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秋から冬季に掛け、里山から山間に入ると、朱い実を付けた花茗荷(はなみょうが)を目にします、
朱紅色の実は良く目立ちますので、良く知られていますが、意外とこの花は影が薄いようです、
関東以西から九州に分布し、暖地の当地では、山間に掛け、ありふれた植物の一つです。

花茗荷(はなみょうが)は、生姜(しょうが)科、ハナミョウガ属の多年草、
山地の林縁などに自生し、草丈50cm前後、葉は広披針形で、裏面には短かい毛が密生します、
5月~6月に掛け、花茎を伸ばして穂状花序、
蕾の時から花穂は朱紅色に色づいて、白地に紅い紋様の唇形花を咲かせます、
花は、茗荷とはほど遠く、蘭(らん)の花みたいで、意外に綺麗な花です、
秋には果実が朱紅色に熟します、
種子は伊豆縮砂(いずしゅくしゃ)と呼ばれ、
漢方では縮砂の代用に使われ、漢方薬の「安中散」等に配合されています。
名の由来は、葉が茗荷に似て、目立つ花が語源の様です。

花茗荷(はなみょうが)(96779 byte)

Data 特 徴 ・ Memo
 科   名  生姜科
(しょうが)
 属   名  ハナミョウガ属
 原 産 地
 分 布 地
 日本、中国
 台湾
 植物分類  常緑多年草
 樹高・草丈  40cm~60cm
 開花時期  5月~6月
 花   色  白色
 紅い放射状縞模様
 花径・花序  花冠長 約15mm
 花穂長10cm~15cm
 花   型  唇形花冠
 生育場所  山地の林縁
 花 言 葉  
 撮影月日  2014.5.25
 撮影場所  宗像市 
  • 山地の林縁に自生
  • 根茎から叢生し、細毛のある緑色の偽茎を40~60cm斜上させる
  • 葉は広披針形で半光沢、長さ15~40cm、幅5~8cm、
  • 裏面にビロードのような軟毛がある
  • 偽茎の先に穂状花序
  • 花期は5月~6月
  • 花は10~15cmの穂状花序、多数の蘭に似た唇形花冠を付ける
  • 花冠長 約15mm、花冠幅7~8mm
  • 先端が3裂する唇弁は白地に紅い放射状縞模様
  • 雌雄異熟の両性花、雄性先熟花
  • 中裂片の内側に雄しべ1、雌しべ1、上唇弁に沿って立ち上がっている
  • 子房下位
  • 萼(外花被)は白色の筒状、先端が紅い
  • 果実は果、朱紅色の広楕円形で短毛有り、長さ1.5cm、残存萼が先端に残り、
  • 果実は翌春まで長い間残っています
  • 種子は白い仮種皮に包まれ、4~5mm

 


--- 生薬名・有効成分 ---
伊豆縮砂(いずしゅくしゃ)
芳香成分のシネオール、ベータ・ピネン、樟脳(しょうのう)、
セスキテルペンほか、フラボノイドのアルピノン等、
--- 効能 ---
乾燥種子を粉末にしたもので、芳香性健胃薬、腹痛、下痢に、
根茎は、腫瘍を抑制する作用があるようです。

 

花穂は、10~15cmの穂状花序、花は、下部から開花が始まり、上部へ咲き上がります。

花茗荷(はなみょうが)(78594 byte)

花は、蘭に似た唇形花冠を付けます、花冠端が3裂する唇弁は、白地に朱紅色の放射状縞模様、
花冠長 約15mm、花冠幅7~8mm、中裂片の内側に雄しべ1、雌しべ1の合成シベが上唇弁に沿って立ち上がります、
花の生育は、雌雄のシベの成長に時間差を持たせる、雌雄異熟の両性花で、自家受粉を避けるための雄性先熟花です、
萼(外花被)は白色の筒状、先端が朱紅色です。

花茗荷(はなみょうが)(38732 byte)

花茗荷(はなみょうが)(38342 byte)

花茗荷(はなみょうが)(46176 byte)

当地の山は、それほど知名度がある山ではありませんが、
木々の間引き伐採、下草狩り等よく手入れが行き届いており、
伐採した木の根っこ2本間に、伐採した丸太を半分に切り、根っこに渡したベンチを沢山作ってくれています、
写真のような、簡易ベンチで、所々で作ってくれており、登山者には大変有り難く感謝一杯の思いを持ちます。
写真のベンチは昨年秋に作ってくれたベンチです。

花茗荷(はなみょうが)(87310 byte)


別の山の花茗荷(はなみょうが)、近くには、立浪草、鳴子百合が沢山繁茂しており、賑やかです。

花茗荷(はなみょうが)(117992 byte)

花茗荷(はなみょうが)(51338 byte)

花茗荷(はなみょうが)(46045 byte)

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山中では、可憐な風情を漂わせる雪ノ下が、花を見せ始めました、
和風庭園にもお似合いの、雪の下ですが、その花姿は愛らしく、メルヘンチックな花です、
初夏にかけ、白い花を咲かせ、可憐な風情を漂わせ、一見地味な花ですが、
個人の花壇でも良く見かける、根強い人気の花です。

名前の、雪の下とは、季節的に不釣り合いですが、
濃い緑の葉っぱの間から伸びた花茎に、びっしり付く白い花を、雪に見立てたとも、
又、冬期の降った雪の下にあっても、葉が枯れないところからと、名前の由来も諸説有るようです。

かっては、この雪の下の葉を揉んで、切り傷などの貼り薬に利用されたり、
フラボノイド、カリウム、タンニン、精油などを含有している事から、生薬として利用されたり、
葉から抽出した成分で、化粧水、スキンケアー等にも利用されたり、民間薬として利用も盛んな花です。

写真は、岩の透き間に根を下ろし繁茂しています、
近くでは沢山見掛けますが、開花が進んでいる花を撮っています、暫くすればもっと繁茂する場所です。

雪ノ下(ゆきのした)(108279 byte)

