です。
釣鐘人参の仲間は変異が多く、葉の形での区別は容易でなく、
細葉沙参(サイヨウシャジン)は、釣鐘人参に比べて、花冠が大変小さく先端が壷状に絞られ、
雌しべが花冠面より長く突き出ている特徴があります。
この場所は、広大な、公園の市民農園エリア、
いつもは、枝豆栽培、サツマイモ栽培、ジャガイモ栽培、ピーナツ栽培エリアで、
収穫期には市民に収穫開放される農園の一角です、流石にこの時期、収穫の時期はほぼ終わり、
このエリアの斜面には、細葉沙参(サイヨウシャジン)の花を始め、
山薄荷、キツネノマゴ、ミントの仲間等々、山野草の仲間が見られます。
この場所は、山中とは言えるほど山奥ではありませんが、里山領域の山中、
写真撮影で山歩き中に、出会ったバードウオッチング小屋、
この辺りに有るとは耳にしていましたが、初めて見る小屋です、
誰か居るのか、中を覗いてみましたが、人影はなく、
バードウオッチングの人は、バズカー砲みたいなレンズを使いますが、一度見学したいと思います。
上記バードウオッチング小屋の近くの林下、猿捕茨(さるとりいばら)の株が沢山あり、
この時期、赤い実が付いているのではと、探しましたが発見できず、来春の花を楽しみに取り敢えずパチリです。
同じくバードウオッチング小屋の近くには花茗荷(はなみょうが)の株が沢山あります、
花茗荷(はなみょうが)も赤い実を付けている筈ですが、全く見つけだせず、
大きな群落を形成しているので、来春の花を楽しみにしたいと思います。
里山を写真撮影散策中、何処からと無く現れたこのワンちゃん、
バードウオッチング小屋の少し前から、ずっと一緒に付いてきてくれます、
人なつっこく、ずっと付いて来てくれ、近くに人家はなく飼い犬には違いないが、
山中の十両を撮影中に、近くの草地に座り込み、ずっと待っていてくれている時にパチリ、
昼飯の手持ちでも有れば上げられるのだけれど、生憎手持ちは何も無く、話しかけと、ナデなでだけ、
どうしたのだろう、このワンちゃん、
30分近く一緒でしたが、何時までも付いてこらせる訳も行かず、隙を見て置いてきぼりにしました。
ワイヤープランツは這い性、壁などをよじ登る匍匐型の、蔓性植物で20数種類の仲間が有ります、
細長い枝に、丸い葉がたくさんついて、とてもキュートで、華やかな雰囲気があり、
ワイヤーのように曲がった枝を、5m程長く伸ばす蔓性の観葉植物です。
ワイヤープランツはタデ科、ミューレンベッキア属、匍匐性常緑低木、ニュージーランド原産、蔓長~5m、
細い茎が赤茶色で光沢があり、この茎が針金の様な容姿から、「ワイヤープランツ」の名前があります、
茎は分枝しながら長く伸び、1cmほどの卵型の小さな葉を密に付け、わさわさと茂ります、
7~8月には、気づかない様な、小さな花をつけ、
花後に付ける実は、白いグミキャンディーのようでとてもかわいらしい実を付けます、
主に、鉢植えやハンギング栽培を多く見られ、マット状に茂るところからグランドカバーにも利用されます、
別名 ミューレンベッキア、
花言葉は「あこがれ」。
通常は初夏の頃、花を付けますが、夏から秋に小さな小花を咲かせる事があり、
秋から初冬に掛け、ベルのような形をした可愛い実を付け、中央に黒い種ができます、
中心に見える黒い点のような物が種で、マッチ棒の先ほどの大きさです。
これが全部、ワイヤープランツ、他の植物を駆逐する勢いで繁茂しています。
公園のショップの前の駐車場斜面に、今年も唐胡麻(とうごま)が見られるようになりました、
世界中に分布し、公園などの観葉植物として利用されている、唐胡麻(とうごま)、
種子から造られる「ひまし油」は、古くから知られた薬草です、
唐胡麻(とうごま)は、トウダイグサ科トウゴマ属の多年草、
葉の形や色も多様で、分類によっては観葉植物用に扱われたり栽培も多様です。
種から採れる「ひまし油」は下剤としての利用の他、
工業用印刷インキ、石鹸などの原料、機械類の潤滑油として利用されて来ました。
現在では、「ひまし油」は日本薬局方に収録されており、下剤として使われます、
ただし、猛毒であるリシンを含有し、実際に使用の際には十分な注意が必要です、
また、種子を口にする行為は、さらに危険であり、子供が誤食して重大事故が発生した例もある薬草です。
