この時期の香りの花の代表格、羽衣(はごろも)ジャスミンの花が終盤期を迎える頃になると、
代わって匂番茉莉(においばんまつり)が、花を咲かせ、ジャスミンの花に負けない良い香りを発散させます、
この花は、開花直後は紫色で、次第に藤色、そして日にちが数日経つに連れ、
徐々に、色が減色して、白色になる特性があります。
名前の「匂い」とは花の芳香を指し、
「番」は外国を表し、
「茉莉」はマツリカ、つまりジャスミンを指しています。
バンマツリ属には、30種ほど有りますが、中でも匂い番茉莉が、代表的品種です。
花も美しく、その芳香は、東洋のジャスミンに匹敵すると言われ、
花径 4cm程、一本の木に、紫と白の花が混在して咲き、コントラストがとても映えて見える花です。
茄子(なす)科、バンマツリ属の仲間では、大別して、蕃茉莉、大蕃茉莉、匂い蕃茉莉と有りますが、
外見で見分けるのは、なかなか至難で、おおよそ次のように記述されています。
科 名 | 茄子(なす)科 |
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属 名 | バンマツリ属 | |
原 産 地 | 南アメリカ | |
植物分類 | 常緑低木、半耐寒性 | |
樹高・草丈 | 2m~3m | |
開花時期 | 5月~8月 | |
花 色 | 紫→しだいに藤色→ 数日後に白 |
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花径・花序 | 30mm~40mm | |
花 型 | 高坏形、花冠平開 | |
生育場所 | 家庭園芸、公園 | |
花 言 葉 | 浮気な人、熱心 | |
撮影月日 | 2012.5.26 | |
撮影場所 | 宗像市 | |
花は、ナス科の花だけにイメージはありますが、特徴的なシベの存在感が遠慮っぽく見えます、
匂いは木犀科の羽衣ジャスミンと良く似て、区別つかないくらい同じ香りで、
とっても良い香りがしています、鼻を近づけるとクラクラっとする強い香りです。
花は花冠筒が長く、花冠が皿状に平開する高坏形、花冠は凡そ径4cm、
花の色は、最初は紫、次第に青っぽく、後に白くなります、花期 4月~5月、樹高 1.5m、
羽衣ジャスミンの花の終盤期頃から、匂い番茉莉の花がこれに代わり開花し、
道路を歩いていても、どこからとなくジャスミンの香りが漂って来ます。
開花間もない時期は、下の花のように紫色。
花の色は開花後、しだいに藤色、数日後に減色して白くなります、下の写真は僅かに薄く紫色が残っています。
蕾が沢山見られ、まだまだ暫くこの空気感は続きそうです。
昨年の睡蓮の花の、話題以来ですね、
クローズアップレンズを使われ始めた話、記憶しています、
何時も話題豊富で、お元気そうで何寄りです、
私の方は、更新維持が精一杯で、ご無沙汰して済みません、。
私の記事で、お役に立つことがありましたでしょうか?
何しろ素人の書く記事ですので、的外れも多いと存じます、
間違っているときは、遠慮なくご指摘下さい、
此方こそお世話になっているのに、ご丁寧なコメント有り難う御座いました、
此方こそ宜しくお願いいたします。