Data 特 徴 ・ Memo
 科   名  雪の下科
(ゆきのした)
 属   名  ユキノシタ属
 原 産 地
 分 布 地
 日本(本州以西)
 朝鮮半島、中国
 植物分類  半常緑性宿根草
 樹高・草丈  20cm~50cm
 開花時期  5月~6月
 花   色  白
 花径・花序  凡そ 30mm
 花   型  五弁花
 上側の3弁は卵形
 下側の2弁は
 長く不揃い太め
 生育場所  山野
 花 言 葉  愛情、好感
 切実な愛情
 撮影月日  2014.5.25
 撮影場所  宗像市 
  • 草丈 20cm~50cm
  • 根本から匍匐枝(ランナー)を伸ばして繁殖する
  • 葉は根生で叢生(そうせい)でロゼット状、長い柄、腎円形
  • 葉脈に沿って白い斑、裏面 暗紫色を帯びる
  • 茎や葉には産毛
  • 花期 5月~6月、葉の間から花茎を伸ばし上部に円錐花序
  • 花色 白
  • 花弁 五枚 上側の3弁は卵形、薄紅色で濃い赤紫色と黄色の斑紋
    下側の2弁は花弁に斑は無く純白、長く不揃いで太め
  • 雄しべ 10本、葯は小豆色
  • 雄ずいは、成熟すると、すぐに落ちて花糸だけが残る
  • 雌しべ 2本、子房の周りを黄色の花盤が半円形に囲む
  • 果実は朔果で広卵形、種子は楕円形
  • 花の形は、近縁種の同族の大文字草に似て、「大」の字に見える
  • 葉は精進料理など、天ぷらにして食用可
  • 葉を乾燥させ虎耳草(こじそう)という生薬として利用
  • 葉から抽出した成分は、化粧水、スキンケアーに利用される

 

花茎は細長く、短い赤褐色の腺毛を持ち、白色の小花を沢山付けます、
花弁は5枚 花色は白色、上部の3枚は卵形、薄紅色で濃い赤紫色と黄色の斑紋、
下側の2枚は花弁に斑は無く純白、上部の花弁に比べると長大で、長さが左右不揃いです。

雪ノ下(ゆきのした)(41298 byte)

長い雄しべ 10本、葯は小豆色、雌しべ 2本、子房の周りを黄色の花盤が半円形に囲みます、
成熟した雄ずいは、すぐに落ちて、花糸だけが残ります。

雪ノ下(ゆきのした)(45974 byte)

雪ノ下(ゆきのした)(48995 byte)

雪ノ下(ゆきのした)(49069 byte)

山中の開けた半日陰の場所に密生している場所、こういった場所を点々と見掛けます、
葉は、根生し長い花柄が有り、腎円形で縁が浅く裂け、暗緑色で脈に沿って白い斑が入っています、
根本から伸ばす、匍匐枝(ランナー)で繁殖する為、群生する傾向がある花です。

山中の開けた半日陰の場所に密生している雪ノ下(ゆきのした)(107171 byte)

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姫空木(ひめうつぎ)は、空木(ウツギ)の近縁種、日本原産の植物で、関東以西、沖縄を除き分布しています、
空木(うつぎ)等と共に、小型の白い花が可愛く、古くから庭園樹として利用されて来ました、
花のサイズが、空木より少し小さいところから、姫空木(ひめうつぎ)と呼ばれます、
仲間に、コゴメウツギ 、 タニウツギ 、 コツクバネウツギ等が有り、
名前の通り、樹高が比較的小型で、花の大きさは他の空木より僅かに小振りな点が、観賞用に人気のようです。

童謡・唱歌でお馴染みの「夏はきぬ」の歌詞、
「卯(う)の花の、匂う垣根に
時鳥(ほととぎす)、早も来鳴きて
忍音(しのびね)もらす、夏は来ぬ」
の卯の花は、この姫空木を歌っているそうです。

姫空木(ひめうつぎ)(90227 byte)

Data 特 徴 ・ Memo
 科   名  雪の下科
(ゆきのした)
 属   名  ウツギ属
 原 産 地
 分 布 地
 関東以西
 植物分類  落葉低木
 樹高・草丈  Max 1.5m
 開花時期  5月-6月
 花   色  白、淡ピンク
 花径・花序  10mm-15mm
 花   型  円錐花序
 5弁花
 生育場所  公園、庭木
 花 言 葉  秘密
 撮影月日  2014.5.18
 撮影場所  宗像市 
  • 日本固有種
  • よく枝分かれをして茂り、近縁種の空木(ウツギ)より小型
  • 空木(ウツギ)に似て、花のサイズが小さい事から、姫+空木
  • 枝の髄が中空
  • 葉っぱは長楕円状披針形、先端は尖り、縁に細鋸歯、互生、表面に星状毛が散在
  • 星状毛は、空木に比べ少ないので、葉はすっきりしています
  • 枝先に円錐花序
  • 芳香の白い花、5弁花、雄しべ 10本、雌しべ 3~4本
  • 花糸柱の肩部がV状に張りだした形の、翼片が付いている
  • 「うつぎ」や「ばいかうつぎ」とともに、よく庭園に植栽される
  • 別名 雪見草、夏雪草

 

枝先に円錐花序を付け、芳香の白い花を咲かせます、花は5弁花、雄しべ 10本、雌しべ 3~4本、
雄しべの花糸が特徴で、花糸柱に翼片が付いています、花芯部には、雌しべ3本が見えます。

姫空木(ひめうつぎ)(28921 byte)

一般の植物の、雄しべの葯を支える花糸は、細い花糸状で出来ています、
姫空木(ひめうつぎ)の場合、下の写真のように、花糸が横広の翼片状で、
その翼片上部の肩部がV状で、下部の花床部より大きく張り出しているので、一見、副花冠に見えてしまいます、
この翼片状の花糸が、姫空木(ひめうつぎ)の特徴です。

空木族の仲間の特徴の、花糸の翼片状の写真を撮り忘れましたので、
2011.5.31撮影の空木の、花芯部のクローズアップを下記に流用いたします。<

空木(うつぎ)(23883 byte)

樹高は1m前後、葉は対生し、葉形は長楕円状披針形で、先は尖り、縁に細鋸歯を持ち、
表面に星状毛が散生し、裏面はほとんど無毛、空木との相違は葉や花の星状毛がなく、花も小振りです。

姫空木(ひめうつぎ)(81223 byte)


更紗空木(さらさうつぎ)。

更紗空木(さらさうつぎ)(67537 byte)

更紗空木(さらさうつぎ)(49100 byte)

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公園の、円形広場の周辺の生け垣の、白丁花(はくちょうげ)の花が、疎らに咲き始めました、
白丁花(はくちょうげ)は、初夏に、白または淡紅色の、小花を沢山付けます、
茜(あかね)科ハクチョウゲ属の常緑広葉低木の花木です、
株元からよく分枝し、あまり大きくならない事と、刈り込みに強いことから、
球造りや、生け垣などに仕立てられることが多い花木です。

