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Blog Community:花の写真 - 写真 | 四季の花 | COMMENT:2 | TRACKBACK:0| edit

武蔵鐙(むさしあぶみ)

近くの低山は、この時期、春の山野草が沢山見られ、
蝮草(まむしぐさ)浦島草(うらしまそう)武蔵鐙(むさしあぶみ)が、競って芽吹いています、
里山に近いこの場所には、武蔵鐙(むさしあぶみ)が集中しており、
数株から10株くらいがまとまり、点々と点在しています。

撮影中、通りかかった、ご婦人のグループに、何の花か尋ねられ、珍しがって見ておられましたが、
花姿がどうも奇怪に見えるらしく、少し不気味な感じがすると話され、一般女性にはそう見えるらしい。

里芋(さといも)科の、武蔵鐙(むさしあぶみ)は、
里芋だとか、、コンニャクと同じ仲間で、観賞用のカラー及び、水芭蕉も同じ仲間で、
草丈50~60cm、テンナンショウ属に特有の仏炎苞をもつ、雌雄異株の花です、
雌雄の決定が、栄養状態の要素により左右される傾向があり、これは、この仲間に共通の特徴です、
小型の株は大抵は雄株で、大きく育った株は、大体雌株と見当付けても大きな外れはない様です。

武蔵鐙(むさしあぶみ)(115276 byte)

 科   名  里芋(さといも)科
  • 関東地方から沖縄にかけて分布、海岸に近い林、山地の谷沿いを好む
  • 雌雄異株
  • 葉柄は高さ15~30cm、草丈 Max60cm
  • 葉は2枚、小葉は3枚、裏面は白い、小葉の形は幅の広い卵形、
    小葉の縁に鋸歯はなく、先端は鋭く尖る
  • 葉柄の間から葉よりやや低い偽茎を伸ばす、偽茎は淡緑色
  • サトイモ科特有の肉穂花序に見られる花序を被う大形の苞を持つ
  • 花を包む仏炎苞は暗い紫色か緑白色
  • 仏炎苞は、灰色に暗紫色か白緑色で、筋状に隆起する紋様が特徴
  • 仏炎苞の蓋の先は前に突き出し、舷部は袋状に巻き込む
  • 仏炎苞の上部の脇の口辺部は、長さ4~7cm、
    口辺部は広い耳状に張り出し、舷部は袋状に巻き込む
  • 付属体は太く白い棒状
  • 花の後にできる実は液果、トウモロコシ状の集合果
  • 和名は、仏炎苞の形が、乗馬の際、足を載せる鐙に似ている事に例えられ、
    馬具+鐙が当時、武蔵の国で多く作られていたことに由来します
 属   名  テンナンショウ属
 原 産 地  日本、朝鮮半島
 中国
 植物分類  多年草
 樹高・草丈  30cm~60cm
 開花時期  3~5月
 花   色  暗紫色、白緑色
 花径・花序  仏炎苞長
 8cm~10cm
 花   型  仏炎苞を持つ肉穂花序
 生育場所  やや湿った林内
 花 言 葉  威厳
 撮影月日  2012.4.21
 撮影場所  宗像市 
      

下が、サトイモ科特有の肉穂花序に見られる花序を被う大形の苞で、花を包む仏炎苞です、
仏炎苞は、暗い紫色か緑白色、上部蓋の舷部は袋状に巻き込み、先端は前に突き出す格好です、
仏炎苞の上部の脇の口辺部は、長さ4~7cm、口辺部は広い耳状に張り出し、付属体は太く白い棒状です。

武蔵鐙(むさしあぶみ)(71219 byte)

仏炎苞は、灰色に暗紫色か白緑色で、筋状に隆起する紋様が特徴です。
写真は、倒木の真下から、花茎を伸ばした様子で窮屈な花姿は、気の毒にさえ思えました。

武蔵鐙(むさしあぶみ)(77518 byte)

偽茎は淡緑色で直立し、葉柄より短い為、遠目では、花部は大きな葉っぱに隠れた格好です。

武蔵鐙(むさしあぶみ)(86364 byte)

武蔵鐙(むさしあぶみ)の葉は、一枚の葉が3つの小さな葉に分かれた3出複葉の複葉で、
小葉は、3枚の卵形、小葉とは言え30cm近くの大きな葉は光沢があり、鋸歯はなく前縁、先端は鋭く尖ります、
林下に広げた光沢の葉っぱは、薄暗い林中でも良く目立ち、離れた林道からでも直ぐに見つけられます。

武蔵鐙(むさしあぶみ)(100287 byte)

撮影 コンパクトデジカメ


浦島草(ウラシマソウ)

花穂から細長いひも状の付属体を長く伸ばし、釣り糸の如く、垂れ下がるのが特徴の浦島草(うらしまそう)
この長く伸ばした釣り糸状の花姿を、浦島太郎の釣り糸に見立てたのが、名前の由来、
日本固有種の里芋科、テンナンショウ属の多年草、
北海道から九州に掛け全国に分布、山間部の湿り気のある土地を好み生えています、
しかしながら、生育地がきわめて限定的で、絶滅危惧種扱いの県も多い様です。

根際から生える葉は1~2枚、長い柄を伸ばして直立し、9~17枚の長楕円形の小葉からなる鳥足状複葉、
雌雄異株、
草丈 40cm~50cm、
開花時期 4月~5月、
花の色は暗い紫色、棒状の花を包み込む、仏炎苞を持つテンナンショウ属特有の花姿です、
葉柄の基部から偽茎を直立させ、褐色の仏炎苞に包まれた肉穂花序に花を付けます、
この偽茎は、葉柄より短い為、花は葉っぱより低い位置に咲きます、
花穂から、細長い紐状の付属体を、釣り糸の如く長く伸ばし、垂れ下がるのが特徴の花です。

浦島草(うらしまそう)(80479 byte)

撮影 デジ一


蝮草(まむしぐさ)。 2012.4.5投稿分流用。

蝮草(まむしぐさ)(110286 byte)

撮影 コンパクトデジカメ

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北さん | URL 04/21 21:37 | edit
いつも詳しい解説をありがとうございます。
「ウラシマソウ」「ムサシアブミ」粟島の林の中で良く見かけますが
どうも、この手は苦手で・・(笑)一度しか撮ったことがありません

明日の日曜日、やはり島の山に群生している
「ミツバツツジ」を紹介する予定で今記事を作成している最中ですが、
「トウゴクミツバツツジ」か「サイゴクミツバツツジ」か自信がありません。
写真もいつもの事ながらピンとも甘く、分かり難いですが
お教え頂けましたら嬉しいです。
北さん、こんばんは、
Digital_Photo 花遊悠 | URL 04/23 22:05 | edit
お久しぶりです、
粟島にお帰りのようですね、
お目出度があり留守していました、レス遅れ済みません、
北さんにも苦手があるのですね、
撮影時に、通りかかった奥さんのグループの方も、仰っていましたが、
不気味な感じがするのですかね、私が、どうも不感性なのかも知れません、
昨日はミツバツツジだったそうで、相変わらずの活躍何寄りです、
ピントが甘いのは私も同じです、
なかなか思い浮かべた様には撮れず、がっかりな出来ばかりです、
目の肥えたベテランの北さんに何時も教えられております、
GWが近いですね、楽しいGWを堪能されて下さい、
どうも有り難う御座いました。
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