近所のアルミサッシ加工工場の、隣の空き地の畑に、更紗空木の白い花が目立ち、撮影に立ち寄った折り、
木陰に、雪の下の群落を見つけ、撮ってきました。
和風庭園に、お似合いの代表的な雪の下です。
初夏に白い花を咲かせ、可憐な風情を漂わせます。
花は一見地味ですが、良く見ると、その花姿は、メルヘンチックでユニークな花姿です。
この初夏の時期に雪の下?と、思い名前の由来を調べてみました、
葉の上に白い花が咲くのを雪にみえたことから、
冬に雪の下にあっても葉が枯れないところからユキノシタといわれた、
と、名前の由来も諸説有るようで、色々の書かれ方がされており、名前の由来を知るだけで結構楽しいです。
かっては、この雪の下の葉を揉んで、切り傷などの貼り薬にしていた様で、
フラボノイド、カリウム、タンニン、精油などを含有している事から、生薬として利用されたり、
葉から抽出した成分で、化粧水、スキンケアーに利用される記事が目に留まります。
思いの外、民間薬としての利用がされているのに驚きです。
科 名 | 雪の下(ゆきのした)科 |
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属 名 | ユキノシタ属 | |
原 産 地 | 日本(本州以西)、 朝鮮半島、中国 |
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植物分類 | 半常緑性宿根草 | |
開花時期 | 5月?6月 | |
樹高・草丈 | 20cm?50cm | |
花序・花径 | 凡そ 30mm | |
花 色 | 白 | |
花 言 葉 | 愛情、好感、切実な愛情 軽口、無駄 |
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撮影月日 | 2009.5.24 | |
撮影場所 | 宗像市内 |
下は、八所宮境内、本殿横の池の周辺で群生している雪ノ下、
花茎は細長く、短い赤褐色の腺毛を持ち、白色の小花を沢山付けます。
葉は、根生し長い花柄、腎円形で縁が浅く裂け、暗緑色で脈に沿って白い斑が入っっています。
下は、以前撮影した大文字草です、花の形が雪の下にそっくり、まさに、同族の花ですね。
綺麗で、可愛い花ですね。へ~。生薬として
使われてた。勉強になりました。
私は、初めて見ました、今度、植物園に無いか?
探してみます。