花は、通常、一重ですが、
園芸品種には、紫色の紫白丁花、八重の八重白丁花、葉の縁に斑が入った、斑入り白丁花などがあります、
花径 1cmに満たない淡紅色の花は、葉っぱに隠れるように、散らばって咲いています、
小さな花ですが、意外と愛らしい花です。

白丁花(はくちょうげ)(58340 byte)

Data 特 徴 ・ Memo
 科   名  茜(あかね)科
 属   名  ハクチョウゲ属
 原 産 地
 分 布 地
 中国
 植物分類  耐寒性常緑低木
 樹高・草丈  Max1m
 開花時期  5月-6月
 花   色  白、淡紅色
 花径・花序  凡そ10mm
 花   型  漏斗型
 花冠端5深裂
 生育場所  公園、民家
 花 言 葉  純愛
 撮影月日  2014.5.17
 撮影場所  宗像市 
  • よく枝分かれする
  • 単独で植えられるよりも、萌芽力が強いので花壇の縁取りや生け垣に利用される
  • 枝に密生する葉は光沢が有り、長楕円形または倒披針形、全縁、対生
  • 香りの良い白色または淡紅色の星形の花、花姿は漏斗型
  • 花の直径 1cm程度、花冠端は五裂、花冠面は短繊毛、花芯部ほど長い繊毛を持つ
  • 花は星形、花弁の縁は幅広のフリルが付属し、花弁の先端に切れ込む
  • 雄しべ 5本、雌しべ 1本
  • 花には2つのタイプがあり、雌しべが長くて雄しべが極端に短い花のタイプ
  • 逆に、雌しべが短く、雄しべが長いタイプの2種類が存在します
  • 白花が一般的ですが、淡紅色の品種や八重咲き、葉縁に斑が入る斑入り品種有り
  • 白丁花とは、丁字咲きで白い花を指しています
  • 淡紅色の花を紅鳥花(こうちょうげ)とも言う
  • 初夏以外にも、花の勢いは落ちますが、断続的に晩秋の頃まで開花する
  • 別名 満天星(まんてんせい)

 

花は、直径 1cm程度、漏斗型の花冠端5深裂の星形の花です、
花冠面に短繊毛、花芯部ほど長い繊毛が生えており、
花弁の縁は幅広のフリルが付属した舌片で、
雄しべ 5本、雌しべ 1本、
花は純白が主ですが、写真の種類は、僅かに紅を帯びています。

下は、雌しべが極端に短く存在が解らないタイプの花で、雄しべが長いタイプと思われますが、
写真ではわかりにくいです。

白丁花(はくちょうげ(48343 byte)

下2枚、雌しべが長い花のタイプ、柱頭が2裂していて、存在がはっきりして判ります。

白丁花(はくちょうげ)(34154 byte)

白丁花(はくちょうげ)(40302 byte)

白丁花(はくちょうげ)(29501 byte)


下は紅花種

白丁花(はくちょうげ)(32798 byte)

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登山道脇に、瓢箪木(ひょうたんぼく)の花が疎らに咲いています、
スイカズラ科の落葉低木、樹高はMax1.5mくらい、
4~6月に掛け、枝の上部の葉腋に、2個ずつ並んで花をつけます、花冠は深く五つに裂け放射状、
花色は咲き始めは白色で、徐々に黄色に変色してゆきます、
この花の色が、一本の木で、白と黄色の花が混在することから、金銀木(きんぎんぼく)の別名があります。

初夏の頃、鮮やかな赤い実を2個、瓢箪のように合着させて付けます、
この瓢箪の様な実の姿から、瓢箪木(ひょうたんぼく)の名が付きました。
この瓢箪みたいな可愛い実は、液果で直径 8mm位、いかにも美味しそうに見えますが、
嘔吐、下痢、痙攣、昏睡などを引き起こす毒を含んでいますので、注意が必要です。

瓢箪木(ひょうたんぼく)(55495 byte)

Data 特 徴 ・ Memo
 科   名  吸葛科
 (すいかずら)
 属   名  スイカズラ属
 原 産 地
 分 布 地
 日本
 植物分類  落葉低木
 樹高・草丈  凡そ 1.5m
 開花時期  4月~6月
 花   色  開花後は白色
 ~数日後黄色
 紅色
 花径・花序  凡そ 2cm
 花   型  筒形花冠5深裂
 生育場所  山野、庭木
 花 言 葉  愛の絆
 撮影月日  2014.5.18
 撮影場所  宗像市 
  • わが国の固有種
  • 枝は細かく分枝
  • 枝の随は中空
  • 葉は楕円形から長楕円形、対生、裏面に毛が多い
  • 葉腋から花柄を伸ばしスイカズラに似た花を2個ずつ咲かす
  • 花色は初め白色、やがて黄色へと変色、花冠は筒形花冠5深裂
  • 紅花種は、花の色の変化ありません
  • 液果は紅色、2個合着させて付き瓢箪の形、実の形状が名前に由来、
    実は2個がくつついて瓢箪のような形になり、果皮が肉質で液汁が多い液果
  • 果実は嘔吐、下痢、痙攣、昏睡など有毒なので要注意
  • 別名の金銀木(キンギンボク)は、白と黄色の花が同時に見られるということに由来

 

瓢箪木(ひょうたんぼく)(45398 byte)

花は、葉腋から長さ10mm程の花柄の、筒形花冠端5裂の2花は、
ほぼ放射相称で、裂片の長さは10mmくらい、雄蕊は5本。

瓢箪木(ひょうたんぼく)(32082 byte)

瓢箪木(ひょうたんぼく)(99850 byte)

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当地ショッピングモール前の市道は、200mの間、
一葉たごなんじゃもんじゃの木の白い花が目立つ季節となりました、
樹幹一杯に真っ白い花が咲き、まるで雪が積もった様な、美しい光景が見られます、
真っ白い、リボン状の花が絡まって咲く様は、とても綺麗です、
清楚で、清々しいイメージは、、公園や街路樹として良く目にする樹木です。

一葉たご(なんじゃもんじゃの木)(87260 byte)

