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Blog Community:花の写真 - 写真 | 四季の花 | COMMENT:0| edit

市内の低山、週末には取材の場所として、決まって出掛けておりますが、
マーキングしていた、幾つかの秋の草花の開花が見られます、その一つ、蔓人参(つるにんじん)
春の芽吹きの頃は直立し、30cm程度でだったのが、今や蔓は数mも伸び、下草等に絡み付き蔓を伸ばしています、
蔓人参(つるにんじん)は、低地や、山地の林の中、林の縁などに生える蔓性の多年草、
花は、桔梗科の花だけに、なかなかの美形、花冠は広い釣鐘形で特徴も共有しています、
初秋の頃、側枝の先端に短い花柄を付け、釣鐘形の花を下向きに開花させます、
花の色は、外側が淡緑色、内面は紫褐色の筋や斑が有りますが、
遠目では、林中の植物の緑に同化し、見つけにくい花です、
古くは、朝鮮人参の代わりに、この蔓人参が代用され、使われた時代があったと言われています。

蔓人参(つるにんじん)(39779 byte)

Data 特 徴 ・ Memo
 科   名  桔梗科
 (ききょう)
 属   名  ツルニンジン属
 原産分布地  日本、朝鮮半島
 中国北部
 植物分類  蔓性多年草
 樹高・草丈  蔓性 2-3m
 開花時期  9月~10月
 花   色  淡白緑色
 花径・花序  花冠
 長さ2.5~3.5cm
 花   型  広鐘形
 生育場所  山野
 花 言 葉  誠実
 撮影月日  2012.10.6
 撮影場所  宗像市 
  • 北海道~九州の山麓や平地の林の中に生える
  • 蔓は他の植物に絡みついて2-3mほどに伸びる
  • 葉はは細長い楕円形で互生、枝の先では3~4枚輪生、
    長さ3~10cmの長卵形、葉の裏面は粉白色を帯びる
  • 新葉には毛があるが、やがて無毛になる
  • 蔓や葉を傷つけると白い乳液が滲み出る
  • 花は側枝の先に下向きにつく
  • 蕾の時、萼は花弁に張り合わせたように見える
  • 花冠は長さ3.5cmほど、淡緑の広鐘形、下向きに咲く
  • 花冠は5浅裂し花弁端は反り返り、内側に紫褐色の筋や斑がある
  • 雄しべは5本で、花粉を出した後に先が3つに裂ける
  • 雌しべの柱頭は3~5裂する
  • 花冠基部には蜜源である5つの距がある
  • 萼片は5枚
  • 花弁が落下した跡に扁平な果実ができる
  • 朔果は直径2~2.5cm、実の中には、種が沢山詰まっている
  • 実が熟すと、果実の上面が裂開し、種子が散布される
  • 種子は淡褐色で薄い翼のようなヒレをつけた種で長さ約5mm
  • 地下には塊根があり、朝鮮人参に似てる
  • 和名の由来は、根が太く朝鮮人参に似て、蔓性だから
  • 別名 爺蕎(ジイソブ)、
    「ソブ」とは木曽地方の方言で「そばかす」を指す

 

9月16日の蔓人参(つるにんじん)のツボミ、萼は花弁側面に合着状態で薄緑色。

蔓人参(つるにんじん)のツボミ(37413 byte)

10月6日、今シーズンマーク中の最初の花の発見です、開花して余り時間が経っていない花のようです、
花冠も未だ完全開花しておらず、萼片が花弁壁にへばり付いている状態、
開花状態になると、花弁端もカールし萼片も平開、花冠底部には炬が見えるようになります。

蔓人参(つるにんじん)(61024 byte)

下3枚、大部開花している花の様です、花冠の先端もカールし、萼片も開き気味、炬も見えています。

蔓人参(つるにんじん)(42963 byte)

蔓人参(つるにんじん)(35309 byte)

蔓人参(つるにんじん)(46613 byte)

花は長さ3.5cmほど、花冠は淡緑の広鐘形、内側には紫褐色の斑点、筋が入り、外側は白緑色、
雄しべは5本、雌しべ1本、柱頭は3~5裂し、子房には白毛が生えています。

蔓人参(つるにんじん)(45096 byte)

下は、柱頭が未成熟な花で、雄しべだけが機能している状態の花、
この花は、桔梗科の花に共通した、雄蕊先熟花 (ゆうずいせんじゅくか)と呼ばれる花です、
花は、不都合な自花授粉を避ける為、
雄しべ、雌しべの、シベの成長過程にタイムラグを持たせて成長いたします、
まず、雄しべが先に成長し、成熟した花粉を他の花に供給し終わり、役目を果たした雄しべは枯れていきます、
雌しべはこの状態迄は、授粉能力は持っていません。

蔓人参(つるにんじん)(51134 byte)

下は、雄しべが枯れた後の雌しべが生長した花です、
雄しべの機能が停止すると、遅れて、雌しべが成熟を始め、授粉が可能なまでに、雌しべを成熟させます、
この過程で柱頭は3~5裂平開し、他の花からの花粉を、授粉出来る能力を持つ様になります、
自分以外の遺伝子を取り込もうする、種の保存の一つで、これは桔梗科の花に共通する特徴です。

蔓人参(つるにんじん)(55712 byte)

下は、授粉が終了後、花弁が落下した未成熟の朔果で、
花弁が落下した跡に、写真のような扁平な朔果ができます、直径2~2.5cm、中には種が沢山詰まっています、
種子は淡褐色で、薄い翼のようなヒレをつけた種で、長さ約5mm、
実が熟すと、果実の上面が裂開し、種子が散布されます。

蔓人参(つるにんじん)(39950 byte)

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