里山の草地に小待宵草(こまつよいぐさ)???が沢山見られます、
アカバナ科、マツヨイグサ属、北アメリカ原産の二年草、
山地の草地、河原、空き地や海岸の砂地に生え、日あたりの良い荒地に生えています、
草丈15~20cm、花径2~3cm程度、ハ-ト型花弁4枚、柱頭は4裂し、葯は丁字型、
葉は羽状に分裂し互生、粗い鋸歯や波打ちがあり、よく分枝して、
茎には上向きの毛が生え、立ち上がるより這う性質のようで、
しばしば地面を這って伸び、大小様々な群落を形成しています。
6月~10月に掛け、鮮やかな黄色い花を、夕方から咲かせ、朝には閉じてしまいます、
午後の時間帯に撮影の所為か、萎み加減の花ばかりで、
萎み加減の花の中で、開き残りの花を探して撮っています、早朝の時間帯が撮影に良かったかも知れません。
登山道脇に、晒菜升麻(さらしなしょうま)の、真っ白い花が点々と点在しています、
我が国の、山地では普通に見られる山野草で、花姿が特徴的、
頭頂に小さな花を穂状に付け、真っ白の長いシベをピーンと伸ばし、洗浄ブラシのような花姿です。
草丈はmax1.5m位、開花期は8月から10月。
春紫苑(はるじおん)と良く似た、姫女苑(ひめじょおん)の花が咲いています、
ぼつぼつ終盤に掛かるこの花は、秋の登山道脇に点在する野草で、良く見掛けます、
花は春紫苑(はるじおん)に、そっくり、
春紫苑(はるじおん)より、草丈は高く、花数は多く、花径は小さ目、
花の名は、春紫苑(はるじおん)より、花が小さいことを表す姫と、
中国産の野草を表す女苑から名づけられており、
要注意外来生物にリストされている、生命力旺盛の北アメリカ原産の帰化植物です。
初夏から晩秋まで、茎の上部でよく枝分かれし、
黄色い筒状花の花芯のまわりに細く白い舌状花がついた頭花が沢山咲き、
土手や空き地などで群生しています。
春紫苑(はるじおん)との違いは、
春紫苑(はるじおん)の蕾の頃は、下を向いているのに対し、姫女苑(ひめじょおん)は上向きのまま、
何れも、野菊の仲間で、秋の山野にも良く似合う花です。
姫女苑(ひめじょおん)の株元に近い葉っぱ、
茎の下部の葉は、幅の狭い被針形、粗い鋸歯があり、葉のつけ根は茎は抱きません、
茎の上部の葉は、細く全縁、互生します。
下は、春に咲く春紫苑(はるじおん)、雑草の花にしては、なかなかの美形の花です。
週末の里山、道路から少し奥まった箇所に、小高い丘みたいな箇所があり、登ってみると、
干害用の溜め池みたいです、今は水は抜かれ湿地状態で葦が繁っています、
堤防の下から、南京黄櫨(なんきんはぜ)の木が一本、実を沢山付けています。
南京黄櫨(なんきんはぜ)は、灯台草(とうだいぐさ)科、ナンキンハゼ属の落葉高木、
黄櫨の木の代わりに、蝋をとる材料として使われるようになった、中国原産の木です、
樹高6m、葉は三角状広卵形、先端は尾状で秋に紅葉します、
花は雌雄同株、葉腋に雌花を付け、雄花は総状花序、5~6月頃開花します、
秋~初冬に掛け、緑色の三角がかった実は、熟して黒紫色となる、球形の蒴果(さくか)をつけ、
熟すと、蒴果は裂開し、中から、白いロウ粉に包まれた、3個の種子が露出してきます、
蒴果が裂開しても、種子は果皮から落下することなく、紅葉期から落葉後まで長く樹上に留まります。
南京黄櫨(なんきんはぜ)は、よく紅葉することから、庭木、街路樹、公園樹の用途で使われ、
根皮、果実は乾燥して、利尿剤、瀉下剤として、
種子の表面は、脂肪に富んだ白色の蝋状物質で覆われ、
油脂の烏臼油は蝋燭の原料に、石鹸、薬用に古くから利用され、人間社会に貢献して来た歴史ある木です。
夕日の所為か、えらく朱っぽく写っているようです。
小川の向こう岸に、丸葉柊(まるばひいらぎ)らしき花がちらほら見えています、足場が悪く近寄れません、
遠目では良く解りませんが、カメラで覗いてみると、柊の花に見えますが、
葉っぱに刺が無く、どうも丸葉柊(まるばひいらぎ)みたいです、
ズーム一杯で撮っていますが、これで限界。
柊の木は、古木になると葉っぱに刺が見られなくなる特性がありますので、
刺が見られないので、丸葉柊(まるばひいらぎ)と決めつけて良いのか、怪しいところです、
葉っぱが丸いイメージも有り、柊のようでもあり、