Data 特 徴 ・ Memo
 科   名  木犀科
(もくせい)
 属   名  ヒトツバタゴ属
 原 産 地
 分 布 地
 中国
 植物分類  落葉高木
 樹高・草丈  10m-20m
 開花時期  4月-6月
 花   色  白色
 花径・花序  30mm-35mm
 花   型  十字形花冠
 生育場所  公園、並木樹
 花 言 葉  清廉
 撮影月日  2014.5.17
 撮影場所  宗像市 
  • 中国、台湾、朝鮮半島などに分布
  • 国内では、木曽川流域と長崎県対馬に自生
  • 雌雄別株
  • 葉には長い柄があり、裏面に軟毛が生え、葉は楕円形、対生、全縁、幼木の葉は鋸歯有り
  • 新枝の先に円錐花序、花は十字状に深く裂けた花びらは、細く白いリボン状のひらひらした花びら
  • 高木ながら、花の時期は樹幹一杯に花を付け綺麗、鉢植えで栽培も見掛ける
  • 花の後にできる実は、水分を多く含み種が1つの核果で楕円形、葡萄色に熟す
  • タゴとはトネリコの別名、トネリコは複葉なのに対して本種は単葉なので、
    一つ葉のトネリコという意味でヒトツバ+タゴの名前が付く
  • 別名 ナンジャモンジャの木

 

花冠は十字状に4枚、リボン状の裂片は長さ1.5~2cm、
花の時期は、新緑に雪が被っている様な光景で、目が覚める真っ白は印象的です。

一葉たご(なんじゃもんじゃの木)(46079 byte)

冒頭の市道は最近整備されて出来た道路で、木も若く数年先の成長した街路樹の並木道が期待できます、
写真は、運動公園境界線斜面に植樹されている、一葉たごなんじゃもんじゃの木)です。

一葉たご(なんじゃもんじゃの木)(107517 byte)

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遠くからでも黄色、朱色がよく目立つ、金雀枝(えにしだ)の花が目立つようになってきました、
長く伸びた枝に、マメ科特有の、蝶型の小さな花をびっしりと咲かせ、大変美しい花木です、
黄色の花に、複色花の美しい花、頬紅金雀枝(ほおべにえにしだ)の魅力は格別です。

頬紅金雀枝(ほおべにえにしだ)(109896 byte)

頬紅金雀枝(ほおべにえにしだ)(38109 byte)

Data 特 徴 ・ Memo
 科   名  豆(まめ)科
 属   名  エニシダ属
 原 産 地
 分 布 地
 ヨーロッパ
 植物分類  落葉低木
 樹高・草丈  Max 2m
 開花時期  4月~5月
 花   色  黄色
 花径・花序  4cm~5cm
 花   型  蝶形花
 生育場所  公園、庭木
 花 言 葉  きれい好き
 謙遜、上品
 清楚、博愛
 撮影月日  2014.5.18
 撮影場所  宗像市 
  • ヨーロッパ南西部原産の金雀枝(エニシダ)の園芸品種
  • 枝は良く分岐し、色は緑色、枝には稜がある、若枝には毛が有る
  • 葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)、互生
  • 小葉の形は細長い楕円形、先が尖る
  • 葉腋に、黄色のやや長めの蝶形花を付ける
  • 花は黄色、左右の二枚の翼弁の全面若しくは~一部に赤褐色を帯びた斑紋
  • 名前の由来は、翼弁の赤褐色の斑紋を、花の頬紅に見立てた
  • 全草有毒、神経麻痺、血圧降下、呼吸麻痺、心臓麻痺を起こす

 

頬紅金雀枝(ほおべにえにしだ)(47505 byte)

頬紅金雀枝(ほおべにえにしだ)(37199 byte)

頬紅金雀枝(ほおべにえにしだ)(39562 byte)

木は、株立ちになり、それ程大きくなりませんので、花のカラフルさが手伝って、
花壇に植えても、あまり場所をとらず、個人の庭でも十分栽培出来る花木として、人気なのかも知れません。

頬紅金雀枝(ほおべにえにしだ)(81097 byte)

一方、黄色がない、色の濃い紅色一色の種類の、金雀枝(えにしだ)の栽培も良く見掛けます。

金雀枝(えにしだ)(132808 byte)

金雀枝(えにしだ)(36565 byte)

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トレッキング中の山中、甘い芳香に気が付き、
時期的に羽衣ジャスミンか、匂い蕃茉莉(においばんまつり)と見当を付け、探してみると、
丁字鎌酸実(ちょうじがまずみ)らしき花が咲いています、
花が少し傷み、艶やかさに欠けますが、それでも香りだけは一品です。

中国地方から、四国、九州に分布し、石灰質岩地を好む植物で、一寸見は、沈丁花っぽく見えます、
花は、漏斗状の小さな花で、20個~30個の花を、ドーム状に固まって咲く集団花です。

丁字鎌酸実(ちょうじがまずみ)(222090 byte)

Data 特 徴 ・ Memo
 科   名  吸葛科
(すいかずら)
 属   名  ガマズミ属
 原 産 地
 分 布 地
 本州~九州
 朝鮮半島の南部
 植物分類  落葉低木
 樹高・草丈  Max3m
 開花時期  4月 ~5月
 花   色  白色
 薄ピンク色
 花径・花序  10mm前後
 花   型  漏斗状
 花冠5裂
 生育場所  山野、庭木
 花 言 葉  
 撮影月日  2014.5.3
 撮影場所  宗像市 
  • 株立ち状になる
  • 樹皮は灰褐色をしている。
  • 若い枝には放射状に伸びる星状毛を持つ
  • 葉は広い卵形~狭い楕円形、対生、裏面には星状毛
  • 花は、白、淡いピンク色、枝先に小さな花を散房状に付け、微香有りる
  • 花冠は直径10mm前後、漏斗状、花冠端5裂
  • 雄しべ 5本
  • 花の後にできる果実は、水分を多く持ち種が1つある核果
  • 9月~11月に掛け、7mm前後の広卵形、朱橙色の果実が生る

 

丁字鎌酸実(ちょうじがまずみ)(41159 byte)

丁字鎌酸実(ちょうじがまずみ)(99723 byte)

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里山の竹藪の中から、吸葛(すいかずら)が蔓を伸ばし花を咲かせています、
咲き始めは白い花で、次第に黄色の色に変化し、あたかも2色の花が咲いている様に見える山野草です、
花は唇状に大きく2裂し、上唇弁は上側に反り返り先が四裂、下唇弁は下側に反り返る、二唇弁の独特の花形です。

花には芳香が有り、長いシベが花冠前面に付きだし、軽やかな花姿です。
金銀花(キンギンカ)と言う別名を持ち、
花が開花直後は白色で、徐々に黄色くなる過程を、金色と銀色の花に例えた事に語源がある様です、
花は2個ずつ並んで咲き、同じ仲間にハニーサックルやツキヌキニンドウがあります。

