登山道林縁の藪の中に、藤(ふじ)の花が花穂を伸ばしており、山藤(やまふじ)の様です、
山藤(やまふじ)は、豆科、フジ属の蔓性落葉木本、
山野に生える山藤(やまふじ)と、一般に見かける野田藤(のだふじ)が有り、
山藤(やまふじ)は、蔓が左巻き、小葉は 11枚、
野田藤(のだふじ)は、蔓が右巻きで、小葉の数は多く、11 ~19枚と違いがあります、
一般に藤棚で見掛ける藤の花は、野田藤(のだふじ)で、花房は1mを越す場合も珍しくありません、
この山藤は、野田藤ほど長く垂れ下がらず、写真の花房で手のひら一杯に広げたほどで、22~3cm程です、
多分長く垂れ下がってても、精々30cmくらいではないかと見えます、
GWの前後に掛け、各地の藤棚の藤の花が満開を迎えつつありますが、山野で見かける山藤もお奨めです。
山藤の花は、一般の野田藤に比べても大きな違いはなく、僅かに大柄な感じで類似しています、
花房は長く垂れ下がる感じはなく、丸っこく、モコモコした感じです。
下は、溜め池湖畔で撮った山藤の花。