花が上に向かって付いている点は、丸葉柊の様でもあり、名前は怪しく、
一応丸葉柊(まるばひいらぎ)としておきます。
関東地方以西、四国・九州、沖縄や台湾に分布している柊(ひいらぎ)の園芸品種です、
木犀(もくせい)科、モクセイ属、常緑小高木、
葉は厚い革質の楕円形、縁は全縁、他の柊の仲間の木は、葉っぱに刺があり、防犯用に植樹されますが、
この丸葉柊(まるばひいらぎ)の木は、刺を持ちませんので、
防犯用には不向きで、公園等公共施設での植樹が多いようです、
一方、刺を嫌う向きもあり、花のジャスミンに似た芳香が好まれ、民家での栽培も見掛けます、
開花期は、11月~12月、葉腋に芳香ある小さな白色の花を咲かせます。
「柊」シリーズのお馴染みの、柊、柊南天、柊木犀、柊黐、
生け垣や庭木に使われる、柊黐(ひいらぎもち)の木に、綺麗な赤い果実が見られるようになってきました。
黐の木(もちのき)科、モチノキ属、中国、朝鮮半島が原産の常緑低木です。
樹高 2m~5m、雌雄異株、
葉は、変形長5角帆形で互生、葉は厚い革質で光沢が有り、縁には針状の鋭い棘を持ちます、
この葉は、面白い形をしており、帆掛け舟の、帆のような形で、その帆の角に辺る箇所に鋭い刺が有ります、
この刺は、柊(ひいらぎ)と同じように、老木になると、影を潜める傾向になり、持たなくなります、
開花時期は4~5月、葉腋に白い小さな花を沢山付けます、花弁は4枚、
花の後にできる果実は球形の核果、秋~冬にかけて赤く熟します、
英名はチャイニーズホーリー、
花言葉は、清廉。
クリスマスの飾りに良く使われるトゲトゲの葉と赤い実の木は、
この柊黐ではなく、クリスマス・ホーリーと呼ばれる西洋柊です。
西洋柊の葉は、見かけの、厚い革質で光沢は、柊黐と変わりませんが、葉の形が柊黐の様に帆の形ではなく、
柊木犀の葉に似て、刺が葉の全周に付いています、
柊黐も西洋柊も黐の木(もちのき)科の近縁種です。
庭のアブチロン/浮釣木(ウキツリボク)、釣鐘形の赤い萼と、黄色い花の組み合わせの、
アブチロンの代表品種、アブチロン・メガポタミクム、
寒い時期を除き、年間を通し開花状態で、通年花を咲かせています、
葵(あおい)科、アブチロン属、ブラジル原産の、半蔓性常緑小低木の多年草です、
樹高 凡そ2m、開花時期4~12月、花色 赤・橙・黄、花径3~7cm、
花は、釣鐘形で下垂し、長さ5cm程度、花弁は5枚、
雄しべが合着して、筒状になり花柱を包み、雌しべが先端で沢山分岐した花姿です。
当地の紅葉、黄葉、まだまだ健在です。
近くのデイケアーセンターの横の、畑の一角に、グミのような実を付けている、
山茱萸(さんしゅゆ)の木が、真っ赤な果実を沢山付けています、
10~11月頃、楕円形の真っ赤な果実を付け、実は甘酸っぱい味がします、
この実は、生食も可能ながら、滋養、強壮の薬効があり、山茱萸酒に人気です。
この冬の時期に、赤い実を付ける花木は沢山有りますが、
ナンテン、ピラカンサ、ウメモドキ、イイギリ、ナナメノキ、クロガネモチ、サンシュユ・・・等、
実の付き方、実と柄の形状から、秋珊瑚といわれる、山茱萸(さんしゅゆ)の実の様です。
下は、4月中旬に咲く山茱萸(さんしゅゆ)の花、2012/04/13投稿分流用。
初冬の風物詩、庭のピラカンサスの真っ赤な果実が、見られる季節になりました、
5月初旬に、5弁の白い花を咲かせるピラカンサスですが、
初冬になると真っ赤な実を付け、大変目立つ存在となります。
秋以降に沢山つける赤い実を楽しむ植物で、
花を楽しむより実の方が、知名度が高く良く知られております。
花言葉 慈悲。
果実の色は、
最初、緑色から→橙色→赤色と熟成するに伴い真っ赤に色づきます。
初冬の頃から、赤や黄色の小さな実を、枝一杯に付ける姿が、鮮やかで観賞用として人気です。
ピラカンサの実には、毒性があると言われており、実の熟成前には鳥の姿は少ないですが、
完熟後の実には、鳥たちが集まります、
熟成しても、鳥たちには毒性が気にならないのか、ただ食べ頃になったからか集まるのか、
または、熟成により毒性が低下し、安全な食べ物になったと言うことで集まるのか、その辺は分かりませんが、
ヒヨドリ、ツグミ等の鳥たちには分かるみたいで、時折賑やかしい光景を、見せて呉れます。