吸葛(すいかずら)(107162 byte)

Data 特 徴 ・ Memo
 科   名  吸葛科
(すいかずら)
 属   名  スイカズラ属
 原 産 地
 分 布 地
 日本、中国
 植物分類  耐寒性
 半落葉蔓性低木
 樹高・草丈  つる性
 開花時期  5月-6月
 花   色  白、黄色
 花径・花序  約 3cm
 花   型  筒状唇形花冠
 生育場所  山野
 花 言 葉  愛の絆
 献身的な愛
 友愛
 撮影月日  2014.5.17
 撮影場所  宗像市 
  • 北半球に2千種程分布、わが国には、その内 25種が自生
  • わが国では普通の山野に自生
  • 葉は楕円形、その一部が落葉する半落葉性の蔓性植物
  • 葉は楕円形から長楕円形、対生
  • 蔓は右巻きに近くの樹木に巻き付いて生長する
  • つぼみは薄く紅色を帯びている
  • 枝先の葉腋に2個ずつ花を咲かす、花には甘い芳香有り
  • 花弁は細長い筒状、唇形花で上下に2深裂の長い花筒
  • 上唇弁は先が浅く四裂し上側に反り立つ
  • 下唇弁の1枚は下側に曲がり込む
  • 雄しべ5本、花柱1本、先端の柱頭は太い
  • 咲き始めは白色か淡紅色、後に黄色に変色
  • 果実は秋に2個並び、黒く熟し液果で直径5-6mm
  • 花や葉は、お茶や忍冬酒、漢方に使用
  • 皮膚病や、解熱、消炎、利尿に薬効があるとされる
  • 別名 金銀花(きんぎんか)、忍冬(ニンドウ)

 

花は開花後は白色、花の外側は、淡小豆色。

吸葛(すいかずら)(54748 byte)

枝先の葉腋に2個ずつ花を咲かし、甘い芳香を放ちます、
花弁は細長い筒状唇形花で上下に2深裂の長い花筒を持ちます、
花冠の、上唇弁は先が浅く四裂し上側に反り立ち、下唇弁の1枚は下側に曲がり込みます、
雄しべ5本、雌しべ1本、花柱先端の柱頭は太いです。

吸葛(すいかずら)(39443 byte)

下の花は、開花後、数日経った花で、黄色に変色していきます。

吸葛(すいかずら)(38471 byte)

里山から続く登山道、林縁の藪の中は、吸葛(すいかずら)が繁茂し、良い香りを漂わしています。

吸葛(すいかずら)(64850 byte)

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アリウム・トリケトラム

アリウム・トリケトラム(105359 byte)

アリウム・トリケトラム(88525 byte)

アリウム・トリケトラム(51301 byte)

アリウム・トリケトラム(49185 byte)


紫花菜(むらさきはなな)

紫花菜(むらさきはなな)(98199 byte)

紫花菜(むらさきはなな)(48471 byte)

紫花菜(むらさきはなな)(38782 byte)

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シラー・カンパニュラタ+シラー・ペルビアナ

シラー・カンパニュラタ

シラー・カンパニュラタ(釣鐘水仙)(89881 byte)

シラー・カンパニュラタ(釣鐘水仙)(30332 byte)

シラー・カンパニュラタ(釣鐘水仙)(30373 byte)

シラー・カンパニュラタ(釣鐘水仙)(48977 byte)


シラー・ペルビアナ

シラー・ペルビアナ(92185 byte)

シラー・ペルビアナ(50727 byte)

シラー・ペルビアナ(45113 byte)

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庭のアジュガの花が咲きそろいました、本州以南の明るい林下に生育、
茎の基部に鱗片状の葉、茎葉は倒披針形、
花は数段に輪生し花穂となる、唇形花は下唇弁が深く3裂する特徴を有します。

アジュガ(十二単(じゅうにひとえ))(105399 byte)

アジュガ(十二単(じゅうにひとえ))(37730 byte)

アジュガ(十二単(じゅうにひとえ))(76983 byte)


ローズゼラニューム

ローズゼラニューム(58213 byte)


ロベリア・エリヌス

ロベリア・エリヌス(39752 byte)

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鎮国寺山門から境内に向かう200段近い階段の両サイド斜面に広がるツツジ、
境内には2万本以上のツツジが点在しており、ツツジの季節到来です。

躑躅(つつじ)(91590 byte)

躑躅(つつじ)(118491 byte)

躑躅(つつじ)(119946 byte)

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1本の竿(さお)で、鯛が釣れたと言うことでしょうか、
こんな数の鯛が釣れれば笑いが止まらないでしょうが、
ハートの型をした花を、花茎に一列に綺麗に並んで咲かせる鯛釣草(たいつりそう)が咲き始めました、
芥子(けし)科、多年草、中国、朝鮮半島辺りが原産、
花色は、ピンク色が一般的で、白花も稀に見掛けます、
人気はやはりピンクの花で、鯛を吊り上げた様な花姿から、鯛釣り草(タイツリソウ)とは、
花姿を良く言い表している花だと思います。

一方、華鬘草(けまんそう)の華鬘(けまん)とは、
仏堂の欄間などの仏教用装飾用具で、装飾の華鬘(けまん)に見立ててられたと言います。

草丈は30~60cm程になり、葉が緑白色を帯び、2回3出羽状複葉で小葉は細裂します、
花期は4~6月、
斜めに伸びた総状花序にコマクサに似たハート型の花を付けます、
花茎はアーチ状に湾曲し、花茎一本に花がMax15輪ほど釣り下がる事もあり、
あたかも鯛が釣竿にぶら下がっているように見える花姿から、鯛吊り草(たいつりそう)と言われます。
可愛い花ですが、全草毒性があり、嘔吐、下痢、呼吸不全、心臓麻痺などを引き起こす恐れがあり、
取り扱いには注意が必要です。

鯛吊り草(たいつりそう)(62174 byte)

鯛吊り草(たいつりそう)(38015 byte)

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トレッキングの道中、陽当たりの良い斜面の草藪の中、立浪草(たつなみそう)が無数に咲いています。

立浪草(たつなみそう)(107393 byte)

立浪草(たつなみそう)(63496 byte)

立浪草(たつなみそう)(44364 byte)

立浪草(たつなみそう)(44492 byte)

点在している群落の中で見つけた、唯一の果実。

立浪草(たつなみそう)(46321 byte)

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当地登山道脇の草地に、采配蘭(さいはいらん)の開花が点々と見られます、
蘭科、サイハイラン属、日本、朝鮮半島~中国に分布し、林下の木陰などに生育する多年草、
葉は長楕円形、長さ20~35cm、一枚の葉(稀に2枚)を根生し、葉先は尖り、深緑色、
稀に淡黄色の斑点の株も見掛けます、
葉は開花すると夏には枯れ、その後、初秋に新葉が出て来ます。

花の開花は5~6月、花茎は高さ30~50cm、一方向に10~20輪の花を総状に付けます、
花は細長く、淡緑褐色で紅紫色を帯び、初めは真横に花を突き出しますが、次第に下向きに垂れ下がります、
この一方向に垂れ下がる花の格好が、戦国武将が使った采配に似ている事に、花の名は由来します。

見つける采配蘭(さいはいらん)は、数株単位で固まって見られますが、
草ぼうぼうの藪の中、野バラの蔓等も行き交い、刺で痛い目の合い、厄介な思いをする生息地です、
この為、思うようなフレーミングが取れません。

采配蘭(さいはいらん)(109905 byte)

草藪の中に点在している采配蘭(さいはいらん)は、草藪が邪魔し、とても撮りにくい場所です、
蘭科の花のイメージを何とか撮ろうとしましたが、それらしくは撮れません。

采配蘭(さいはいらん)(31918 byte)

采配蘭(さいはいらん)(57713 byte)

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GWに、市内の低山をトレッキングです、
この時期、春の山野草が沢山見られ、蝮草(まむしぐさ)の仲間が沢山見られます、
里山に近い、ミカン園が点在している、この場所には、武蔵鐙(むさしあぶみ)が集中しており、
数株から10株くらいがまとまり、点々と点在しています。

撮影中、通りかかった、ご婦人のグループに、何の花か尋ねられ、珍しがって見ておられましたが、
花の名前と、花姿がどうも奇怪に見えるらしく、最初は珍しがっていたくせに、
不気味な感じがすると、近寄ろうとしません、
厳しい冬の自然環境の中、訪れた春を待ちわびて、健気に咲く花達に親しみを持たないのであろうか、
園芸店で売られているような、色彩鮮やかな花とは、確かに異質な花だけれど、
悲しい事ながら、これも現実です、

仏炎包の形から、お察しのように、お馴染みの水芭蕉、観賞用のカラーと同じ仲間で、
食卓でも、お馴染みの、里芋だとか、コンニャクも、同じ仲間です。

里芋(さといも)科の、武蔵鐙(むさしあぶみ)は、
草丈50~60cm、テンナンショウ属に特有の仏炎苞をもつ、雌雄異株の花です、
雌雄の決定が、栄養状態や、その年の季候状態で、左右される傾向があり、これは、この仲間に共通の特徴です、
小型の株は大抵は雄株で、大きく育った株は、大体雌株と見当付けても大きな外れはない様です。

武蔵鐙(むさしあぶみ)(118899 byte)

Data 特 徴 ・ Memo
 科   名  里芋科
 (さといも)
 属   名  テンナンショウ属
 原 産 地  日本、朝鮮半島
 中国
 植物分類  多年草
 樹高・草丈  30cm-60cm
 開花時期  3月-5月
 花   色  暗紫色、白緑色
 花径・花序  仏炎苞長
 8cm-10cm
 花   型  仏炎苞を持つ
 肉穂花序
 生育場所  やや湿った林内
 花 言 葉  威厳
 偉大な勇者
 撮影月日  2014.5.6
 撮影場所  宗像市 
  • 関東地方から沖縄にかけて分布、海岸に近い林、山地の谷沿いを好む
  • 雌雄異株
  • 葉柄は高さ15~30cm、草丈 Max60cm
  • 葉は2枚、小葉は3枚、裏面は白い、小葉の形は幅の広い卵形、
    小葉の縁に鋸歯はなく、先端は鋭く尖る
  • 葉柄の間から葉よりやや低い偽茎を伸ばす、偽茎は淡緑色
  • サトイモ科特有の肉穂花序に見られる花序を被う大形の苞を持つ
  • 花を包む仏炎苞は暗い紫色か緑白色
  • 仏炎苞は、灰色に暗紫色か白緑色で、筋状に隆起する紋様が特徴
  • 仏炎苞の蓋の先は前に突き出し、舷部は袋状に巻き込む
  • 仏炎苞の上部の脇の口辺部は、長さ4~7cm、
    口辺部は広い耳状に張り出し、舷部は袋状に巻き込む
  • 付属体は太く白い棒状
  • 花の後にできる実は液果、トウモロコシに似た集合果
  • 和名は、仏炎苞の形が、乗馬の際、足を載せる鐙に似ている事に例えられ、
    馬具+鐙が当時、武蔵の国で多く作られていたことに由来します

 

下が、サトイモ科特有の肉穂花序に見られる花序を被う大形の苞で、花を包む仏炎苞です、
仏炎苞は、暗い紫色か緑白色、上部蓋の舷部は袋状に巻き込み、先端は前に突き出す格好です、
仏炎苞の上部の脇の口辺部は、長さ4~7cm、口辺部は広い耳状に張り出し、付属体は太く白い棒状です。

武蔵鐙(むさしあぶみ)(91103 byte)

偽茎は淡緑色で直立し、葉柄より短い為、遠目では、花部は大きな葉っぱに隠れた格好です。
林道の直ぐ下1m位の場所、葉っぱの上辺りが林道に当たります。

武蔵鐙(むさしあぶみ)(107715 byte)

武蔵鐙(むさしあぶみ)(111466 byte)

武蔵鐙(むさしあぶみ)の葉は、一枚の葉が3つの小さな葉に分かれた3出複葉の複葉で、
小葉は、3枚の卵形、小葉とは言え30cm近くの大きな葉は光沢があり、鋸歯はなく前縁、先端は鋭く尖ります、
林下に広げた光沢の葉っぱは、薄暗い林中でも良く目立ち、離れた林道からでも直ぐに見つけられます。

武蔵鐙(むさしあぶみ)(128238 byte)

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紫蝮草(むらさきまむしぐさ)

GWに友人と、近くの山へトレッキングです、
当地の山中では、蝮草(まむしぐさ)の仲間が、点在しているのが、見られました、
山頂近くの古城跡、石垣の周辺の、陽当たりの良い林下には、
細い、タケノコに見間違える、蝮草(まむしぐさ)の花茎が、無数に見られます。

蝮草(まむしぐさ)は、里芋(さといも)科、テンナンショウ属の多年草です、
よく見られる仲間には、

紫蝮草(むらさきまむしぐさ)
青蝮草(あおまむしぐさ)、
武蔵鐙(むさしあぶみ)、
浦島草(うらしまそう)、
南国浦島草(なんごくうらしまそう)等がありますが、
今回の登山道中では、低標高地帯で、武蔵鐙(むさしあぶみ)が、
全山で、紫蝮草(むらさきまむしぐさ)、青蝮草(あおまむしぐさ)が確認できました。

下は、紫蝮草(むらさきまむしぐさ)

紫蝮草(むらさきまむしぐさ)(109691 byte)

Data 特 徴 ・ Memo
 科   名  里芋科
(さといも)
 属   名  テンナンショウ属
 原 産 地  アジア、アフリカ
 植物分類  多年草
 樹高・草丈  30cm~1m
 開花時期  4月~6月
 花   色  紫色
 花径・花序  仏炎苞の筒状部
 約10cm
 花   型  仏炎包
 肉穂花序
 生育場所  山野の林下
 花 言 葉  壮大
 壮大な美
 撮影月日  2014.5.6
 撮影場所  宗像市 
  • 平地から山地の林内や林縁に生える
  • 高さは30cm~1m
  • 偽茎の先端に鳥足状に分裂する2枚の葉
  • 4月~6月ごろ、紫色または緑紫色に縦の白い線の仏炎苞に包まれた花
  • 仏炎包の中には肉穂花序、肉穂花序は多数のシベから出来ている
  • 雌雄別株なので、雄花は雄蕊だけ、雌花は雌蕊だけ、どちらにも花弁はありません
  • 秋になると、ミニトーモロコシに似た、真っ赤な果実が熟す
  • 名前は、偽茎の模様がヘビの、「マムシ」の縞模様に似ている事に由来、また
    花の形が、蛇が鎌首をあげている様子に例えられた
  • 地下の球茎は有毒
  • 民間療法では、地下の球茎を漢方で天南星として漢方薬として利用される

 

下は、たまたま仏炎包がオープン状態の花を見つけ、中の肉穂花序を、ズームアップです、
仏炎包の色の違いで、紫蝮草(むらさきまむしぐさ)及び、青蝮草(あおまむしぐさ)に分けられます、
紫色の仏炎包の物を、紫蝮草(むらさきまむしぐさ)と呼び、
緑色の仏炎包の物を、青蝮草(あおまむしぐさ)/関東蝮草(かんとうまむしぐさ)と呼びます。

仏炎包の中には棍棒状の肉穂花序があり、肉穂花序は多数のシベから出来ており雌雄別株です、
雄花は雄蕊だけ、雌花は雌蕊だけから形成され、何れも花弁は有りません。

紫蝮草(むらさきまむしぐさ)(47899 byte)

紫蝮草(むらさきまむしぐさ)(72180 byte)

普段は下のように、仏炎包が花序に覆い被さっており、普通では内部の肉穂花序が見えない状態です。

紫蝮草(むらさきまむしぐさ)(64568 byte)

秋に赤橙色の、ミニトーモロコシに似た、粒々の実を付けます。
写真の花の近くに落ちていました、昨年度の実が残り落下したものと思われます。

紫蝮草(むらさきまむしぐさ)(56910 byte)


青蝮草(あおまむしぐさ)/関東蝮草(かんとうまむしぐさ)

仏炎包が緑色をした、青蝮草(あおまむしぐさ)/関東蝮草(かんとうまむしぐさ)です、
肉穂花序は仏炎苞という苞によって包まれているため、肉穂花序の棍棒体は、外からは見え難く隠されています、
雌雄異株で、肉穂花序の下部に萼も花冠も持たない雄しべ・雌しべだけからなる花です、
仏炎苞は、淡緑色で白い条が縦に走り、先端は水平に前に伸び、次第に先細りに為り、花序を蓋をする様な構造で、
筒状部は長さは凡そ10cm、肉穂花序の内部の、付属体は棍棒状で、径は凡そ10mm。

青蝮草(あおまむしぐさ)/関東蝮草(かんとうまむしぐさ)(82226 byte)

青蝮草(あおまむしぐさ)/関東蝮草(かんとうまむしぐさ)(119946 byte)


下は、蝮草の共通した花茎の模様です、
この茎の縞模様が、蛇のマムシの模様に似ていると言うことが名前の由来でもあり、
名前だけで、不気味に感じる、女性登山者も居るようで、蛇のマムシとは全く関係なく、

仏炎包の形から、お察しのように、お馴染みの水芭蕉、観賞用のカラーと同じ仲間で、
食卓でも、お馴染みの、里芋だとか、コンニャクも、同じ仲間です。

青蝮草(あおまむしぐさ)/関東蝮草(かんとうまむしぐさ)(77908 byte)

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山間では、このところ百合(ゆり)科の花が目立って来ました、
なかでも、宝鐸草(ほうちゃくそう)、甘野老(あまどころ)、鳴子百合(なるこゆり)が、
花茎を伸ばしているのが目に付きます、
花の開花具合は違いますが、すらっと伸びた花姿、山野では一際目立ちます。
同じ百合科の花は、一寸見は良く似ていますが、
チゴユリ属の宝鐸草(ほうちゃくそう)と、
アマドコロ属の、甘野老(あまどころ)、鳴子百合(なるこゆり)の違いは、明らかです。
甘野老(あまどころ)、鳴子百合(なるこゆり)の、アマドコロ属の茎は、分岐せず一本で立ち上がり、
各段の葉腋に花がつき、花びらが完全に合着した筒状になっています。

宝鐸草(ほうちゃくそう)は、茎上の枝の先端に、釣り鐘状の花を1~3個を下垂し咲かせます、
花弁は、独立した6枚が釣り鐘状に集まって平開せず、
長さ2~3cmくらいで、淡緑白色をした釣り鐘状の花弁は先端がすこし緑色を帯びます、
葉は長楕円形で長さ5~15cm、幅1.5~4cm、披針形で互生し、先は尖って全縁、3本の葉脈があります、
和名は花の形が、お寺の塔堂の軒先に下がる宝鐸に例えられた様です。

宝鐸草(ほうちゃくそう)(105263 byte)

Data 特 徴 ・ Memo
 科   名  百合(ゆり)科
 属   名  チゴユリ属
 原 産 地  アジアの温帯地域
 植物分類  多年草
 樹高・草丈  30cm~60cm
 開花時期  5月~6月中旬
 花   色  白、黄色
 花径・花序  花径 15mm程
 花冠長
 20mm~30mm
 花   型  筒状釣鐘形
 生育場所  山野の林下
 花 言 葉  よきライバル
 撮影月日  2014.5.3
 撮影場所  宗像市 
  • 我が国の山野の林下に普通に見られる野草
  • 草丈は30cm~50cm程度、直立
  • 葉は互生、長さ5~15cm、幅1.5~4cmの長楕円形、目立つ葉脈は3~5脈、先端は尖る
  • 茎は上部で分岐
  • 茎の先端の葉腋から短い柄を出し2~3個の筒状釣鐘形の花を下垂
  • 花冠は平開せず、筒状花に見えるが、花被片は合着していない
  • 花被片は6枚、花弁 3枚+萼片 3枚 計6枚
  • 花色は白色、先端部分にかけ薄緑色のグラデーション、先端ほど濃い
  • 花は花冠長 20~30mm、花径15mm程
  • 雄しべ 6本、葯袋は黄色
  • 雌しべの花柱先端は3裂、子房上位で、子房は3室有す
  • 果実は直径1cmほどの球形の液果で黒紫色
  • 地下茎を延ばして先端に翌年の株ができる擬似一年草
  • 若芽には有毒成分含有、下痢・嘔吐症状を引き起こす、摘むと微かな悪臭有り
  • 花色が、黄花の黄花宝鐸草(キバナホウチャクソウ)有り

 

茎頂で、枝分かれし、葉は長楕円形で長さ5~15cm、花は枝先に1~3個垂れ下がります、
花披片は合着しておたず、花被片は6枚は、花弁 3枚+萼片 3枚 計6枚、
花弁端は平開せず、長さ2.5~3cm、白色で先端が少し緑色を帯びています。

宝鐸草(ほうちゃくそう)(64358 byte)

宝鐸草(ほうちゃくそう)(38648 byte)

宝鐸草(ほうちゃくそう)(39857 byte)

林中奥部は道はなく、物好きに踏み込む人はおらず、途中今年初のヘビを見掛けたこともあり、
林中に入り込むのは一寸勇気がいりますが、思わぬ山野草が発見でき、つまらぬ勇気が報われた気がします。

宝鐸草(ほうちゃくそう)(124848 byte)


下は、鳴子百合(なるこゆり)

鳴子百合(なるこゆり)(117641 byte)

鳴子百合(なるこゆり)(85865 byte)


下は、甘野老(あまどころ)

甘野老(あまどころ)(62624 byte)

甘野老(あまどころ)(35597 byte)

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GW、友人と市内の低山トレッキングです、
途中、登山道に沿って拡がる砂防ダムの、柵内に山藍(やまあい)の群生が見られます、
灯台草(とうだいぐさ)科、ヤマアイ属、山地の林の中に生える多年草で、緑色の小さな花を穂状につけます。
昔は染料に使われたという説もあり、藍染めの藍色と違い緑色に着色、
下部の葉腋に雄性の穂状花序を、上方の葉腋に雌性花序をつける種類と、雌雄異株が有るようです、
真冬の寒い時期から春にかけて花を咲かせ、蕾も花弁も緑色なので、余り目立ちません。

山藍(やまあい)(65569 byte)

Data 特 徴 ・ Memo
 科   名  灯台草科
(とうだいぐさ)
 属   名  ヤマアイ属
 原 産 地  東南アジア
 植物分類  多年草
 樹高・草丈  30cm~40cm
 開花時期  3月~7月
 花   色  緑色
 花径・花序  凡そ5mm
 花   型  単性花
 雄しべ花冠平開
 生育場所  山地の草地
 花 言 葉  正しいこと
 撮影月日  2014.5.6
 撮影場所  宗像市 
  • 山地の林の中に生える多年草、緑色の小さな花を穂状に付ける
  • 葉は10cm前後、幅4cm位、長楕円状披針形、縁には鋸歯、対生
  • 長い葉柄の基部には披針状の小さな托葉を持つ
  • 葉の表面と縁に繊毛、裏面は無毛、葉質は薄く濃緑色、光沢がある
  • 葉の基部に腺を持つ
  • 葉は、青摺(あおずり)と呼ばれ染物に利用されたが有毒
  • 葉は有毒、口にすると、吐き気、腹痛、痙攣、昏睡などの中毒症状を起こす
  • 地下茎は白く長く横に這い林内に群生する
  • 地下茎は乾くと青紫色に変わる
  • 茎は高さ30~40cm、四角く横に切ると十字の断面をしている
  • 雌雄異株
  • 茎の上部の葉の脇から花柄をだし、緑色の小さな花を穂状に付ける
  • 下部の葉腋に雄性の穂状花序、上方の葉腋に雌性花序を付ける
  • 雄花は萼片3枚と雄しべが多数、花糸は長く、花径は4~5mm
  • 雌花は萼片3枚と雌しべは1個、ゼラチン状の2裂した柱頭
  • 子房には2本の突起があり、蜜を出す
  • 果実は球形、二分果(にぶんか)

 


染料としての青摺(あおずり)は、
染色は緑色~苔色で、水に濡れると色が落ちたり、赤く変色する欠点があり、
現在は、青摺(あおずり)より、綺麗に染まり、色の変色が少ない、濃い藍色に染まる、
タデ科の藍(あい)が多く利用されるようになりました、
この青摺(あおずり)は、現在では、一般には使われなくなったそうですが、
皇室の新嘗祭(にいなめさい)の神事用の、小忌衣(おみごろも)の染め物は、
今でも、この青摺(あおずり)で染めると言う、伝統は守られていると言われています。

登山道階段横の斜面にも、谷の方に向かって斜面一杯に群生してます。

山藍(やまあい)(112405 byte)

下は雄花、
雄花は萼片3枚と雄しべが多数、花糸は長く、花径は4~5mmで極小。

山藍(やまあい)(44250 byte)

山藍(やまあい)(36110 byte)

下は雌花、
雌花は極小で凡そ3mm、萼片3枚と雌しべ1本、花柱は子房に隠れ、子房から柱頭が出ている様に見えます、
柱頭は2裂し、白っぽくゼラチン状に見えます、大きな子房には2本の突起があり、蜜を出します。

山藍(やまあい)(58260 byte)

登山道脇に、こんな群生地を多く見掛けます、
新緑の眩しい時期、緑系の極小の花は、存在感が薄いですが、古き時代には貴重な花だった様な気がいたします。

山藍(やまあい)(82147 byte)

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